冬場だけでなく、夏場でもカーペットを敷いているお家は多いのではないでしょうか?
子供やペットといっしょになってゴロゴロしたりするととっても気持ちがいいですよね。
「クリーニングに出すのはお金がかかる。自宅でなんとかケアできないかしら?」
「ダニが潜んでいるっていうけど、ダニに有効なお手入れの仕方はあるの?」
カーペットはそんなに頻繁にはクリーニングに出せないですよね?
ふだんのケアといえば掃除機をかけたりコロコロを使ったりしてお手入れする方がほとんどだと思います。
ペットを飼っているご家庭や小さいお子さんがおられたりすると、食べこぼしや臭いなど気になる方も多いのではないでしょうか?
目次
知らないと損する?!カーペットの有効なお掃除方法とは
カーペットや絨毯は汚れがたまりやすく、目には見えないさまざまな汚れが付いています。
- 汗や皮脂
- 髪の毛やペットの毛
- ホコリ
- 食べこぼしや飲みこぼし
- ダニ
見た目にはキレイに見えていても、繊維の奥の見えないところには結構よごれが付いているものです。
特にダニの死がいやフンなどは身体に悪く、アレルギーを引き起こす原因にもなります。
なので、きちんとした掃除方法で奥の方の見えないよごれもかき出しましょう。
ふだんのお掃除には
ふだんのお掃除には掃除機で対応しましょう。
頻度の目安としては2~3日に一度がいいでしょう。
みなさんは掃除機のかけ方について考えたことがありますか?
かけるって、ただ動かせばいいだけでしょ?
なんて、そう思っている方は多いのではないでしょうか?
カーペットを掃除するときには、掃除機のかけ方にも工夫が必要なんです。
手順
引用:ビルメン大使
掃除機に関するくわしい記事はこちらから↓↓↓
念入りなおそうじには
念入りなおそうじは月に一度を心がけてくださいね。
定期的におそうじをすることで自分の身体のためにもなりますよ♪
1 ゴム手袋を使う
掃除機では取りきれないペットの毛や髪の毛などを取るのにはゴム手袋がおすすめです。
やり方はとっても簡単。
カーペットの表面をただなでるだけ!
気持ちいいほどごっそり取れるのでスッキリします。
コロコロを転がすよりもおすすめです。
あとは、掃除機をかけて仕上げてくださいね。
昨日 食器用スポンジでカーペットの毛取りイイ!ってつぶやいたんだけど、今テレビ観てたらゴム手袋でこするってやってて、ホントだ!よく取れるよ! pic.twitter.com/MrpsHWyOrg
— クリコ (@clicohibi) May 28, 2015
ゴム手袋はめてカーペットのゴミを集めてみたら数分でこんなに集まったwww pic.twitter.com/7NfZhiW4hT
— PYU (@PYU224) September 9, 2013
2 拭きそうじをする
カーペットに拭きそうじ?
と思われるかたも多いと思います。
カーペットや絨毯などはこまめにお洗濯ができないので、水拭きで対応しましょう。
繊維には目には見えない皮脂や汗などがけっこう染みついていたりします。
月に一度くらいの頻度で拭き掃除をしてあげるのが理想ですよ。
手順
においが気になったらするあることとは?
部屋がなんとなく嫌なにおいがするときありますよね?
クンクン臭ぎあててみると、犯人は案外カーペットだったりするものです。
カーペットのにおいの原因は、たいがいが人の汗や皮脂ということも。
それには重曹スプレーがおすすめです。
重曹には汗や皮脂を取りのぞく効果があるので、嫌なにおいを防ぐことができますよ。
また、子供がおしっこを漏らしてしまったときのお手入れの方法もご紹介していきます。
汗や皮脂の臭いには
カーペットに付いた汗や皮脂のにおいを防ぐには、重曹水を使った重曹スプレーがおすすめです。
重曹スプレーはネットやドラッグストアなどでも購入することができます。
自分でもかんたんに作ることができるのでその方法をご紹介します。
手順
重曹に関するくわしい記事はこちらから↓↓↓
アンモニア臭には
赤ちゃんのオムツ漏れやお子さんのトイレトレーニングなどで大変なことになってしまった!
ママさんなら一度は経験があるのではないでしょうか?
そんなときのお手入れ方法におすすめなのがクエン酸スプレーです。
手順
クエン酸に関するくわしい記事はこちらから↓↓↓
困った!シミが出来たときの対処法とは
うっかりジュースをこぼしてしまった!
いつの間にかこんなところにマジックで書かれたあとが!!
ちいさいお子さんがいるご家庭ではよくあることですよね?
そんなとき後まわしにするのはあまりよくありません。
汚れがついてしまったらなるべくすぐに汚れを取り除いておきましょう。
まずはついた水分をティッシュペーパーやタオルで吸いとります。
そのあとは、それぞれのよごれの種類によって対処していきましょう。
油性のシミには
バターや食用油などの油性の汚れには、除光液やベンジンを使って落とします。
手順
窓を開けて換気をよくする。
水溶性のシミには
コーヒーや紅茶、水性マジックなどに効果的な方法です。
手順
超意外!ダニに効果的な2つの方法とは
カーペットのダニ、気になりますよね?
小さいお子さんがいるご家庭やアレルギーがある方にとってはとくに気になるのではないでしょうか?
ゴミやフケ、食べかすなどもそうですが、湿気が溜まりやすいのもダニが繁殖しやすい原因です。
ここではダニを退治する方法をご紹介します。
ダニはなぜいるのか
なぜカーペットにダニが繁殖するのでしょうか?
それは、カーペットがダニにとって住みやすい環境だからなんです。
温度
ダニは温度20~30℃ほどの環境を好みますが、低温の-10度以下高温の60度以上になると死滅します。
ただ、日本の屋内ではそのような環境にはなることがないのでダニは繁殖し続けてしまいます。
湿度
ダニは湿度が60~80%程の場所を好みます。
湿度が低いとダニは死滅しますが、カーペットの奥の湿気の多いところに入り込むことで真冬でも生きているんです。
とってもやっかいな生き物ですよね。
餌
カーペットの上でゴロゴロするって気持ちいいですよね?
冬場はとくに寝ころんでしまいたくなるものです。
ですが、ダニはゴミやフケ髪の毛や食べかすなどが大好物です。
なので、ダニにとってカーペットは絶好のごちそうだらけになっているんですね。
ダニを死滅させる方法
しぶとく生きているダニ。
どうにかして退治したいですよね?
生きているダニを死滅させる方法としてはいったいどのようなものがあるのでしょうか?
スチームアイロン
引用:limia.jp
まずはスチームアイロンで死滅させる方法からみていきましょう。
スチームアイロンのスチームの温度は、「高」に設定すると100℃ほどにもなります。
なのでダニ退治にはとっても効果がありますよ。
- スチームアイロン
- タオルなどのあて布
- 掃除機
手順
- アイロンがけができないカーペットには使用を控えましょう。(必ず取扱い表示を確認してください)
- カーペットが焦げてしまわないよう、アイロンは直接当てないようにしましょう。
布団乾燥機
引用:dime.jp
布団乾燥機にはダニ退治機能が付いているものもありますね。
カーペットにも同じように使っていただけますよ。
- 布団乾燥機
- 掛け布団
- 掃除機
手順
自宅で洗濯できる?カーペットを洗うときの手順とは
クリーニングに出すと仕上がりに時間がかかりますよね?
また、お値段も気になるところです。
コインランドリーで洗濯するのもひとつの方法ですが、車を持ってない方にはなかなか難しい面も。
いっそのこと、自宅で洗濯できればそれも解決できますね。
ここでは自宅のお風呂場で洗濯する方法をご紹介していきますよ。
素材を確認する
引用:limia.jp
まずは素材を確認しておきましょう。
カーペットを丸洗いできるかどうかは洗濯表示を見ればわかります。
洗い桶記号に「×」がついていなければ、問題がありません。
もしも「×」がついているのであれば、丸洗いができないので洗濯は控えてくださいね。
表面のゴミを取りのぞいておく
洗濯をする前に掃除機をかけるなどしてある程度のよごれを取りのぞいておきましょう。
ほこりなどの汚れを事前にとっておくことで、よごれが落ちやすくなります。
一番効果的なのは、ヘアブラシでブラッシングした後に掃除機をかけておく方法です。
掃除機はタテヨコにゆっくりとを心がけましょう。
カーペットをたたむ
よごれを落とすのにいちばん効果的な折りかたは屏風折りという方法です。
こんな感じ↓↓↓
素材や大きさによってはむずかしい場合もあります。
どちらにせよ、大切なのは汚れている方を外側に向けた状態でたたむことです。
それぞれの行程について詳しく説明していきますね。
湯ぶねにお湯をはる
湯ぶねにお湯をはるときのポイントは、たたんだカーペットが浸るくらいまでお湯を入れること。
また、お湯の温度には気を付けてください。
たとえば洗濯表示の洗濯桶記号や洗濯機記号のなかに「30」とあれば、30℃までのお湯が使えます。
あまりに熱いお湯を使うと、生地を傷めたり縮む原因になってしまうので注意してくださいね。
つけ置きをする
洗剤を入れて1~2時間つけ置き洗いをします。
洗剤はいつもの洗濯洗剤で問題はありません。
おしゃれ着洗い用の洗剤であれば生地にやさしく使用できるのでおすすめです。
洗剤の量については、使用する洗剤の説明書きを確認してくださいね。
ふみ洗いをする
つけ置きができたらそのまま湯ぶねのなかでふみ洗いをします。
しっかりと体重をかけてまんべんなく踏んでいきます。
できれば全体の汚れが取れるよう、カーペットをつど裏返しましょう。
すすぎ洗いをする
ふみ洗いがある程度できたらすすぎ洗いをします。
溜まっているお湯を抜いたあと、シャワーを使ってある程度洗剤を流しておきます。
そこにきれいなお湯を入れ、また何回か足でギュギュっと踏みつけます。
これを何度も繰り返し行ってください。
洗剤がのこっているといやな臭いの原因になります。
また、お肌にもよくないので洗剤はしっかりと落としておきましょう。
水を切る
すすぎが終わったら、カーペットの水切りをしましょう。
- しっかりと体重をかけてある程度の水を切る。
- ある程度の水を切ったら、湯ぶねのふちにカーペットをかけておく。
- 水が垂れなくなったら物干しに干す。
ポイントは水が垂れなくなるまで置いておくことです。
洗ったあとのカーペットはかなりの重さがあります。
なので急がず、水が垂れなくなったら物干しに干してくださいね。
無理をせず、だれかに手伝ってもらうといいですよ。
外に干して乾かす
引用:cojicaji.jp
洗濯表示を見て干し方を確認します。
洋服の形に斜線が入ったマークは陰干しのサインです。
生地を傷めたりしないよう、洗濯表示をまもって干すようにしましょう。
陰干し表示でなければ、お天気のいい日に物干し竿を2本つかってM字型に干すのがおすすめです。
風が通りやすくもっとも乾きが早い干し方です↓↓↓
また、物干し竿にハンガーがかけてそのうえからカーペットをかぶせる干し方も効果的ですよ↓↓↓
まとめ
- ふだんのお手入れには掃除機がけを、念入りなお手入れにはゴム手袋をつかったり拭きそうじがおすすめ。
- 汗や皮脂などの臭いには重曹スプレーが。アンモニア臭にはクエン酸スプレーが効果的。
- 油性のシミには除光液やベンジンを。水溶性のシミには台所洗剤を使うといい。
- ダニを死滅させるには、スチームアイロンや布団乾燥機を使う方法がある。
- カーペットをクリーニングに出すのもいいが、自宅のお風呂場でも洗えるのでおすすめ。
夏場のみならず冬場でもカーペットのダニやよごれは気になるところです。
アレルギーがある方や小さなお子さんがおられるご家庭ではなおさらですね。
直接お肌にふれるものだからこそできるだけキレイにしておきたいもの。
カーペットのお手入れをふだんからきちんとしておくことで清潔さを保ちましょう。
今回は、なるべくお金をかけずにカーペットをケアする方法をご紹介します。
気になるにおいへの対処方法や自宅での丸洗いのやり方もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪