ウェットティッシュの除菌効果って気になりますよね?
テーブルや手指の除菌などあらゆるものに使用するウェットティッシュ。
「ノンアルコールタイプのウェットティッシュにも除菌って書いてあるけどはホントに除菌出来てるのかな?」
「アルコール入りのウェットティッシュの方がやっぱり除菌率は高いのかしら?」
「除菌除菌」といわれるこの時代、ウェットティッシュは家に必ずあるものですよね?
家にいるときのみならず外出の際にも欠かせないものとなっています。
アルコールは除菌ができるイメージがあるけれどノンアルコールでも除菌と書いてあったりします。
せっかくなので除菌効果の高いウェットティッシュを使いたいものです。
目次
ウェットティッシュの除菌効果、実は〇〇だった!?
埼玉県消費生活支援センターでは除菌ウエットティッシュの効果がテストされているんですよ。
本当に除菌効果があるのかすごく疑問に思っていたの。
どのような結果になったのかとっても知りたいわ。
安心できる結果ならいいんだけど…。
テストで使われたのは下の4種類のものです。
- 除菌アルコールウェットティッシュ
- 除菌ノンアルコールウェットティッシュ
- 除菌表示なしのウェットティッシュ
- 水道水で湿らせたティッシュペーパー
これらを使って細菌が付いているテーブルを拭きとって細菌の数が減ったかどうかを調べていますよ。
除菌効果のテスト結果
どの場合もたった1回のみ拭きとっただけではすべての細菌を取りのぞくことは出来ていませんね。
そのなかでも一番効果があったものはアルコールタイプの除菌ウエットティッシュです。
1回拭きとっただけでは細菌は結構な数が残っていますが、3回目に拭きとったときにはほとんどいなくなっています。
除菌表示のないウエットティッシュ、また水道水で湿らせただけのティッシュペーパーでも少しは除菌が出来ているのことが分かりますね。
このテストで分かったのは除菌の効果はウェットティッシュの成分によるものだけではなく、拭きとることだけでも効果があったという事ですよね!
なので外出先で除菌ウェットティッシュを忘れた!!なんて時にはティッシュペーパーを水で濡らして拭きとるだけでも一応は菌が減らせるんですね。
すごく驚きの結果だね。
ただしこのテストの結果は条件によっては違ってくる場合があるので注意してくださいね。
除菌=全ての菌を取り除けるわけではない?
「除菌」というとイメージするのは菌を取り除くということですよね?
しかし「除菌」とはすべての菌を取りのぞいていてるわけではありません。
後にも書いていますが、「除菌」とは「菌をある程度取り除く」ことなんです。
菌の数をさらに少なくするには何度も拭きとることが大事なんですね。
そもそも【除菌】とは?
近ごろは「除菌、除菌」と騒がれていますよね。
食べる前やパソコンを触った後、トイレや部屋のドアノブなども拭き取って除菌したりします。
「アルコール除菌」の商品があったり、「アルコール消毒」と書かれた商品があったり。
病院などではスリッパが入っている機械に「抗菌処理」と書かれていたりします。
みなさん「えっ??」ってなりませんか?
引用:asahi.com
【除菌】の意味
除菌とは「菌をある程度取り除く」ということで菌を殺すということではないんです。
ある程度の菌は残っているというけれども、ある程度の菌は減らしたよということになります。
身近なことでいうと手洗いや食器などを洗うことも除菌に当たります。
【殺菌】の意味
除菌は「菌を取りのぞく」という意味合いに対して、殺菌は文字の通りに「菌を死滅させる」ということです。
商品表示では薬機法にしたがって表示してもいい文言などが決められています。
ちなみに薬機法によって「殺菌」と表示してもいいのは、消毒に使う「医薬品」または薬用石けんなどの「医薬部外品」のみとなっているんですよ。
もしも一般的な洗剤などに殺菌の効果があったとしても、「除菌」と表示されているんですよ。
【抗菌】の意味
除菌は「菌をある程度取り除く」こと、殺菌は「菌を死滅させる」ことと分かりました。
それなら抗菌はどういう意味になるのでしょうか?
上の表を見てみると分かるように、「菌を殺す」というものと「菌は残るけれども菌が増えるのを抑える」という2パターンに分けられます。
抗菌は「菌を増やさない」という意味で後者に当たります。
いまでは、抗菌マスクや抗菌マスクケースなど本当に多くの抗菌グッズが販売されていますよね。
ただの気休めのためだけでも抗菌グッズを買ってしまいますよね?
バイ菌におさらばしたいものです。
以下に使える抗菌グッズを紹介していますよ。
抗菌マスク
抗菌マスクケース
なんと、マスクを除菌してくれるマスクケースも販売されています。
10分でマスクを99.9%除菌してくれるすぐれモノです。
キレイ好きな方は要チェックですよ↓
除菌マスクケース
【滅菌】の意味
では滅菌はどういう意味になるのでしょうか?
滅菌とは、すべての菌(有害や無害の関係なく、微生物やウイルスも含む)を殺して取り除くということです。
滅菌の定義ははっきりと決められていて、菌や微生物ウイルスなどの残りの数が100万分の1になってはじめて滅菌ということができるんです。
菌に対して言うと他の言葉にくらべて効果が一番強いものになります。
【消毒】の意味
最後に消毒とはどういった意味なのでしょうか?
消毒は「害のあるものを害のないものにする」ということです。
さらに詳しく言うと、「害がない程度にまで殺すまたは取り除くなどをして感染力が無いものにする」ということになります。
殺菌や滅菌と違うところは、「菌を殺すわけではなく病原性がないものにする」ということです。
また、消毒も殺菌と同じように薬機法によって表記等が定められている言葉です。
一般に販売されているの消毒薬のようなもので消毒するだけはでなく、煮沸消毒や日光消毒、紫外線消毒などいろいろな消毒の方法があります。
おすすめの除菌ウェットティッシュ
アルコール入りのウェットティッシュが一番除菌効果が高いことが分かりました。
おすすめのアルコール入りウェットティッシュはどんなものがあるのか気になりますよね?
アルコールは手荒れが気になりますが、手荒れも防いでくれて肌にやさしいものがあると安心して使えます。
エリエール 除菌できるアルコールタオル
除菌効果の高いアルコールとポリアミノプロピルビグアニド配合されているのでさっとふき取るだけでウイルスや菌が除去できます。
詰め替えの際にも手こずることなく簡単にセットができるように柔らかな取り出し口になっています。
もちろん取り出す際にもさっと取り出せますよ。
アロエエキスも入っているので手肌にやさしいのも特徴です。
- 入り数:80枚
- ボトルの大きさ:140×200mm
- 価格:619円
2020年9月16日現在楽天市場調べ
キレイキレイ99.99%除菌
こちらはキレイキレイハンドソープでおなじみのライオンさんから出ている商品です。
大きめのメッシュシートで手に香りが残りにくいのが特徴です。
お出かけのときにも便利な持ち運びもしやすい30枚入りのポケットサイズですよ。
- 入り数:30枚
- 大きさ:縦240×横37×高さ180mm
- 価格:385円
2020年9月16日現在楽天市場調べ
ラインナップとしては「99.99%除菌」のノンアルコールタイプも販売されています。
ウェットタオル+消毒
こちらは手指用につくられていて殺菌成分も入ったウェットタオルです。
オンライン限定販売商品です。
殺菌成分が配合されているので気になる菌をしっかりとふき取ることができますよ。
さらに高い消毒効果もあるので風邪予防や衛生対策などができます。
こちらも日本製なので安心ですね。
- 入り数:75枚
- シートサイズ:140×200mm
- 価格:581円
2020年9月16日現在楽天市場調べ
携帯用も販売されていますよ。
まとめ
- ウェットティッシュの除菌効果のテスト結果ではアルコールタイプの除菌ウェットティッシュが一番除菌効果があった。
- 「除菌」「殺菌」「抗菌」「滅菌」「消毒」これらは同じような意味で使ってしまいがちだが、菌に対する強さで比べると滅菌>殺菌>除菌(消毒)>抗菌の順になる。
- おすすめのウェットティッシュは「エリエール」「キレイキレイ」「ウェットタオルプラス」など、すべてアルコールが入っていて国内生産のものなので安心して使える。
除菌ウェットティッシュって「除菌」と表示されているだけあって、ちゃんと除菌効果があることが分かりましたね。
また、除菌と表示のないウェットティッシュでも拭きとる際にはある程度の除菌効果があります。
思っていたとおり、アルコール入りのウェットティッシュはやはり一番除菌効果があったので今までのも無駄ではなかったので安心しました。
菌がいない生活なんてありえないのでこれからも菌といっしょに上手く暮らしていく方法を私たちも見つけていきたいものですね。
今回はウェットティッシュの除菌効果がどれだけあるのかをご紹介します。
除菌と殺菌などの意味の違いやおすすめのウェットティッシュについても書いていますよ。
ぜひ参考にしてくださいね!