皆さんの家のフローリングはピカピカですか?
くもりがなく光沢のあるフローリングは気持ちが良く、掃除もしやすいと思います。
しかし日々過ごしていく中でツヤが失われたり傷が付いてしまったりするので、定期的にワックスがけを行いお手入れをしなくちゃいけません。
「フローリングのワックスがけって自分で出来るの?」
「ワックスがけをしたいけど正しい手順が分からない!」
ワックスがけは毎日やるものではありませんが、いざやろうと思った時に何をどうすればいいのか分からない人も多くいると思います。
そんなワックスがけ初心者の皆さんに、今回は手順や効果、おすすめ商品などを徹底解説していきたいと思います!
フローリングワックスの効果とは?
時代が進むにつれて、家の大半をフローリングで占めているというお宅も増えてきたと思います。
フローリングは家族みんながよく過ごす場所であるが故に汚れやすい場所でもありますよね。
だからこそワックスがけが必要なんです!
そもそもワックスとは何かというと、フローリングの床を保護するコーティング剤のことです。
では床をコーティングすることによってどのような効果が得られるのでしょうか?解説していきましょう!
4つの効果
フローリングにワックスをかけることによって4つの効果があるんです!
- 傷が付きにくくなる
- ツヤが出て見た目が良くなる
- 掃除が楽になる
- 滑り止めにもなる
ワックスがけをすると床を保護してくれるので傷が付きにくくなるのはもちろんのこと、ツヤや光沢が出て見た目も良くなります。
フローリングには溝や細かな凸凹がありますが、ワックスの膜でフラットになりゴミが溜まるのを防ぎ掃除がしやすい状態になるんです!
また、お年寄りやペットがいるご家庭では“滑り止めワックス”を使うことによって滑る心配がなく安心して過ごせますよ(^^)
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デメリット
ワックスがけによって良い効果が得られる反面、デメリットも存在します。
- 水や油や熱に弱い
- 数か月ごとの塗り替えが必要
ほとんどのワックスは耐水性・耐油性が劣り、特にアルカリ系の洗剤やシンナーなどの溶剤に弱いです。
水道水だとしても長時間放っておくと白く変質してしまうものがほとんどなのです。
また、時間経過や摩擦によってワックスは徐々に光沢が失われてしまいます。
そのため光沢を保つには数か月ごとの塗り替えが必要になります。
ワックス初心者さんは要チェック!
塗り方や乾燥時間など、初めてワックスがけをする方にとっては分からないことだらけですよね。
難しいように感じますが使い勝手の良いワックスを選べば誰でも手軽にワックスがけができちゃうんです!
また、家のフローリングが実際ワックスがけが必要かどうか最初に確認することも必要ですよ!
フローリングの種類
ワックスがけを行う前に、自宅のフローリングの種類を確認しましょう。
なぜならフローリングの種類によってはワックスがけが必要ではない場合があるんです!
- 複合フローリング
- 単層(無垢材)フローリング
- シートフローリング
シートフローリングはワックスがけをして長持ちさせるよりも、傷などが付いてしまったらシート自体を貼り替えた方が良いです。
言わば「使い捨て」の建材なのでワックスがけが不要なのです。
このようにフローリングの種類によってもワックスがけが必要かどうかが分かるのであらかじめ確認をして、無駄のないようにしましょう!
ワックスの種類
フローリングワックスは、床材の種類や仕上げ方法によって適したワックスの種類が違います。
なのでワックスを選ぶ前に必ず自宅の床材を確認しておきましょう!
- 一般的なフローリング…樹脂ワックス
- 白木の床…白木専用のワックス
- 無垢材や油加工が施された床…油性ワックス
また、選ぶのが難しいという方にはほとんどの床に対応できる「万能タイプ」のワックスがおすすめです。
万能タイプのワックスでも使えない床材があるので、必ず取扱説明書を事前に読んでお使い下さい。
ワックスのタイプ
ワックスには大きく分けて3つのタイプがあります。
- シートタイプ
- スプレータイプ
- 液体タイプ
それぞれについて特徴をまとめるとこうなります↓
- フローリングワイパーに取り付け可能
- 床の汚れ落としと同時にワックスがけが出来る
- 乾燥までの待ち時間が短い
- 持続期間は短め
手持ちのフローリングワイパーに取り付け出来て、いつものお掃除感覚でワックスがけが出来るのは初心者さんにはありがたいですよね!
乾くまでの時間も短く簡単に出来る分、持続性はあまりありません。
しかし手軽にワックスがけが出来るので、普段忙しくフローリングのお手入れに時間が掛けられない方におすすめです!
- ピンポイントに狙って使える
- 床の汚れ落としと同時にワックスがけが出来る
- 乾燥までの待ち時間が短い
ツヤ出ししたい部分にピンポイントで使えるのがスプレータイプの特徴。ツヤがなくなった気になる所もシュシュっとスプレーして均一にのばすだけでピカピカの仕上がりです。
シートタイプと同様、お掃除感覚で汚れを落としながらワックスがけできるので手軽に使えて便利です♪
- しっかりとしたコーティング効果
- 乾燥まで時間がかかる
- 持続期間が長い
本格的にワックスがけをしたい方には液体タイプがおすすめ!
シートタイプやスプレータイプと比べると、やり方に少しコツがいりますが難しいことでもありません。
乾くまでの時間が多少かかりますが、しっかりとしたコーティング効果で持続期間も最長2年など持ちが良いのが特徴です。
フローリングワックスの手順
ではここからはフローリングのワックスがけの手順を説明していきたいと思います!
タイプごとに少しだけやり方が変わってくるので、分けて解説していきますね(^^)
ワックスをかける前にすること
実はワックスをかける前に必ずやっておくことがあります。それはフローリングの掃除です(^^)
これをやるのとやらないのとでは仕上がりが違いますよ!
ワックスがけの前に…
シートタイプのワックスがけ手順
掃除を行った後、シートタイプはこのように進めましょう。
- 手持ちのフローリングワイパーにシートを取り付ける
- フローリングの木目に沿って優しく塗り広げる
- 乾くまで10分程度待つ
シートタイプは初めからシートにワックスが浸み込んでいるので、塗り始める場所でシートを広げて取り付けた方が効率良く行えます。
また、ワックスを掛けた場所を踏まないよう部屋の奥側から始めるのがポイントです!
こちらの動画でテンポ良く説明されているので参考にご覧ください♪↓
スプレータイプのワックスがけ手順
お次はスプレータイプですが、こちらも使い方はとっても簡単!
- ツヤを出したい気になる所にスプレーする
- 雑巾やモップでムラなく塗り広げる
- 乾くまで5分~10分程度待つ
スプレータイプもシートタイプと同様、乾くまでの時間が短くて良いですよね♪
ポイントは塗り広げる際にゴシゴシしないこと!そうしないとムラができる原因になりますよ!
液体タイプのワックスがけ手順
最後にしっかりコーティングの液体タイプです。
- 数回に分けて行う場合はマスキングテープや養生テープで区切りを付けておく
- ワイパーを使う場合、先にシートをセットしておく
- 液を直接床にたらさず専用のトレイやバケツなどの容器に入れる
- シートまたは布に液を染み込ませる
- フローリングの目に沿って一定方向に優しく塗り広げる
- 最低でも30分は乾燥させる
説明をパッと見ただけでは難しそうに感じるかもしれませんが、実際にやってみると簡単です(^^♪
初めてのワックスの際は塗り終えて乾燥させた後2度塗りをすると、更にツヤが出てキレイな仕上がりになりますよ!
液体タイプのワックス手順が分かりやすいこちらの動画もご覧ください↓
ワックスがけの注意点
ワックスを掛ける際、気を付けて欲しい点があります。
- 天気に気を付ける
- 賃貸の場合は要確認
- 2~3年に一度は剥離しよう
意外と気にかけてない部分かもしれませんが、ワックスがけは天気の良い日に行いましょう!
なぜなら湿気の高い日はワックスが乾きにくく、風の強い日はホコリが入ってワックスの上に落ちる心配があるからです。
また賃貸にお住いの方も注意が必要です。勝手にワックスがけを行うと退去時に原状回復の為の請求をされる可能性があります。
ほとんどのワックスは半年に一度上塗りすることが推奨されていますが、塗り重ねるごとにゴミや汚れが入り込んで全体が黒っぽくなってしまいます。
そのため2~3年に一度、古くなったワックスの膜を剥がし新しく塗り替えましょう!
自身で剥離することも可能ではありますがなかなかの重労働で、床にダメージを与えてしまう可能性もあるのでプロの業者に頼むことをおすすめします(^^;)
おすすめワックス9選
さてここからはおすすめしたいワックスの商品をご紹介していきたいと思います!
リンレイ つやピカ ワックスシート
フローリングワイパーでいつものお掃除しながら手軽にツヤが手に入ります!
乾燥までの時間が3分と短いので忙しく時間のない方にピッタリですね(^^♪
持続期間は1ヵ月と短めですが、こまめにワックスがけをしたいキレイ好きな方におすすめです!
AURO フローリングワックスシート
天然由来のワックス成分や重曹ベースのクリーニング成分のみを使用し、石油原料や界面活性剤が一切使われていないため、全木材に対応可能なワックスシート。
床だけでなく木製の手すりや家具の艶出しにもオールマイティに使えて便利です。
小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心な成分のシートで掃除ついでにピカピカにしましょう♪
リンレイ オールワックスシート
たっぷりワックス液が浸透した三層構造の特殊シートは程よい厚みがあるので、初心者の方にもムラなく塗り広げられキレイに仕上げられます。
塗布後約10分程度で乾燥するのも嬉しいポイントで、効果は4ヵ月持続します。
シートで本格的な効果が得られるので、忙しいけど手軽にツヤを出したい方におすすめです!!
リンレイ フローリング用つやピカワックス
ワックス専用に開発されたノズルで、周りに飛び散らさないスポット噴出が可能なスプレー。
フローリングにシュシュっとスプレーして塗り広げるだけなので初めて扱う方でもとても簡単に使えます♪
約5分で乾く速乾タイプで、仕上がりは名前の通りつやピカ!効果も約3か月間続きますよ(^^)
AURO フローリングワックススプレー
シートタイプと同様、100%天然の原料を使用したフローリングワックススプレーです。
オレンジオイルが配合されているので香りはオレンジのようなほのかな甘い香りで、ワックス特有の強いにおいがしないのが嬉しいポイントです!
ピカピカというよりもマットな質感でツヤツヤさらさらに仕上がるので、自然な光沢を出したい方におすすめです!
AURO 天然床ワックス
AUROシリーズ3つ目のご紹介です(^^)
天然成分100%なので幼稚園や保育園でも使用されているという天然床ワックス。希釈タイプだからとても経済的です。
静電気抑制効果でホコリの吸着を防ぐ為、お掃除も楽になりますよ♪
一般的なフローリングや無垢材以外にも、あらゆるタイプの木材表面に使用できます!
リンレイ オール
フローリング床やビニール床、クッションフロアなど様々な床に使える万能タイプの樹脂ワックスです。
ツヤが出るだけではなく、床に直接汚れが吸着するのを防ぎ、更に家具などを引きずった際にフローリングに傷が付くのを防いでくれます!
コスパも良く、6か月間効果が持続します。塗布後の空拭きも不要なので手間が掛からない点でも多くの人から支持されています(^^)
ラグロン フローリング用樹脂ワックス ウッディブライト
床材の美しさを損なわずにフローリングの汚れや傷を防ぎツヤ出しが出来るワックスです。
特殊ポリマーが入っているので滑りにくく耐水性、耐久性という性能にも優れていますよ(^^)
ウレタン樹脂配合でツヤは約6か月、保護作用は約2年間効果が持続します!
リンレイ ウルトラタフコート
アクリルとウレタンの2種類の樹脂からなるハイブリット式のワックスです。
耐久ポリマーコーティング剤が床に強固な被膜を形成し、リンレイのワックスラインナップで最も長い耐久性を実現!
約2年間もの間ワックス効果が持続し耐久性に優れている頼もしいフローリングワックスです!
まとめ
- ワックスの効果には「傷付きにくくなる・見た目が良い・掃除が楽・滑り止め」の4つの効果がある
- ワックスのデメリットは「水や油に弱い・数か月ごとの塗り替えが必要」
- ワックス初心者はフローリングやワックスの種類を確認しておくとよい
- ワックスのタイプには「シートタイプ・スプレータイプ・液体タイプ」がある
- ワックスがけの前には必ずフローリング掃除をする
- ワックスがけの手順はどのタイプも難しいことはなく手軽にできる
フローリングのワックスがけは手間がかかり大変そうなイメージがありましたが、初めての人でも簡単にできることが分りました。
いつものお掃除ついでにワックスがけしたり、本格的なコーティングをフローリングワイパーを使ってできたりと、手軽にワックスがけって出来ちゃうんですね!
ワックス後のピカピカツヤツヤのフローリングでお掃除も楽にしちゃいましょう(^^♪
フローリング掃除に関する記事ならこちらもぜひご覧ください↓↓
ワックスがけをしたピカピカなフローリングはお掃除も楽になるんです!
そんなに難しいことはありませんが注意点などもお伝えするので、是非最後まで読んでくださいね(^^♪