片付けが行き届いているお部屋って素敵ですよね。
探し物もすぐ見つかるし、お友達も気軽に呼べちゃう。
でもいざ片付けようと思っても、ごちゃごちゃしている部屋の何からやればいいかわからないことってありませんか。
今回は、片付け上手になるためのコツと片付けの方法をご紹介します。
目次
部屋の片づけをする前に…
片づけのコツをいくつかおさえるだけで、誰でも簡単に片付け上手になれます。
まずは部屋の「お片付けルール」を決めよう
まずは、基準となるお片付けルールを自分の中で設定しましょう。
- 適正量
家族のライフスタイルにあわせて、ものの持つべき量を決めます。
春服はトップスとスカートが10枚ずつでカーディガンが5枚、雑誌は最新号を1冊だけにする、というように目安を設定します。 - 使用期限
食品や医薬品などのように、ものにも使用期限を設定しましょう。
これくらい使わなかったら処分する、という目安です。1年を目安にするのがおすすめです。
モノを仕分ける
片付けをする前に新しい収納用品を買う方もいますが、まずは何をどれくらい持っているのか目でみて確認することからはじめます。
棚などから出したものが汚れないように、新聞紙やレジャーシートを用意すると良いでしょう。
- ゴミ袋
- 新聞紙やレジャーシート
部屋の片付けは何から?片付け3ステップ紹介!
片付けをする時に、何からすれば良いのかさえも分からないことがあると思います。
ご紹介するステップで片付けをしていけば、段々とお部屋がきれいになっていくと思います!
どの場所のお片付けであっても、基本はこの3ステップです。
ステップ1:出す
片付ける範囲を決めます。
そうしたら新聞紙やレジャーシートなどの上に片付ける範囲内にあるものを全部出します。
明らかにゴミと分かるものはこの時点でゴミ袋へ。
ステップ2:分ける
ものを出しながら使用頻度で分けて置いていきます。
例えば右側は毎日使うもの、真ん中はたまに使うもの、左側は1年以上使っていないもの、といった具合にです。
ステップ3:収納する・捨てる
先ほどの使用期限ルールにそって、期限より長く使ってないものは収納しません。
また、適正量をオーバーしないようにしましょう。
収納しなかったものは捨てます。
しかし、長く使っていないけれど大切なもの、捨てることに抵抗があるものは無理に捨てなくて大丈夫です。
どうすれば部屋が散らからない?収納のコツ
では、捨てないでとっておくと決めたものはどのように収納すればよいでしょうか?
収納のコツを5つご紹介します。
よく使うものは取り出しやすい高さに
よく使うものは目線からウエスト位までの高さにしまいます。
その次に使うものは少しかがんで出し入れする場所。
あまり使わないものは頭より上の場所へ。
動線上にはものを置けないようにする
玄関など、人の動線が集中する場所にものが置きやすい高さの収納を作ると散らかりやすくなります。
あえて置きにくくすることで回避できます。
アクション(手間)の数を減らす
片付ける際の手間が多いと面倒に感じ、出しっぱなしの原因に。
よく使うものは出し入れしやすいよう収納します。
グループで収納する
なにかの作業をする時に必要なもの一式をまとめて収納しておきます。
そうすると、あちこちからものを持ってくる手間が省けます。
お風呂の掃除用品であれば、洗剤、スポンジ、手袋、細かい部分をこすためのブラシをまとめて収納しておく、といった感じです。
ラベルや写真を使って管理する
誰が見てもそこに何があるかわかるようになります。複数人が使うものに貼ると効果的です。
中身の見えない収納に入れる際は写真をラベルとして貼るのがおすすめです。
https://www.instagram.com/p/B9d46TggqPR/?utm_source=ig_web_copy_link
捨てれないものはどうする?
長く使ってないけれど、捨てれないものには何があるでしょう?
まだ使えるもの
まだ使えるから、まだキレイだからという理由でとっておいてあるものは、誰か使ってくれる人を探してみましょう。
棚の奥などにしまいこむと忘れてしまうので注意しましょう。
収納する箱や袋には何が入っているか、いつしまったのかをメモしておきます。
思い出の品
年賀状に写真、手紙、小さくなった子どもの服、使い終わった教科書、もらいもの…。
こういった思い出の品は、捨てれない上にけっこう量が多いんですよね。
子どもの作品であれば作品集を、写真ならフォトブックを作るのもおすすめです。
子どもの立体作品やトロフィー等は写真で残しておくと良いでしょう。
贈ってくれたことに感謝することが大事です。
取っておく思い出の品は1箱にまとめ、何が入っているか分かるようメモを貼って、忘れない場所に保管します。
https://www.instagram.com/p/B9MbbWPpuTB/?utm_source=ig_web_copy_link
ここからが本番!片付けを習慣化するには
片付けは、やらなければいけないと思うほど苦痛に感じるもの。
気軽に取り組めるようにすることが大切です。
習慣化さえできれば日常生活に組み込まれるので、義務感や苦手意識を減らすことが出来ますよ。
- 適正量のルールを守って買い物する
- 定位置や適正量を見直す
- 片付けは一度に全部やろうとしない
- なにかのついでにやる
- 書類はすぐ分別
適正量のルールを守って買い物する
適正量をオーバーするようであれば、今ある分のどれを処分するか決めてから買います。
定位置や適正量を見直す
一度決めた定位置や適正量は絶対ではありません。
季節の移り変わりや、ライフスタイルの変化によって柔軟に変えていきましょう。
片付けは一度に全部やろうとしない
5分でも15分でも良いので毎日片付けるようにします。
その時間内に完結できるよう、片付けする場所を絞ります。収納ケース一個、棚の一段のみなど。
なにかのついでにやる
2階に子どもを起こしに行くついでに、2階の収納スペースに置くものを一緒にもっていく。
トイレに立つついでに読み終わった本を本棚にしまう。
「ついでにやれることはないかな?」と意識するようにしておくとお片付けも効率化できますよ。
https://twitter.com/QK_seki_/status/1238415744380985349?s=20
書類はすぐ分別
広告や子どものプリント…紙ものはほぼ毎日お家に入ってきます。放っておくとすごい量になって仕分けするのが大変に。
可能な限り、お家に入ってきたらすぐ仕分けをし、要らないものは即捨てます。
とっておく学校のプリントなどは保管期間によって4つに仕分けし、クリアファイルやクリアフォルダーで保管します。
提出期限があるもの。申込書や支払い用紙など。
用が済んだら捨てるもの。学校行事やイベントの案内など。
月間行事の予定表など。
年間予定、連絡網など。
重要度ではなく、使う期間で仕分けするのがポイントです。
すぐ処理するものはすぐ見える場所へ。冷蔵庫に貼っておくのも良いでしょう。
番外編!片付けが楽しくなる心理を利用する
仕掛学という学問があるのをご存知ですか?
「したほうが良い」、もしくは「してほしくない」ということを直接伝えても効果がうすいということって、よくありますよね。
頭では理解していても目先の欲求にはなかなか勝てないものです。
そこで「思わずしたくなる」間接的アプローチをすることで結果的に問題を解決する。
それが仕掛学です。
お片付けする気がなくても、ついついしちゃうような仕掛けを考えてみると楽しいですね!
仕掛学で楽しく片付け
このような仕掛学の具体例があります。
斜線を使った収納
引用:マナビズ公式サイト
並べた収納ボックスの表面に斜線を横断させて書いておきます。
斜線があることで、ラインを乱さないようにと無意識に順番通り並べるようになります。
結果として整理整頓が達成できるという訳です。
面白いデザインの収納
【事例】鳥居
「仕掛け」には、社会規範を利用した例もあるの……鳥居に見立てたものを置いておくと、悪さが減るらしいわ……バチが当たるという心理をついた「仕掛け」ね……#shikake pic.twitter.com/7fz8eWOvMy
— 仕掛学たん 『仕掛学』好評発売中! (@shikakegakutan) September 25, 2017
ゴミを捨ててほしくない場所に「ゴミ捨て禁止」と張り紙をしてもあまり効果が期待できませんよね。
そういった場所に小さな鳥居を置いておくとどうでしょう。神聖な場所を想起させることでゴミのポイ捨てを減らすことが期待できます。
ゴミ箱にゴールをつけることで、ゴミをシュートしたくなる仕掛けです。
まとめ
- まずは片付けルールを決める
- 3ステップで片付ける
- 散らかりにくく収納する
- 必要なくても捨てれないものは厳選してとっておく
- 片付けは習慣化する
- 楽しく片付ける仕掛けを考える
部屋の片づけのコツはまずルールを決めて、ルールにそって仕分けし、収納することです。
ルールにそって要らないものに分別されたものでも、すぐ捨てる必要はありません。
また、お片付けは一回で完了ではありません。あなたに合った楽しく習慣化できる方法が見付かるといいですね。
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