出産を控えている方や家族に赤ちゃんや小さなお子さんがいる方は、普段から衛生面に気を付けていることが多いですよね。
衛生面への対策を考えるとき、思い浮かぶワードの1つに「アルコール」を使った消毒やお掃除があるのではないでしょうか?
この記事では、気になる「アルコール」の消毒効果やお掃除などでの安全な使い方などをご紹介します!
目次
赤ちゃんが側にいても、「アルコール」は使える?
赤ちゃんがいる時の「アルコール」の使い方
まずはじめに、赤ちゃんも通う保育所の基準をみてみましょう!
保育所で「アルコール」をどのように使用しているか、その参考が書かれています。
(※ピンク色の部分)
引用:厚生労働省公式サイト
- 直接赤ちゃんの顔にかからない様にする。
- 手指の消毒に使うときは、手荒れやキズがないか確認する。
- 「アルコール」がしっかり乾くまで、手やおもちゃを口にしないよう見守る。
- 手指の消毒の場合は、可能であれば手洗いをしてからアルコール消毒のスプレーを使用する。
- 「アルコール」のアレルギーがないか、少量使用して確認しておく。
赤ちゃんが居ても使える「消毒・お掃除用アルコール」商品
まだまだ免疫力も成長途中の赤ちゃん。
なるべく清潔にしてあげたいけど、手を洗うのが難しい時期もありますよね。
お部屋においてある物やお子さんの成長に合わせて、アルコール消毒も活用してあげられると効果的です!
ねんねの頃(新生児~6ヵ月ころ)
この時期の赤ちゃんはまだ動きは少ないですが、手におもちゃを握ったり身の回りのものをつかんだりし始めます。
まだ手洗いは難しいので、こんな商品で周りをキレイにしてあげましょう!
ジェームズマーティン
アルコール(エタノール)とリンゴ酸を主成分として作られた、アルコール消毒スプレーです。
レストランやホテルの調理現場で使用されていて、口に入っても安心な商品です。
除菌・消臭が出来るので赤ちゃんのおもちゃの消毒や拭き掃除はもちろん、おむつの消臭にも使えます。
また、保湿成分も入っているのでママやパパの手指の消毒にもおすすめです。
https://www.instagram.com/p/BlVddf2H-7Q/?utm_source=ig_web_copy_link
おすわりの頃(7~9ヶ月ころ)
おすわりの頃は、手に取ったおもちゃを何でも口に入れてしまう時期です。
離乳食も本格的に始まっているので、一層身の回りや手指をキレイにしておきたいですね!
フマキラー アルコール除菌プレミアム ウイルシャット
お子さんのおもちゃ・食器・ぬいぐるみはもちろん、ベビーカーやチャイルドシートにも使えます。
また、家中の取っ手やドアノブ、窓や机などあらゆるところの拭き掃除にも使えるのでこれがあれば大活躍です!
食品由来の発酵アルコールが使われているので、もちろん安心して使えます。
主に食事テーブルの除菌、赤ん坊のおもちゃの除菌に使用しています。
アルコール臭がしますが拭き取り後1分もすると揮発して臭いもしなくなっています。
子供のよだれが付着したおもちゃもこれで拭き取りすれば嫌な匂いも残らず清潔に保つことが出来ます。よく触れる部分に使用するのがおすすめです。
PCマウスやキーボード、リモコン等の拭き取りにもしよう可能です。
引用:Amazon公式サイト
エリエール 除菌できるアルコールタオル 携帯用
水と植物由来のアルコールが使われているウェットシートです。
おでかけにも持っていきやすい携帯用パッケージです。
お家で離乳食・おやつの前後に手だけでなくテーブルやイスも!お出かけ先で遊んだ後、手が洗えない時に!ササっと使えます。
子供とのお出かけの必需品です。
フードコートでテーブルを拭く
キッズチェアの腕周りを拭く
おやつを食べる前に手指を拭く
キッズカートを拭く
など使い倒しています。
子供が赤ちゃんの頃はオムツ替えスペースもこれで拭いていました。
もちろん基本は薬用石けんでの手洗いですが。
除菌シートでもひと撫ででは除菌できず3〜4回繰り返し擦ることで除菌ができるという研究結果をインターネットで見た事があるので必ずそうしています。
除菌しすぎても良くないとも言いますが、これで拭くことで無菌室状態が作れる訳でもないですしね。湿り気も充分あるのでたっぷり拭けて使い勝手が良いです。
引用:Amazon公式サイト
携帯用ウエットシートには、繰り返し使えるこんなフタをつけると取り出しやすくて乾かないのでおすすめです!↓↓↓
ビタット ウェットティッシュ エコフタ
※使用イメージ
つかまり立ち~よちよち歩きの頃(10ヶ月ころ~)
行動範囲が広がって、動きも活発になる時期です。
いろいろな所に触れたりつかまったりするので、家の中で手の触れるところをしっかりお掃除・消毒してあげたいですね。
パストリーゼ 77 スプレーヘッド付き(500ml)
サトウキビ由来の安心なアルコールなのはもちろん、緑茶に含まれるカテキンが配合されて除菌効果が長続きするようになっています。
食品にかかっても大丈夫なので、離乳食の保存や容器の除菌にも使えます。
おもちゃの除菌はもちろん、家中のお掃除やカビ取りにも使えるので1本持っていても損はないです!
パストリーゼの活用方法に興味がある方は、こちらもどうぞ↓↓↓
スクラビングバブル アルコール除菌 あちこち用
手すりやドアノブ・机におもちゃなど、子どもが触れるところ拭き掃除はほとんどカバーできるスプレーです。
布にも使えるので、ぬいぐるみやソファー・チャイルドシートの除菌・消毒にも使えます。
2度拭き要らずで乾きも速いので、忙しい時にもパパっと身の回りの消毒が出来るのがうれしいですね!
スクラリングバブルというと、トイレ用品を想像しましたが違います。
家庭のあらゆる殺菌に使える除菌液です。プッシュも簡単でとても使いやすいです。
便座の除菌や家具、テーブル、おもちゃ、パソコンのキーボードやスマホ(汚いと評判の)も
これでひと拭きです!香りもきつく無いしとても気に入りました。
引用:Amazon公式サイト
そもそも「アルコール」って?
市販されている除菌・消毒用アルコールの原料
市販されている除菌・消毒用スプレーに主に使われているのは、エタノールと呼ばれるものです。
一般的に除菌・消毒用の「アルコール」といえば、このエタノールのことを指します。
- 糖質・・・サトウキビや糖蜜(砂糖を作るときに残る蜜)
- でんぷん質・・・サツマイモ・とうもろこし・じゃがいも
これらを使って作られる発酵アルコールが原料になっています。
アルコールの消毒効果
身近なものでいうと、こんなウイルスや菌の消毒・除菌効果があります。
- アデノウイルス・・・春から夏にかけて流行する、プール熱(咽頭結膜熱)・はやり目(流行性角結膜炎)、冬場の風邪の原因になる。
- B型肝炎・C型肝炎ウイルス・・・感染により肝炎を起こす原因になる。
- ヘルペスウイルス・・・水ぼうそうや帯状疱疹の原因になる。
- インフルエンザウイルス・・・冬になると流行するインフルエンザの原因になる。
- 食中毒の原因菌・・・生肉や生魚などに付いていて、食中毒の原因になる。
赤ちゃんの周りで「アルコール」を含む商品を使う時の注意点
より安全に「アルコール」の効果を使って消毒・除菌・お掃除が出来るように、こんなことに気を付けましょう!
- 赤ちゃんや小さなお子さんの手の届かないところで保管する
- 手指の消毒に使用する場合は、お子さんの腕の内側などで試して変化がないか様子をみてから使う
- 「アルコール」は、口に触れる前にしっかり乾かしてあげる
- 拭き掃除の時は、お子さんから離れてタオルやペーパーに吹きかけてから使う
どうしても心配であればコレで対応!
お子さんや家族の方が「アルコール」が合わない・苦手な場合は、ノンアルコールのものを使った消毒方法もあるのでご紹介します!
無添加 ピュアナ
ノンアルコールのウェットティッシュなので、デリケートなお子さんのお顔周りにも使えます。
ワンプッシュで開くケースなので、取り出しも簡単!
慌ただしいシーンでもサッと取り出せます。
気付いた時にすぐに取り出して拭き掃除が出来るので、手軽にプチお掃除がはかどりますね!
https://twitter.com/kukuku_maa/status/1243068853728370693?s=20
クイックル ジョアン
こども園や室内遊戯施設などでも使用されている、乳酸菌生まれの除菌成分が含まれた除菌・消毒スプレーです。
赤ちゃんが使うプレイマットやおもちゃだけでなく、家具やキッチン周りの拭き掃除にも使えます。
赤ちゃんやお子さんが触りがちなテレビの縁や側面にも使用できるので、家全体をスッキリお掃除できます!
https://www.instagram.com/p/B46MMlTJFBV/?utm_source=ig_web_copy_link
まとめ
- 赤ちゃんがいても、安全に気を付けながらアルコールを消毒やお掃除に使うことができる。
- 赤ちゃんの成長に合わせて、スプレーやシートなどを使い分けると効果的。
- 市販の商品に使われているアルコールは、食物が原料になっている。
- アルコールは、風邪などの身近な感染症や食中毒菌に効果がある。
- 赤ちゃんのそばでは、赤ちゃんの口に入らないように注意して使う。
- アルコールが合わない場合は、ノンアルコールの商品も検討する。
アルコールが含まれていると赤ちゃんの周りの消毒やお掃除に使ってもいいものか・・・と迷いますよね。
よくよく成分を見てみると身近な物から出来ていたり、保育所でも使われていたりと想像していたより安心して使えますね。
どんなに消毒やお掃除をしても、赤ちゃんはちょっとした感染症にかかりながら成長していくものでもあります。
神経質になりすぎず、赤ちゃんの成長をフォローしてあげる気持ちで消毒やお掃除をしてあげると良いのではないでしょうか。
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