子供部屋はいつも散らかり放題…片付けなさい!と口うるさく言っても結局またすぐに散らかってしまう…
小学生のお子さんを持つご家庭では“あるある”ではないでしょうか?
いつも同じことの繰り返しでなかなかキレイが続かないのは、もしかしたらその部屋は子供にとって片付けしづらい部屋なのかもしれません。
散らかりがちな子供部屋を、小学生のお子さんでも片付けやすく、キレイが続く部屋にするにはどうしたら良いのか…
ここでは小学生でも簡単にできる子供部屋の収納方法について解説していきたいと思います!
目次
子供部屋が片付かない要因とは?
そもそもなぜこのように子供部屋はすぐ散らかってしまうのか?なぜ片付かないのか?その要因を探ってみました。
- 要因1:どんどん物が増える
- 要因2:収納場所をきちんと定めていない
- 要因3:出し入れが面倒な収納になっている
- 要因4:子供部屋が多目的部屋化している
それでは順番に解説していきます。
要因1:どんどん物が増える
小学校へ通い始めると学習用品が格段に増えてきます。
教科書や文房具だけではなく、体育着入れや上履き入れ、絵具セットや習字セット、鍵盤ハーモニカ等…
小さなものもあれば嵩張るものもあり、ひとまとめに収納するのが難しい物ばかりです。
要因2:収納場所をきちんと定めていない
物が増えた時に、これをどこに置くか、収納場所をきちんと決めていますか?
置き場所が分からないが為に、その辺に適当に置いてしまい、結果散らかることに繋がります。
散らかる原因の一つは、収納する場所がない・収納場所決めていない、もしくは収納場所をなかなか決められないか。
— 屁こきむし (@ysk_nkd) February 20, 2011
要因3:出し入れが面倒な収納になっている
例えば「手前にある荷物をどかして奥のタンスに入れる」や「引き出しの中の箱の中にしまう」等、ワンアクションでは済まない収納方法は子供にとってはいちいち面倒な為ストレスになり絶対に続きません。
要因4:子供部屋が多目的部屋化している
せっかく用意した子供部屋がいつの間にか物置部屋になっていたり、部屋干しスペースになっていたりしていませんか?
このような雑多な部屋は視覚的にも子供にとって良くありません。
子供の「自分の部屋なんだ」という意識作りも大切です。
キレイな状態が続く仕組み作りのコツ!
では具体的にどうやったら散らからない子供部屋を作れるのか…そのカギは“仕組み作り”にありました!
片付いた後もキレイな状態ができるだけ長く続く仕組み作りのコツをお伝えしたいと思います。
まずは整理してみよう
今ある物の数を把握したり、ジャンル分けをしてみましょう。
ここで大事なことは、一旦全て取り出してみること!全体を把握したうえで取捨選択しながらジャンル分けをします。
- 学校用品
教科書・ノート・文房具・手提げバック・絵具セット・習字セット…等 - おもちゃ類
ゲーム・ぬいぐるみ・人形・トランプ・オセロ…等 - 衣類
制服・パジャマ・下着・ジャケット・ハンカチ…等
子供と一緒に考えながらやってみる
小学生といっても、一年生から六年生まで、その差は大きいですよね。
一人ひとり年齢や性格の違いがあるので、今その子にとって何が一番良い方法なのか、子供と一緒に考えながら成長に合わせて収納方法を考えることが大事です。
子供部屋とはその名の通り「子供」の「部屋」ですので、子供のことを第一に考えた部屋作りをしましょう。
動線を意識する
子供が自分で片付けから翌日の準備までできる動線作りをいかにシンプルに作れるかがポイントです!
小学生は準備するものが意外と多く、毎日考えながら準備するのは大変です。
できるだけ動く距離を少なくすむような工夫をしましょう。
例えば、ランドセルや手提げバック、制服やハンカチ等の学校に持っていくものを一箇所にまとめて置けば、忙しい朝にもバタバタせずに済みますよね。
ぱっと見で全て揃っているかどうかわかるようにすれば、確認が素早くできて時間にも余裕がでてきます。
ざっくり・ポイポイ・楽々♪収納
では具体的にどんな収納方法が良いのかというと…
ズバリ!「ざっくり・ポイポイ・楽々♪」な収納方法なんです!
ざっくりまとめちゃおう♪
細かく物の住所を決めることも素敵ですが、あまりに細かすぎるのは逆効果!
年齢を考慮しながらも、最初はざっくり仕分けて収納したほうが長続きするコツです。
ポイポイっと放り込んじゃおう♪
おもちゃ類は次から次へと出してきてはすぐに散らかりますよね!
こんな時は気軽に放り込める大きめのバスケットやカゴなどがおすすめです♪
ポイポイっと簡単に片付けができるよう、できればフタなしのものを選ぶのもポイントです!
ハンガーにかけて楽々♪
タンスの中を覗くと服がぐちゃぐちゃのままぎゅうぎゅう詰めになっていたりしませんか?
子供はいったん服を取り出した後、またキレイに畳んで戻すということが苦手なんです。
なので衣類はハンガーにかけて収納するのがおすすめ!
洗濯後、畳まずハンガーラックにかけるだけなので楽々♪
シワにもならず欲しい服を探しやすいというメリットもありますよ。
イレギュラーなものにも収納場所を設けて
毎日使ったり、頻繁に持ち帰ってくわけではない物や、すぐに処分するべきか判断に困る物等、イレギュラーなものがでてきた場合の収納場所も考えておきましょう。
- 長期休暇等の間の持ち帰り用品
夏休みや春休み等の長い休暇中に一時的に持ち帰る荷物は、行方不明にならないよう一箇所にまとめましょう。
折り畳み用のBOXなら使用しないときにも邪魔になりません。 - 使用済み教材やプリント類
使い終わった教科書やノート、返されたテスト用紙やプリント等…
これらはすぐ確認できるよう机の上で収納しましょう。
特にプリント類はすぐに増えるので、週に一回くらいのペースで見直し、処分するか残すか選別するといいでしょう。 - 作品や思い出の品
学校の授業で描いた絵や、工作の品等、残しておきたい大切なものは、「思い出BOX」を準備しておくと安心して片付けられます。
まとめ
- キレイが続く子供部屋にするには片づけやすい仕組み作りが大事
- 子供と一緒に考えながら部屋作りをしよう
- ざっくり・ポイポイ・楽々♪収納がおすすめ
子供はなかなか大人の思い通りには動いてくれませんが、上手に仕組み作りができればとても素直に動いてくれます。
その子の性格に応じたシンプルな仕組みがルーティン化してしまえば、親も口を出さずに見守ることができると思います!
ぜひ、今日からでも取り組んでみてはいかがでしょうか?
部屋の片付けについてもっと知りたいという方はこちらをご覧ください!