「自分でエアコンの掃除する時、必要なものって何だろう?」と、困っている方いませんか?
今回は、エアコンの掃除をクリーニング業者に頼まず、自分で行う際に必要なものを紹介していきます。
専門的な道具などは一切なく、普段の掃除でよく使うもので、エアコン掃除にも使えるものを集めましたので、是非参考にしてみてください!
目次
エアコン掃除で必要なものと掃除方法
エアコンを掃除する際に必要なものと、それぞれを使った掃除方法を詳しく解説していきます。
- 掃除機
- いらなくなった歯ブラシ
- 重曹
- タオル
- キッチンペーパー
- 割り箸
- 輪ゴム
- 雑巾
掃除機
引用:Amazon公式サイト
- フィルターと周辺の埃を吸い取る。
- フィルターと吹出口掃除の後、冷却フィンの埃を吸い取る。
まずフィルターとその周辺の埃の吸い取りに使います。
この時フィルターを外したほうが掃除機をかけやすいですが、取り外す際に埃が舞い、床の掃除も増えてしまいます。
床の掃除もやるのは面倒という方は、付けたままで問題ありません。
掃除機はフィルターと吹出口周辺の掃除のあと、冷却フィンの埃を吸い取るためにもう一度使います。
いらなくなった歯ブラシ、重曹
- フィルターを水洗いする際、こすって洗う。
フィルターを付けたまま人は外し、歯ブラシを使って、フィルターを水洗いします。
「キレイにしたい!」と強くこすってしまいがちですが、ぬるま湯をかけながら、優しくブラシでこすると、フィルターを傷つけずにキレイにできます。
ぬめりがひどい場合、重曹を使ってつけ置きしてからブラシでこすると、キレイに落ちます。
タオル
- フィルターの水気を拭き取る。
濡れたフィルターを、乾いたタオルで拭いて水気を取ります。
そのあと陰干しをして、しっかりと乾燥させます。
生乾きの状態では、カビが発生する原因になるので、必ず乾燥させてください!
キッチンペーパー、割り箸、輪ゴム
- 吹出口周辺の汚れを拭き取る。
吹出口周辺を掃除するために、まずはキッチンペーパーを割り箸に巻きつけ、それに輪ゴム結び、お掃除棒を作ります。
このお掃除棒を水で濡らして、しっかり絞り、吹出口周辺のハネや枠の汚れを拭き取ります。
このとき無理して広い範囲を掃除しようとすると、思わぬ故障に繋がる可能性もあります。
目に見える、手の届く部分の掃除にとどめましょう!
雑巾
- 洗剤や水気を残さないように拭き取る。
重曹や洗剤を使った場合、内部に成分が残らないようにするために、雑巾を水で濡らしてしっかりと絞り、拭き取ります。
この工程は、掃除機の項目でも書きましたが、冷却フィンの埃を掃除機で吸いとった後に、最後の仕上げとして行ってください。
お掃除機能付きエアコンの掃除はしなくてもいい?
答えはNOです。お掃除機能付きエアコンも定期的に掃除する必要はあります。
テレビのCMで、「掃除の手間いらず!」などと宣伝されているため、お掃除機能付きエアコンなら、掃除する必要がないと思っている方も多いと思います。
しかしお掃除機能付きエアコンは、”掃除をしなくても自動で全て掃除してくれるエアコン”という意味ではなく、”室内機のフィルターのみ掃除する”という意味なのです。
どういうことかというと、室内機内の埃やカビ、室外機のファンの掃除はしてくれないため、お掃除機能付きエアコンであっても、定期的に掃除する必要があるということです。
- 密閉度が高いため、カビができやすい
- お掃除機能が設定されていない
- お掃除機能は完璧ではない
密閉度が高いため、カビができやすい
お掃除機能付きエアコンは、普通のエアコンに比べて密閉度が高い特徴があります。
そのため、電源を切ると密閉された中で、残った水分により湿度が上がり、カビができやすくなってしまうのです。
つまり、カビの繁殖率が高い構造になっているため、汚れは溜まるのです。
エアコン洗浄
自動掃除付きエアコンの洗浄です。
掃除機能が付いていても、フィルターの掃除のみで、エアコン内部はカビやホコリで汚れています。夏場の使用で、室内機内部が結露しカビが発生します。
夏場の使用が過ぎた秋頃に洗浄がおすすめです。 pic.twitter.com/J7DpmP7neg
— 株式会社神戸電気サービス (@khpwptwJvGUdNa2) December 8, 2019
お掃除機能が設定されていない
お掃除機能付きエアコンは、設定によって電源を切っても自動で掃除してくれます。しかし、そのモーター音が気になる人も少なくありません。
そのため、電源とお掃除機能の両方を切り、そのままの状態で次に電源をつけると、せっかくのお掃除機能はオフになったままというケースもよくあります。
お掃除機能は完璧ではない
この項目は「当たり前でしょ?」と思う方もいるかも知れませんが、お掃除機能は完璧ではありません。
何年も使っているうちに、機能性が落ちることも考えられますし、お掃除機能によっては、掃除されたものの排出時に他の場所に汚れがたまることもあります。
お掃除機能付きエアコンはとても便利ではありますが、購入前に必ず機能や説明をよく読み、エアコン自体が長く正しく作動するよう、メンテナンスを行うことが大切です。
エアコン掃除の注意点
ここまでは、エアコンを自分で掃除する際に必要なもの、お掃除機能付きエアコンについて紹介しましたが、ここからはエアコン掃除の注意点について説明します。
どれも安全にエアコン掃除をする上で非常に大切なことです。必ず守りましょう!
- 電装部分に水がかからないようにする
- 掃除前に必ずコンセントを抜く
- 無理なところまで掃除しない
電装部分に水がかからないようにする
電装部分は、いわば心臓です。そこを濡らしてしまうとエアコンの故障に繋がります。
次の項目とも重なる部分がありますが、水がかかってしまったあとに運転する際、発火してしまったり、思わぬ事故に発展します。
絶対に水がかからないよう、電装部付近で掃除をしない、養生してから掃除するなどの工夫をして掃除する必要があります。
掃除前に必ずコンセントを抜く
コンセントを抜かないと、万が一水や洗剤がかかった場合、感電する危険性があります。
前項と同じように思われるかもしれませんが、どちらも危険で、最悪の場合ケガをしてしまったり、死に至る可能性もあり、実際にそのような事例もあります。
前項と同様、絶対に守りましょう。
無理なところまで掃除しない
見えないところや手の届かないところまで、無理に掃除しないでください。
今回の記事は、自分で掃除する際に必要なものを紹介していますので、それらを使って、できる範囲で行うようにしてください。
無理に見えない部分を掃除しようとすると、ケガをしたりエアコン事態が故障する可能性があります。
完全に汚れが取れなかった部分は、プロのエアコンクリーニング業者に頼んで掃除してもらいましょう。
https://twitter.com/megumic5/status/1151376400785371136
まとめ
- 自分でエアコンを掃除する際に必要なものは、身近にあるもので対応可能。
- お掃除機能付きエアコンも、室内機のフィルター意外は、定期的な掃除とメンテナンスが必要。
- エアコンの掃除を安全に行うために、電装部に水がかからないようにする、コンセントは抜く、無理なところまで掃除しない。
いかがでしたか?今回は、エアコン掃除に必要なもの、お掃除機能付きエアコンの誤解、エアコン掃除の注意点について紹介しました。
エアコン掃除、面倒ですよね。私もエアコンを掃除をするときは「あー面倒。でも汚いし…。」という葛藤と戦っています。
でも、自分のできる範囲まで安全に行い、出来なかったところを業者に頼むことで、エアコンのきれいを保つことが出来ます。
ぜひ今回の記事で知らなかった!という物があれば試してみてください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。