ウォシュレットは温水洗浄便座のことです。
いろいろな機能が付いている分、普通の便座に比べると掃除をする場所がたくさんあります。
トイレを掃除する方法はわかるけど、ウォシュレットはどうやって掃除したらいいの?と思いますよね。
ウォシュレットの掃除はそれほどむずかしくはありません。一度やり方を覚えてしまえばカンタンです。
今回はウォシュレットの掃除方法について場所別にご紹介します。
目次
ウォシュレットの掃除とは
ウォシュレットは掃除をする場所が細かく分けられます。
- 便座とフタ
- ノズル
- スイッチ
- 脱臭フィルター
- プラグ
パーツが細かい分、すきまなどに汚れが付きやすくなります。
特にウォシュレットで一番汚れやすいノズルは、こまめに掃除する必要があります。
意外と忘れやすい脱臭フィルターは、掃除をしておかないと消臭機能がはたらきません。
電気を使っているので、掃除方法は少し気を付ける必要があります。
場所別に掃除方法をご紹介します。
便座とフタの掃除方法
便座とフタはふき掃除でキレイになります。
電気を使っているので、水をかけないようにして掃除をしましょう。
また素材がプラスチックの場合は、アルカリ性の洗剤や酸性の洗剤を使うと変色したり割れたりする可能性があります。
洗剤を使うときは中性洗剤を使うようにしましょう。
フタの根元は特にごみがたまりやすいので、外れるようなら外してから掃除をすると細かいところまで掃除ができます。
お手洗いのお掃除してたらウォシュレットの便座が取り外せることに気が付いた!!!
毎日掃除してんのになんで今まで気付かなかったんだろ…
これからは拭き取りにくかった隅まで掃除できるわ♪ pic.twitter.com/Bgq2IaAXKL— grg@ゲルゲ (@mmgrgmm) April 20, 2015
もし取り外しができなければ、細かい棒の先にトイレ用シートを巻いたり綿棒をつかって掃除をします。
- 全体を固くしぼったタオルに中性洗剤をしみこませて、ホコリや汚れを拭きとる。トイレ用シートでもOK
- 全体を水ぶきする。洗剤が残っていると故障の原因になるので、念入りに拭く。
- 掃除の後は、フタと便座を上げて乾かす。
ノズルの掃除方法
引用:TOTO公式サイト
ウォシュレットの掃除の中で、一番汚れやすく掃除が大変なのがノズルです。
ほとんどのウォシュレットは『ノズル掃除』ボタンをおすと自動で掃除する機能がついています。
ただ、この掃除機能は弱い水で洗うだけなのでガンコな汚れは取れません。
ノズルは定期的にしっかり掃除をすることが大切です。
公衆トイレ掃除を7年やり続けた男からお知らせです!
ウォッシュレットのノズルは絶対に掃除して下さい!
めっちゃ汚れてます!
ここが綺麗じゃ無いと気持ち悪いっす( ^o^)ノ
って事で、会社のトイレを今日もピカピカにしておきました♪ pic.twitter.com/8cQoPIiiOt
— 佐賀ミキティの激安家具SHOP@山田店長 (@wakuwaku1) November 30, 2019
ノズル掃除の方法を洗剤別に3つご紹介します。
クエン酸
クエン酸は酸性です。
尿石や水あかのアルカリ性の汚れを落としやすくします。
また、クエン酸は自然由来なので安心して使うことができます。
クエン酸スプレーを使って掃除をする方法です。
- クエン酸・・・小さじ1
- 水・・・200ml
- スプレーボトル
- クエン酸スプレーを作る。水(200ml)とクエン酸(小さじ1)をスプレーボトルに入れて溶かす。
- ウォシュレットのノズルを出す。(ボタンを押すと出てくるタイプが多いです)
- 水が出ていないノズルにクエン酸スプレーをふきかけて、歯ブラシや綿棒でこする。
- ノズルをもとに戻す。
トイレ掃除はクエン酸スプレーで行いましょう。クエン酸小さじ1杯と水200ミリリットルで作れます。
汚れがウルトラ落ちます
— 生活の知恵の助 (@seikatsunochie4) September 8, 2019
クエン酸スプレーは尿の汚れを落としてくれるので、便座や床の掃除にも使うことができます。
中性洗剤とトイレ用掃除シート
ノズルの汚れがなかなか落ちないときは、中性洗剤とトイレ用掃除シートを使ってみましょう。
トイレマジックリンは中性洗剤、トイレクイックルは弱酸性洗剤です。
2つを合わせることで、ほとんどの汚れが落とせます。
- トイレ用掃除シート(トイレクイックルなど)
- トイレ用中性洗剤(マジックリンなど)
- 歯ブラシ
- ノズルを出して、トイレ用の中性洗剤をふきかける。
- 歯ブラシでこする。
- トイレ用掃除シートでふきとる。
いつもトイレ掃除につかっている洗剤で掃除することができます。
汚れが気になるときは、中性洗剤とトイレ用掃除シートを使ってみてください。
ノズル用洗剤
ノズル用洗剤として売っているものを使えば、とてもカンタンに汚れを落とすことができます。
ノズルにスプレーをかけて、泡が落ちるまで放置するだけです。
スプレーをしたらおいておくだけなのでとても便利です。
こちらも同じく泡タイプ。
ノズルに直接かけて、泡が落ちるまでおいておくだけで掃除ができます。
掃除方法は、洗剤の使用方法のとおりに使えばOKです。
ほとんどの洗剤がかけておくだけでいいので、カンタンに掃除ができます。
引用:町の水道修理センター
↑このような部分がノズルをしまうフタです。意外と忘れやすい場所なので、ノズルを掃除したときに一緒に掃除をするようにしましょう。
スイッチの掃除方法
引用;TOTO公式サイト
↑壁付けタイプのスイッチ
引用:住まいる水道HP
↑便座の横についているスイッチ
スイッチは壁についているタイプと、便座の横についているタイプとがあります。
スイッチは手あかがつきやすいので忘れずに掃除をしましょう。
また便座の横についているタイプは、尿はねの汚れもあるのでしっかり掃除をしましょう。
掃除方法は、トイレ用掃除シートでふくだけで汚れが落ちます。
掃除をするときは、コンセントを抜いておきましょう。
脱臭フィルターの掃除方法
引用:TOTO公式サイト
ほとんどのウォシュレットは、脱臭フィルターが付いています。
フィルターにホコリが詰まっていたり汚れたりすると、脱臭の効果がなくなってしまいます。
フィルターをを掃除するときは、まず脱臭フィルターを外します。
説明書の通りに外してくださいね。
- フィルターを歯ブラシでこすって汚れを落とす。
(力を入れすぎるとフィルターが破れるのでやさしくこする) - 汚れがひどいときは、水洗いをしてしっかり乾かす。
水分が残っていると、カビが発生しやすくなったりホコリがつきやすくなるのでしっかり乾かしましょう!
もし脱臭フィルターを掃除しても脱臭が効いていない場合は、フィルター自体を交換するという方法もあります。
プラグの掃除方法
プラグは電源を入れる部分です。
プラグは定期的に掃除をしないと、火災の原因になります。
差しっぱなしにしておくと、ホコリが水分をすって漏電することがあります。
ついつい忘れてしまう部分ですが、火災を防ぐためにも掃除をしておきましょう。
掃除方法は、からぶきするだけです。
(水ぶきをすると感電する危険があります。)
また、コンセントの中は触らないように気を付けてください!
毎日カンタンにできる掃除方法
ウォシュレットはできるだけ毎日掃除をしましょう。
といっても、念入りにするのは大変です。
ノズルは週1回、脱臭フィルターやプラグは月1回くらいを目安に掃除をしましょう。
毎日の掃除はふき掃除で十分です。
カンタンにできるふき掃除の方法をご紹介します。
固く絞った布と、中性洗剤(マジックリンなど)
またはトイレ用掃除シート
- 固くしぼった布に薄めた中性洗剤をつけてスイッチ部分をふく。
- 便座の表とフタをふく。
- 便座の裏側をふく。
- 全体を水ぶきする。
- しっかり乾かす。
便座の裏側が一番汚れているので、最後に掃除をすると効率がいいです。
ウォシュレットは電気が使われているので、水をかけると故障の原因になります。
また、便座をからぶきすると傷の原因になるのでしないようにしましょう。
まとめ
- ウォシュレットの掃除をする場所は細かく分けられる。
- 便座とフタの掃除は拭き掃除をする。
- スイッチは手あかがよくつくので、こまめにふく。
- ノズルは一番汚れやすいので、しっかり掃除をする。
- 脱臭フィルターは、掃除をしないと脱臭が効かなくなる。
- ウォシュレットのプラグは、しっかい掃除をして火災を防ぐ。
- 毎日の掃除はカンタンでいいので、できるだけ毎日ふく。
ウォシュレットの掃除って大変そう!と思っていても、一つずつ掃除方法を見ると意外とカンタンです。
毎日念入りに掃除をするのは大変ですが、さっとふき掃除をするだけでキレイなウォシュレットをキープできます。
しっかり掃除することで、ウォシュレットの機能が最大限にはたらきますよ!
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