小さい子供って何でもかんでも口に入れちゃいますよね。特に毎日遊ぶおもちゃなんかは結構汚れてたり…
そうやっておもちゃについた唾液を栄養としてカビや菌は繁殖します。
そして子供の口から入って感染症を引き起こす可能性があるんです!!
だからといって、たくさんあるおもちゃを一つ一つ消毒するのも骨が折れますよね、なるべく簡単に済ませたいものです。
ということで今回はハイター1本でおもちゃをお掃除する方法を説明していきます。
布製のおもちゃをハイターで消毒する方法
布製のおもちゃの代表と言ったらぬいぐるみですよね!女の子のお子様がいるご家庭などはたくさんあるのではないでしょうか?
他にもおままごと用の布おもちゃや枕、マフラーにも使える掃除方法です。
- 酸素系のハイター・・・10g
- 40~60前後のお湯
- 洗濯機
- 洗濯機にお湯5Lに対して酸素系のハイター10gを入れて溶かす
- ぬいぐるみを浸して30分待つ
- ソフト洗い、もしくはデリケート洗いなどで回す
- 乾かして完成
ハイターには酸素系と塩素系がありますが、ぬいぐるみの消毒は酸素系のハイターを使いましょう。
酸素系のハイターは塩素系よりも漂白力は劣ってしまいます。
でも繊維を傷つけることは少なく、酸素の力で汚れ自体を落とすことができ、大切なぬいぐるみを安全に洗うことができます。
お勧めは除菌と消臭が出来て、つけおきだけでも漂白効果を発揮する花王のワイドハイターEXです!
良い天気だったから
シマシマのブルーのボーダーが
似合う ぬいぐるみ
シマコちゃんをお風呂にいれた。
大きめなバケツにモノゲンを
入れて押し洗いして
ワイドハイターを薄めて30分つけて濯ぎ優しく脱水をして
太陽の中で
ネットに入れてからつるして
風を浴びた。
とってもスッキリしたね。 pic.twitter.com/RmJfnBGuvh— さちとん(とん汁ミルキー) (@rsOUpMTsvWmdcBL) June 16, 2019
ぬいぐるみの洗い方を知りたい方はこちらもご参考にしてください↓
プラスチック製のおもちゃを消毒する方法
おもちゃはプラスチックでできたものが多いですよね。しかもこれはおもちゃだけでなく、哺乳瓶や食器などにも使える消毒方法です。
- 塩素系のハイター
- ハイターを入れる容器(洗面器など)
- ゴム手袋
- 容器を準備する
- 水を5Lとハイターをハイターのキャップ2杯を混ぜて洗浄液を作る
- 洗面器にお掃除したいおもちゃなどをまとめて入れる
- 約2分つけ置きする
- ゴム手袋を使って取り出して水ですすぐ
- 自然乾燥させて完成
先ほどとは違い今度は塩素系のハイターを使います。水とハイターさえあれば簡単におもちゃをまとめて消毒できちゃうのですごく便利ですね!
お勧めの塩素系のハイターは黄ばみ汚れをしっかり落としてくれる花王のキッチンハイターです。
こちらはつけ置きの方法を詳しく説明されてるので、是非参考にされてください。
消毒のしすぎはよくない?
今わが子のために消毒をしようと決意してくださったそこのあなた。謝らないといけないことがあります。
それはお掃除や除菌の大切さを語ってきたのに、消毒をしすぎてはいけないという現実をお伝えしていなかったことです。
実は小さなお子様が育っていくうえで、菌に触れることはお子様自身の免疫機能を育てるために必要なことなんです。
でも汚れるものは汚れるし、カビだらけになったものを放置しておくわけにはいきません。
「じゃあどうすればいいの?」
って話ですよね、答えは簡単です。
あまり汚れに神経質にならないことです。おもちゃは普段は水洗いで、一か月に一回程度ハイターで一気に消毒するくらいでいいのです。
でもおもちゃを全て洗ってしまうとお子様が一日中遊べなくなってしまいますよね。
そんなときはおもちゃをグループ分けして消毒する日をズラしておくのがお勧めですよ!
赤ちゃんや子供が病気を発症する時期
引用:田辺三菱製薬公式サイト
これは子供によくみられる感染症の流行る時期をまとめたものです。
先ほどの話を聞いても大切なわが子には病気をさせたくないと不安に思われる方はいますよね。
そのような方は是非それぞれの感染症がはやる時期を抑えておもちゃの消毒に力を入れてみてはいかがでしょうか。
塩素系のハイターの注意点
塩素系のハイターはキッチンやお風呂など家庭のあらゆるとこで使えて便利ですよね。でもかなり強力な漂白、除菌作用を持っていて、
「子供が口に含むものに使っても大丈夫なの?」
って不安に思われる方もいらっしゃると思います。
答えは使用しても大丈夫です。なぜならハイターの主成分は次亜塩素酸ナトリウムという物質で、分解されて無害な物質になるスピードが速いからです。
正しい使い方と注意すべき点を抑えてお掃除や消毒の役に立ててくださいね!
- 酸性タイプの製品とまぜないこと
- 換気をすること
- 皮膚につかないようにすること
- 原液ではなく薄めて(希釈)使うこと
塩素系のハイターは酸性タイプの製品と混ぜることで毒性の高いガスが発生してしまいます。「まぜるな危険」と書いてあるのはそれが理由です。取り扱いには十分注意してくださいね。
また皮膚に直接ついてしまうのも危険です。もし塩素系のハイターなどの漂白剤が皮膚に付くと表面のたんぱく質が溶かされてぬるぬるとしてきます。使用の際はゴム手袋を装着するようにしましょう。
https://twitter.com/0628t_a/status/1181356234433187840
まとめ
- 布製のおもちゃやぬいぐるみは酸素系のハイターを使う
- プラスチックのおもちゃなどは塩素系のハイターを使っても大丈夫
- 子供の免疫機能を育てるためにも消毒のし過ぎはよくない
- 消毒の目安は1か月に一回程度
- それでも気になる方は感染症がはやる時期に消毒に力を入れる
今回ご紹介したハイターを使ったおもちゃの消毒方法はいかがでしたか?
子供の身の回りの菌に神経質にならなくていいのはちょっと意外でしたね。これには面倒くさがりの私も少しありがたい気持ちになりました。
これを読んでくださっている頑張り屋さんのお母さま方は、ハイター1本で消毒を簡単に終わらせてお子様と遊ぶ時間を増やしてあげてみてはいかがでしょうか?
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