空気をきれいにしてくれる空気清浄機ですが、掃除はきちんとできていますか?
汚い空気清浄機をそのまま使っていると、汚い空気が流れてきたり、においが臭くなったりして、体調も悪くなりかねません。
しかし、空気清浄機って複雑そうで、パーツもいっぱいあって、どう掃除したらよいのか分からない…。
全然掃除していないから中を空けるの怖いなあ…。などと不安に思いますよね。
今回は、重曹やクエン酸を使って、自然にやさしく空気清浄機を掃除していく方法を紹介していきます!
目次
空気清浄機掃除方法
さっそく空気清浄機を掃除していきましょう!ざっくりとした掃除手順は以下の通りです↓
- コンセントを抜く
- プレフィルターを掃除する
- 水洗いできない部品を掃除する
- 加湿周辺の部品を掃除する
- 本体を掃除する
- 掃除した部品を乾燥させる
- 部品をつけて元通りにする
掃除をする際、誤って電源が入り、感電やけがなどしてしまわないように、まずはコンセントを抜いてください。
プレフィルターを掃除する。
ここで言うプレフィルターは、取り外しができる一番外側のパネルのことを指します。
外側のパネルと、フィルターが一体になっているものもあれば、別々のものもありますが、これらにはほこりがたまりやすいですよね。
ほこりがたまりすぎると、効果が発揮しにくくなる可能性があるので、お掃除してきれいさっぱりにしていきましょう!
- 掃除機でほこりを吸い取る
- ぞうきんで拭く
ほこりがそこまで多くない場合は、掃除機でほこりを吸い取った後、軽く布で拭けばOKです。
しかし、ほこりがこびりついてしまっていたり、汚れが目立つ場合は、次の方法も試してみてください!
- 大きめの容器
- 水
- 台所用中性洗剤
- 歯ブラシや綿棒
- 大きめの容器にプレフィルターをいれる
- プレフィルターが浸るくらいまで上から水を入れる
- 台所用中性洗剤を1~2周程入れる
- 10分~30分程つけおきをする
- 歯ブラシや綿棒で細かい汚れをきれいにする
- 水で重曹やほこりが残らないように洗い流す
- 乾拭きをする
台所用中性洗剤を使うことで、中に含まれている界面活性剤が汚れを浮かしてくれます。
クレンザーや漂白剤などは素材を傷めてしまう可能性があるので、中性で優しめの台所用中性洗剤を使うのがおすすめです!
https://www.instagram.com/p/Bp8WJAbnjHZ/?igshid=1y19ufs2g3sbe
水洗いできない部品を掃除する
空気清浄機の集じんフィルター・脱臭フィルターは、水洗い・天日干し禁止の場合が多いです。
取り扱い説明書を見ながら、水洗い禁止の部分を確認し、まずはそこから掃除していきます!
- 一番外側のパネル・プレフィルターを外す
- 中にある集じん・脱臭フィルターを取り外す
- 集じん・脱臭フィルターに掃除機をかける
集じんフィルター、脱臭フィルターは、ほこりが取れてしまえば大丈夫です!
傷がついたり、破れたりしてしまわないように、変色していても強くこすりすぎないようにしましょう!
また、集じんフィルターは、片面しか掃除してはいけない場合が多いので気を付けてくださいね!
加湿関連の部品を掃除する
さて、次は加湿する時によく使われている部品を掃除していきましょう!
メーカによって多少変わりますが、加湿関連の部品は主にこのようなものです↓
- 給水タンク
- 加湿フィルター
- 加湿フィルターのトレー
今回は2つの掃除方法を紹介します!
- 重曹を使ってつけおき洗いする
- クエン酸を使ってつけおき洗いする
掃除方法①重曹を使ってつけおき洗いする
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一つ目に紹介する掃除方法は、重曹を使ったつけおき洗いです。
軽い水垢が気になる…。においを何とかしたい!という方におすすめなのがこの掃除方法です。
- 大きめの容器
- 水(1L)
- 重曹(大さじ4)
- 歯ブラシや綿棒
- ぞうきんや布
つけおきする物の数や大きさによって、水はたくさん必要になります。
水の量に応じて重曹も増やしてくださいね!
- 大きめの容器につけおきしたいタンクやトレーなどを入れる
- タンクやトレーが浸るくらいまで水を入れる
- 水1Lあたり大さじ4杯の重曹を加える
- 30分~1時間つけおきする
- 歯ブラシや綿棒で細かい部分の汚れを取る
- 水で洗い流す
- 布で拭いて水気を切る
大きな容器がないときは、洗面器やお風呂の浴槽に栓をしてそこでつけおきしても大丈夫です。
重曹が汚れを浮かしてくれるので、歯ブラシや綿棒でこするときも比較的取りやすくなりますよ!
また、重曹には消臭効果があるので、空気清浄機から出る嫌なにおいをクリーンにしてくれます。
掃除方法②クエン酸を使ってつけおき洗いをする
加湿の時に使うフィルターやトレーの回りには、水垢や、水道水に含まれるミネラルやカルシウムの成分が固まった白い塊のカルキ汚れなどがありますよね。
頑固でとれないカリカリ汚れには、クエン酸が有効です!
- 大きめの容器
- 水(3L)
- クエン酸(大さじ2)
- 歯ブラシや綿棒
- ぞうきんや布
- 大きめの容器につけおきしたい加湿フィルターやトレーなどを入れる
- 加湿フィルターやトレーが浸るくらいまで水を入れる
- 水3Lあたり大さじ2杯のクエン酸を加える
- 2時間程つけおきする
- 歯ブラシや綿棒で細かい部分の汚れを取る
- 水で洗い流す
- 布で拭いて水気を切る
水の代わりにぬるま湯をつかうと、さらに汚れが落ちやすくなるので、ぬるま湯がある場合は使ってみてくださいね!
本体を掃除する
フィルターや給水タンクを取り外すと、本体内部にもほこりや水垢などたくさんの汚れがついていることがあると思います。
そんな本体の掃除手順はこちらです↓
- 本体の外側を拭く
- 本体の内部についているほこりを掃除機で吸いとる
- ぞうきんで拭く
ぞうきんで拭くときには、水拭きをして汚れを取った後、乾拭きをすると、内部の湿気が取れてカビ予防にもなります。
また、ただのぞうきんだと掃除しにくいという場合には、マイクロファイバークロスを使ってみてください!
細かな繊維がほこりをからめとってくれるだけでなく、吸水性・速乾性にも優れているので、調度よく水けを含んでくれます。
洗浄作業が終わったら
つけおき洗いした部品は、布でふいて水気を取ったあと、日陰でよく乾かしてください。
拭き掃除をした本体の内部もしっかり乾いたことを確認したら、部品を元通りに取り付けていってください。
まとめ
- 空気清浄機の掃除はまずコンセントを抜くことから始める!
- 水洗いできない部品は掃除機でほこりを吸い取る!
- 水洗いできる部品はつけおき洗いがおすすめ!
- 重曹でのつけおきは軽い水垢やにおいに効く!
- クエン酸でのつけおきは頑固な水垢やカルキに効く!
- マイクロファイバークロスはほこりの拭き掃除に最適!
- 最後は部品をしっかり乾燥させてから元に戻す!
空気清浄機の掃除頻度は、1か月に1回が理想です。
つけおきを活用しながら、楽できるところは楽をしてこまめにお掃除頑張りましょう!
空気清浄機の掃除をして、気持ちも空気もさらにハッピーになると良いですね!
他にもいろいろな掃除の記事があるので、見てみてくださいね!