ふと窓枠を見ると「真っ黒いカビがびっしり!!」なんてご経験はありませんか?
私も雑巾などでいくらこすってもびくともしないカビたちにどう太刀打ちしたらよいかと悩んでいました。
年中発生するこのカビは梅雨など特に雨の多い時期に拍車がかかったように広がっていくまさに厄介者ですよね…
実はそんなカビには重曹とクエン酸を使ったお掃除が効果的なことを知っていましたか?
今回は重曹を使った掃除方法とカビ対策について説明していきます。
目次
窓枠の場所別の掃除方法
窓枠を掃除する場合、サッシとゴムパッキンの部分に分けられます。
素材が違うので、掃除方法をわけてご紹介します。
サッシのお掃除方法
サッシの掃除はこの3つの工程で完結します。
- いらなくなった歯ブラシ
- 水
- 掃除機
- 雑巾
- サンの溝にたまった汚れを歯ブラシでこする
- 出てきた泥などの汚れを掃除機で吸いとる
- 雑巾を水に濡らして拭き取る
サッシの掃除のときは最初から水で濡らさないようにしてください。いきなり水で濡らすと泥などが張り付いて取りにくくなってしまいます!
きちんと掃除機で汚れを吸い取り終わってから取り切れてない小さな汚れを雑巾でふき取るイメージです。
窓のサッシもピカピカ(^^)歯ブラシと、古着で作った雑巾でヽ(^o^)丿引き渡しみたい pic.twitter.com/WMow1ouLbK
— kumi (@smile9899) September 1, 2013
ここで注意ですが重曹とお酢を使ったお掃除方法がよく紹介されていますがお酢はカビを育てる「栄養」になってしまうので使ってはいけません。
サッシは定規にタオルを巻いてふく
— faith03 (@faith03172) November 7, 2018
ゴムパッキンのお掃除方法
窓枠掃除の一番の難所であるゴムパッキンのお掃除方法について説明していきます。
- クエン酸(小さじ1)
- 水(200ml)
- スプレーボトル
- 重曹
- 雑巾
- 古くなった歯ブラシ
- まずはクエン酸と水をスプレーボトルに入れて混ぜ、クエン酸スプレーを作る。
- ゴムパッキンにクエン酸スプレーを振りかけ、重曹を乗せた後、更にクエン酸スプレーを振りかける。
- 一時間ほど放置した後に雑巾で拭き取る。
- 汚れが残っている部分を歯ブラシでこする。
※クエン酸や水や重曹はお掃除する窓枠の量に合わせて調節をしてください。
クエン酸スプレーは水200mlに対して小さじ1の分量ですので、水400mlであれば小さじ2といった具合です。
クエン酸には汚れをはがす力があり、重曹には汚れを中和して分解する力があります。この二つの力を使ってゴムパッキンをキレイにしていきます。
電気ケトルに水とクエン酸入れて沸騰させてケトル内の清掃終了。
んで、窓サッシとか玄関に重曹撒いてさっきのクエン酸のお湯をかけて軽くこすってサッシと玄関の掃除終わり!
クエン酸と重曹がシュワシュワーってなって、キレイにしてる感がとても良い♪ pic.twitter.com/eKb5TGd23U— 楠本稔樹(くすもととしき) (@tibitango1990) December 27, 2017
さらに重曹は柔らかい粒子なので研磨した際、窓枠や壁を傷つける前に小さくなって解けるので安心してお掃除ができますね。
それでも汚れが落ちないときは
上記の方法を試しても、「なかなか汚れが落ちない…」「ゴムの奥深くまでカビが侵食しちゃってる…」などの場合もあるかもしれません。
そんな時は塩素系の漂白剤を使ってみたり、それでもダメなら業者を呼ぶのも手です。
カビはそのままにすると繁殖してたくさんの胞子を出します。
この胞子はアレルギー性肺炎や喘息などの呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があります。
小さいお子様がいらっしゃるご家庭などは特に気を使いお掃除をすることをお勧めします!
カビを発生させないためには
そもそもカビを発生させないキレイな窓を維持するためにはどうしたらよいのでしょうか?
カビは日常の至る所に存在します。例えばトイレや浴室などの水回りやクローゼットなどの収納家具にも…
これらは触れたくないと思っていても防ぐことはとっても難しいですよね。
ですのでここからは「カビが発生する原因って何?」「カビを予防する普段のお手入れ」について説明していきます。
カビの原因
カビが発生する原因は「酸素」「水分」「温度」「栄養」の4つです。
とは言っても家から酸素を取り去ることはできないので、3つの原因を見て対策を考えます。
まず「水分」と「温度」ですが、カビの大部分は65%以上の湿度で活動をはじめます。
特にゴムパッキンに発生しやすい黒カビは湿度80%以上で、気温20~30℃が最適な環境です。一年間通して家の室温は20℃位になりますし、寒い日に暖房をつけているとすぐに窓が結露しちゃいますよね?
残るは「栄養」ですが、カビはホコリや髪の毛を栄養として繁殖します。
普段のお手入れ
カビの原因の中で一番対策が取れるものは「水分」です。カビは湿度が60%以下になると活動が難しくなるので換気をこまめに行い乾燥させることが大事です。
また梅雨時期や冬など窓が開けられない場合に結露が起こってしまうのは仕方がありません。そんな時はできる限り雑巾などでふき取りをしましょう。カビの「栄養」となるゴミも一掃することができるので一石二鳥です。
毎日の拭き掃除は少し面倒くさいですが、習慣にしてしまえばカビを発生させる確立をグッと落とすことができます!
また週に一度くらいの頻度でゴムパッキンにエタノールを振りかけることで発生して間もないカビ菌自体を殺菌することができます。ぜひ活用してみてください。
いきなりライフハックですが、無水エタノールの原液で窓のゴムパッキンを拭いておくと、半年から1年はカビてこなくていいです。
(風呂など常に湿度が高いところはワンシーズンです)※個人の感想— 耳飾 デカ美 (@mimidekami) February 24, 2020
まとめ
- 窓のサッシはお家にある「歯ブラシ」「掃除機」「雑巾」で簡単にお掃除できる
- ゴムパッキンにはクエン酸+重曹が効果的
- ゴムパッキンの奥深くまで侵食したカビには業者に掃除してもらうことが理想
- カビの原因は「酸素」「水分」「温度」「栄養」の4つ
- 普段からこまめな換気や雑巾で拭き取りを行うことが予防につながる
- 発生したばかりの菌にはエタノールが効果的なため、週一ペースで振るのが理想
いかがでしたか?今回は窓枠のサッシや重曹を使ったゴムパッキンのお掃除方法について説明しました。
窓はとてもカビが発生しやすい場所ですが、いくつもあるのでお掃除は大変になってきます。私自身めんどくさがりなので今回は一気にお掃除をできる方法をご紹介しました。
少しでも参考になる部分がありましたら、ぜひ試してみてください。
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