一人暮らしの方やマンション住まいの方なんかは、掃除機を持たない方も結構多いようです。
モップやワイパーをかけるだけでもフローリングはキレイに保てるのでしょうか?
「掃除機を置いたらスペースをとるから手放したい。モップがけだけでもいいわよね?」
「本棚を置いてる床部分だけが黒ずんでしまった。今後のためになにか対策方法があったら知りたいな。」
フローリングの床って知らない間に汚れていたりしますよね?
足裏が直接つくところなので皮脂よごれもつきやすく、知らないうちに汚れが取れにくくなっています。
正しいフローリング掃除の方法とはいったいどういったものなのでしょうか?
モップがけのみでもキレイに保てるのでしょうか?
目次
毎日のお手入れ
わたしは賃貸マンションに住んでいたころ水分を放っておいて床材がはがれてしまい、原状回復費用を請求された経験があるんです。
そうならないためにもフローリングはキレイに保つ方法を知っておいた方がいいですよね?
キレイにしておけば無駄な費用を払わなくて済みます。
キレイにしておけば急な来客でも慌てることはありません。
そして、キレイにしておけば毎日をすがすがしい気持ちで過ごせます。
特にフローリングは毎日踏み入れる場所です。
素足で歩いたりゴロゴロと寝ころんだりして汗や皮脂で結構よごれが付いていたりします。
掃除機だけでお掃除終了!なんてことはないでしょうか?
ここでは毎日の正しいおそうじの仕方をご紹介していきますね。
1.フロアワイパーで乾拭きをする
まずは乾いたワイパーやモップなどで乾拭きをしておきましょう。
掃除機を持っている方ですと、まずは掃除機をかけたくなりますがちょっと待ってくださいね。
ある程度のホコリやチリを取りのぞいておかないと、掃除機をかけたときにホコリが舞い散ってしまいます。
なのでまずは乾拭きをすることから始めましょう。
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2.掃除機をかけてホコリを吸いとる
つぎに掃除機をかけていきます。
掃除機をかける際にもポイントがありますよ。
- フローリングの溝の目地に沿ってかける
- 掃除機はゆっくりと動かす
- 壁際はすきまノズルを使用する
乾拭きで取りきれなかったホコリやチリなどを掃除機で重点的に吸いとるようなつもりで目地にそってかけていきます。
その際、掃除機をはやく動かさずにゆっくりとかけるのがコツです。
はやく動かしてしまうとゴミを吸い逃してしまうことがあります。
また、壁際はホコリがたまりやすいのですきまノズルを使ってていねいにかけてくださいね。
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3.水拭きをする
フローリングには皮脂よごれや飲みこぼしなどの汚れが意外とついていたりします。
なのでやはり水拭きは欠かせません。
ただし、フローリングの板材は水分に結構弱いので基本的には日ごろの乾拭きで十分です。
水拭きの頻度は2週間~1か月に1回程度を目安にしてくださいね。
コツは固めに絞ったぞうきんを使用することです。
水分が残ってしまうと、傷みの原因になりひび割れやそり、変色することもあるので注意しましょう。
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掃除機をもたない暮らし
水拭きもしているのならば、フローリング掃除は掃除機がなくてもまったく問題はありません。
しかし掃除機がないとモップがけで集めたホコリや髪の毛の処理に困るんですよね。
それらのゴミを集めるにはどのような方法があるのでしょうか?
わたしのおすすめはこちらの2つです。
- ウェットティッシュでかき集めて捨てる
- ちりとりでかき集めて捨てる
以下でくわしくご紹介していきますね。
ウェットティッシュでかき集めて捨てる
かき集めるのにぞうきんを使うかたも多いのではないでしょうか?
ぞうきんだと、そのあとに洗って干して…、と手間がかかるんですよね?
また、洗う際に洗面所にゴミがはいって詰まってしまったりとその後も面倒だったりします。
なので私のおすすめはウエットティッシュでかき集めるという方法です。
ウェットティッシュなら最後にポイっと捨てるだけ、手間なし簡単です。
ちりとりでかき集めて捨てる
最後にほうきとちりとりを使って集める方法もありますね。
ちいさなワンルームなら小さいほうきとちりとりで済みますが、そうでないなら結構大変なのではないでしょうか?
ペットを飼っていらっしゃるご家庭なんかでは集めるのも一苦労です。
それに、いちいちしゃがまないといけないのもしんどいです。
わたしは結構せっかちなので、しゃがむ時間がもったいないと思うほうです。
そしてただでさえ掃除で動いているのにさらにしゃがむって運動量おおいんですよ。
しゃがまずに立ったままの状態で自動で大量のゴミを処理してくれるものがあったらいいですね。
そんな便利さでわたしのおすすめするのがこちらの電気ちりとりです。
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吸引部分にフロアワイパーを押し込むと「ブイーン」と音がして集めたごみを吸いとってくれるすぐれものです。
お手入れも簡単で、専用のごみのパックを入れ替えるだけなので手をよごさずに済みますね。
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サイズもコンパクトなので置き場所にも困りません。
上にはワイパーをそのまま立てて置いておけますよ。
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コンパクトでもちゃんと仕事をしてくれて頼もしいです。ペットの抜け毛が気になっても、いちいち掃除機を出す必要が無くありがたいです。ありがとうございました。
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年に一回のワックスがけ
フローリングをさらにキレイに保つ方法として半年~1年に1回程度のワックスがけをおすすめします。
ワックスはフローリングに薄い樹脂膜を張ってくれるので傷や汚れを防いでくれるんですよ。
ツヤ出し効果のあるものや速乾のあるワックスなども販売されているので、ご自身に合ったものをうまく選んでくださいね。
- 賃貸にお住いのかたは、ワックスがけをする際には管理会社や大家さんに許可をとるのを忘れないようにしましょう。
- その際、床材の種類を確認してワックスを選びましょう。
- 許可を得た日にちやその担当者の名前をメモしておくと、退去の際に原状回復などのトラブルがあっても安心です。
ワックスをかける際にもいくつか注意点がありますよ↓↓↓
- 天気が良くて湿度の低い日を選ぶ。
- 半日以上かかることもあるので時間に余裕をもって取り掛かる。
- 完全に乾くまではフローリング上を歩かない。
また、ワックスが手につかないように手袋もしたほうがいいですね。
ワックスのかけ方を以下にまとめています↓↓↓
- 乾拭き→掃除機がけ→水拭き→乾拭きの手順でフローリング表面をキレイにしておく
- ワックスを木目にそってムラなくぬる
- 自然に乾くまで待つ
ワックスがけについて詳しくはこちらの記事も参考になりますよ↓↓↓
フローリングを綺麗に保つため気を付けること
フローリングをキレイに保つためにはお掃除やお手入れは欠かせません。
しかし、思いもかけないことで色あせてしまったり黒ずんでいることはないでしょうか?
水分を放っておいたり日光で日焼けしたりなど部分的に傷んでしまうこともあります。
以下の点を常日ごろから気を付けておくとといいですよ。
- メラミンスポンジを使用しない
- 家具などを置く際には下になにか敷いておく
- 観葉植物やキッチンなどの水気のでるところに注意する
- 日焼けを予防をする
以下でくわしく見ていきましょう。
メラミンスポンジを使用しない
メラミンスポンジは汚れがとてもよく取れるすぐれものです。
しかし、サンドペーパーやクレンザーなどと同じく研磨剤と同じようなものなんです。
ワックスが剥がれて傷が入ってしまったり、白っぽくなったりしてフローリングがいたんでしまいます。
なので、メラミンスポンジではこすらないように注意しましょう。
ワックス剥離剤で古いワックスをはがしてからワックスを新しく塗り直すとキレイになります。
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重い物を長期間置く場合は置き板を敷く
タンスや本棚などの重みのあるものを長い期間置いておく際にも注意が必要です。
マットやフェルトなどをしいてその上から置くようにしておきましょう。
負荷を分散させられるのでフローリングの凹みや傷を防止できますよ。
観葉植物や水回り・窓際などの水気に注意
洗面所の床がはがれたりキッチン部分が黒ずんできたりすることはないですか?
そんな水分が付きやすい箇所には以下のような対処方法がおススメです。
- キッチンや洗面所などの水分が飛び散りやすい床にはマットなどを敷いておく
- 観葉植物などの植木鉢の下にはランチョンマットやクッションマットを敷く
- 窓際の結露予防にシートやテープなどを窓にはっておく
床板はやはり水分が天敵です。
ぬれたらすぐにふき取るのが一番ですが、家族がおおかったり忙しいとなかなか気づかないこともあります。
なので、前もってこういったものでなにか対策をしておきましょう。
日焼け予防をする
フローリングは日焼けをして色あせてしまうこともあります。
家具などが置いてあるとその部位だけが色あせてしまいフローリングに色ムラができることもあります。
なので予防するためには遮光カーテンをしておきましょう。
直射日光を防げるのでフローリングを傷みから守ってくれますよ。
まとめ
- フローリングのお掃除は、乾拭き→掃除機→水拭きの順番でかけるのが正しい。
- モップがけで集めたゴミはウェットティッシュで集める方法とちりとりで集める方法がおすすめ。電気ちりとりも便利でいい。
- 年に1回はワックスがけをしてフローリングを保護するとキズやよごれが付きにくい。
- フローリングをキレイに保つにはメラミンスポンジを使わない、水分に気を付ける、日焼け予防をするなどの方法がある。
フローリングのお掃除方法にもただしいやり方があるんですね。
掃除機を持たないかたもモップがけ+水拭きで十分キレイを保つことができます。
新品同様にはキレイを保てないかもしれません。
しかし、常日頃からフローリングをお手入れしておくことで毎日を心地よく過ごせますしいらない心配をしなくて済みます。
さっそく今からフローリングをいたわってあげてはどうでしょうか?
今回はフローリングをキレイに保つための正しいおそうじの仕方をご紹介します。
フローリングをキレイに保つための注意点などもまとめていますよ。