皆さんの家のフローリング掃除は、どんな掃除機を使っていますか?
コード付きやコードレスもロボット掃除機もありますし、吸引力に優れたものから性能、価格のお値打ちなものなどどれを選べば良いのかわからなくなってしまいますよね。
「小さな子供がいるからお菓子の食べかすも吸い取る掃除機が欲しいけど、吸引力が強いとコーティング剥げちゃうかな?」
「フローリングに掃除機をすると傷つきそうで不安・・・」
そんなお悩みを解決するフローリング掃除におすすめの掃除機と、傷つきにくくする掃除のコツをご紹介します。
どのタイプを選ぶべきか?
まずはコードレススティッククリーナー、ロボット掃除機、キャニスター型掃除機の違いからメリットとデメリットをみていきましょう。
コードレススティッククリーナー
- 省スペースで収納できる
- コードが邪魔にならない
- 軽量コンパクトで女性にも軽くて使いやすい
- 汚れたらすぐに使えて手間にならない
- 部屋に限らず車内や屋外にも使える
- コード付きより若干価格が高い
- 充電式のため稼働時間が限られ長時間使用不可
- パワー不足になりがち
- バッテリーを交換する必要がある
コードレス掃除機は料理中やお子様が食べこぼしをしたときなどに、ささっと持ってきてすぐに掃除ができる手軽さがあります。
コード付きの重たい本体を持ってきてコードが届かなかった場合、またコードをコンセントに入れなければならなくなり、それを思うと便利ですね!
重さも1kg~2.5kg未満が多いので、女性でも軽々使いこなせます。
ロボット掃除機
- 自動で動いて掃除をしてくれるので体への負担がない
- ペットの毛やハウスダストなどのゴミも吸い取るのでアレルギー対策になる
- 他の作業をしている合間に勝手に掃除をしてくれるので時間の無駄がない
- 外出先からスマホで操作できる
- AIスピーカーやスマートスピーカー対応で音声でも操作できる
- 価格が高い
- バッテリーが消耗したらメーカーに送るか、バッテリーを購入する必要がある
- 部屋の隅や狭い場所などは掃除が困難
- 障害物センサーのついてない物の場合、家具や敷居にぶつかり傷をつける
- 薄手のラグや毛足の長いマットやラグ、液体を巻き込む可能性がある
数年前から出始めた、自動で部屋の中を掃除をしてくれるロボット掃除機。
形状は円形が多いですが、最近では四角や三角のものもあります。
自動で掃除をしてくれるので、体を曲げる必要もなく腰への負担や腕が疲れることなどもありません。
さらに掃除の時間を育児や家事、仕事などに充てられるので労力を使わずに綺麗なお部屋で過ごすことができます。
最近のものは高度な設定もできるので、ペットエリアなどに進入できないようにすることもできます。
ロボット掃除機の走行経路上に物を置いたり、段差のないお部屋でなければ活躍できないのはデメリットとなります。
コード式キャニスター型掃除機
- 稼働時間を気にせずしっかり掃除ができる
- 吸引力が強く安定している。
- 本体もホース部も全体的に軽量化され、動きが良くなった
- 床に本体を置いてホース部分のみ持つので腕への負担が少ない
- 本体を引きずりながら掃除するので小回りが利きずらい
- 家具に引っかかりやすい
- 収納は幅を取ってしまう
- コンセントを入れ替えなければならない
コード式キャニスター掃除機なら、吸引力が強いためペットの毛も吸い取ることも可能です。
ペットのこぼしたエサや、少し大きめのゴミでも吸い取ります。
キャニスター掃除機は、紙パック式とサイクロン式に分かれます。
紙パック式はゴミに直接触れずに捨てられるメリットがあります。
虫を吸い込んだときはこちらの方が便利かもしれません。
ただ機種によってすぐに適合した紙パックを買うことができない場合もあり、そこは不便ですね。
サイクロン式はワンタッチでゴミを直接ゴミ箱に捨てることができます。
こちらは替えを買わなくて済み経済的ですが、サイクロン部分の手入れが必要になります。
フローリングに最適な人気掃除機5選
掃除機の種類については、メリットとデメリットからお分かりいただけたと思います。
それではフローリング掃除に最適な人気の掃除機を5つご紹介していきます。
①ダイソンV8 Slim Fluffy
- 小柄な日本人に合わせた小型化
- 通常のクリーナーヘッドより40%小さくし軽量化
- ミニモーターヘッドで、ベッドやソファなどに入り込んだゴミや髪の毛を取り除く
- クリーナーヘッドの回転ブラシとフィルターは冷たい水で丸洗いできる
「ダイソン V8 Slim」はダイソン開発エンジニアが日本の住環境のために、各家庭を訪問しライフスタイルや掃除の仕方を実際にみて研究してつくられた日本専用モデルです。
小型化・軽量化はパイプの長さを6cm短くし、ヘッドの幅はそのままで薄くすることにより軽量化しています。
小さく軽量化してもv8のデジタルモーターやダイソンならではのサイクロンシステムを搭載しているので吸引力と集塵力は抜群です。ゴミが溜まっていても変わらぬ吸引力です。
クリーナーヘッドにも集塵力を高める工夫がされていて、ヘッドギリギリまで回転ブラシを設置し、より壁際のゴミも取り除けるようになりました。
ヘッドの赤いナイロンフェルト部分で大きなゴミを捕らえ、黒いナイロンブラシ部分で微細なホコリを取り除きます。
ダイソンといえば音が大きく不快ではないか?と思われるかもしれませんが、昔のダイソンは高音がどうも気になっていましたが、こちらも運転音自体はするのですが不快な高音は聞こえず、気にならなくなりました。
持続時間は強モードで約7分、通常モードで約30分ですので家の掃除をするには十分かと思います。
②パナソニック コードレススティック掃除機
- からまないブラシ搭載
- 小型軽量なのに強モードで200Wの吸引力
- リチウムイオン電池を搭載した大容量バッテリーにより長時間稼動
- クリーンセンサーが付いている
- ヘッドのペダルを踏むだけでノズルの着脱ができて便利
- 子ノズルにLEDライトナビ搭載で暗い隙間のゴミも見やすく掃除しやすい
ブラシローラーの手入れの際、毛が絡むことへのストレスを感じる方が多いことへの改良として、絡まないブラシを搭載した機種です。
こちらも小型軽量なのに優れた吸引力です。
大容量バッテリーの運転時間目安は、「強」で約6分、「自動」で約18~30分、「ロング」約40分(ノズルブラシ回転オンの場合)で、充電時間は約3時間なのでこちらもまた部屋を日常的に掃除するには十分ですね!
重さは約1.8kgですが、ヘッドやノズルが軽いため手元が重く感じてしまうようです。
クリーンセンサーが赤く光るとゴミがあることを知らせてくれ、青に変わると綺麗になったことを教えてくれるのでわかりやすいですね。
ヘッドの前方が薄く作られている為、ゴミが溜まりがちな壁ぎわまでブラシが届き綺麗にしてくれます。
③マキタ ハンディクリーナーCL107FDSHW
- スライド式で取り付けのできるリチウムイオンバッテリ搭載
- 吸引力はパワフルで32W、強モードで20W、標準で5W
- 軽量ボディ約1.1kgで、腕に負担なし
- 急速充電!約22分で充電完了
- 紙パック式
よくスーパーなどの清掃員さんが持って掃除に使っているマキタの掃除機をご存知でしょうか?
なにがそんなに人気なんだ?と思って調べてみたら魅力的な商品だったのでランクインしました!
まずは重要な吸引力は32Wです。
他の掃除機よりパワーなくない?と思うかもしれませんが、実は私たちが日ごろ持ち歩いている小銭も吸い取ります。
1円玉は1gあり、もちろん吸ってくれますが500円玉も軽々吸ってくれるんです。
なのでお金はあまり部屋の中に落としませんが、500円玉の重さのホコリはあまりないので通常の掃除には十分ではないでしょうか。
そして1.1kgなので、なにより軽い!
充電時間も他機種の数時間に比較すると分ですので、めちゃくちゃ急速で早いです。
バッテリ切れの際はライトが点滅して知らせてくれます。
先端アタッチメントも種類豊富で別売りしていますので、用途に合わせて追加購入もおすすめです。
④アイロボット ロボット掃除機「ルンバI7+」
- iAdapt 3.0搭載で、数回の掃除で家の間取りを把握し最短ルートで掃除
- 静音モーター搭載で静か
- ブラシはゴム製デュアルアクションブラシを搭載で髪の毛や糸くずを吸い取る
- ダスト容器に溜まったごみを自動で収集するクリーンベースが付属されている
- ルンバの中では高価だが、アプリやスマートスピーカーから操作可能
アイアダプトと呼ばれる機能搭載で、センサーやカメラを使って効率よく最短ルートで掃除をしてくれます。
またアイアダプト2では記憶していた間取りを破棄していましたが、3では記憶してアプリから選択指示することも可能です。
ゴム製デュアルアクションブラシは、2本のゴム製ブラシで床面に密着し細かいペットの毛や女性の髪の毛、糸くずなども吸い取ります。
このルンバI7はクリーンベースが付属した機種で、まずルンバ内に溜まったゴミをルンバが自分で充電器に戻り、その充電器内に設置されているクリーンベースの紙パック内にゴミを排出します。
ロボット掃除機にアプリから指示をすれば、近づけたくない部屋は掃除をしません。
さすが高技術ロボット掃除機のため少し値が張りますが、子育てで忙しい方や、毎日仕事で忙しい方、手入れがめんどくさがりな方などには、人がいなくても勝手に掃除が終わっているので便利です。
⑤東芝 トルネオVサイクロンクリーナーVC-SG910X
- 微細なチリや花粉など99.9%分離し、目詰まりによる吸引力低下を抑制
- 本体重量2.3kgと軽い!
- ラクトルパワーヘッドで自走式の軽やかな動きで床の菌も除去
- 自動でゴミの有無を検知し、手元の「ゴミ残しまセンサー」で効率よくお掃除
- 節電機能搭載!ヘッドを浮かせると約6秒後に一時停止、約60秒後に運転を完全停止
本体のみの重量は2.3kgとキャニスター型の中では軽量です。
床面の状態によりますが、床の菌の除去までできる優れもの。
様々な菌と共存していますので、ペットや小さいお子様がハイハイする際でも菌の除去をした後なら安心して過ごせますね!
また主婦にはありがたい節電機能付き。
普段の掃除ではあまり気にしませんが、大掃除になるとあらゆるところを掃除機で細かく吸い取ります。
その際、やはり節電機能付きの方が電気代を気にせず掃除できますね。
他にも暗い場所を明るく照らす便利なライト付きで、狭い場所や隙間も掃除可能。
掃除後はゴミを1/7に圧縮し、分解して水洗いができます。
他にもフローリング掃除に適した掃除機を紹介しているこちらの記事も参考にどうぞ↓↓
フローリングに掃除機をかけるときのコツ
お気に入りの掃除機が見つかったら、次は掃除機のコツをみていきましょう!
これを知って、掃除に差をつけちゃいましょう。
フローリングの掃除機がけは朝がオススメ!
皆さんは朝起きてからすぐに掃除機をかけていますか?
実は掃除機をかけるのにおすすめの時間帯は朝なんです。
なぜなら人の動きによってホコリが舞い上がり、寝ている間に床に落ちるからです。
逆に畳の掃除機がけは夜がオススメです。
こちらに関してはダニが畳に潜んでおり、ダニは夜行性のためホコリと共に吸い取ってしまいましょう。
換気は掃除が終わってから!
私も勘違いしていましたが、窓を開けながら掃除をするのが当たり前と思っていました。
しかし現在では窓を閉めて掃除をし、終わってから換気をする方が良いのです。
なぜかというと、窓を開けているときに必ず風が入りますよね。
その風によってホコリが舞い上がり、結局掃除機をしても綺麗になっていない状態になってしまいます。
掃除機をかける時は力を入れない!
掃除機をかけるときのコツは、頑張って吸い取ってもらおうと力を入れがちです。
前のめりになったり、グイグイと床に押し付けると床にキズが付き、逆に吸引力が下がってしまう可能性もあります。
姿勢は背筋を伸ばし、軽く持ちゆっくり丁寧に掃除をしましょう。
また掃除機は引いた時の方が押す時よりも吸引力が高まります。
押す時に回転ブラシがゴミをかきあげ、引く時にゴミを吸い取ります。
あまり早く動かしすぎると綺麗になりませんので、ゆったりと往復させて掃除をしましょう。
最後にヘッドを部屋の隅や角にぶつけないようにしましょう。
部屋が傷つく他、掃除機もキズがつきます。
付属のノズルに付け替えて隅を掃除しましょう。
まとめ
- コードレススティッククリーナーは持ち運びがしやすくて軽い
- ロボット掃除機は自動で掃除をしてくれるので、時間が無い人におすすめ
- キャニスター式掃除機は吸引力が強くしっかり掃除ができる
- フローリング掃除はホコリが床に落ちた朝がオススメ
- 窓を閉めて掃除をし、掃除後に換気をしたほうが良い
- 掃除機をかける時は力を入れず部屋の角にぶつけないようにゆっくり掃除をする
最近特に掃除機の種類が増えて迷ってしまいますが、自分の生活スタイルに合わせた掃除機を選んだ方が掃除に対するモチベーションも上がりますよね。
フローリングに傷が付くと一日中気分が上がりませんので、コツに気をつけてこまめに掃除をして快適な暮らしをしてください。
他にもフローリング掃除についてのこちらの記事も参考にどうぞ↓
新築で床が傷ついてしまったらショックよね~。おすすめ掃除機とコツを取り入れて、綺麗なお部屋を保ちましょう!