いつも通り生活していただけなのに、いつの間にか壁に黒い斑点が…。
もしかしたら、それは「壁カビ」かもしれません。
放っておくとどんどん広がり、落ちにくくなってしまう可能性もあります。
壁にカビが生え始めたらすぐに掃除をしましょう。
目次
壁にカビができてしまう原因
壁にカビができてしまう原因は、様々ですが、大きな要因の1つとして「換気不足」が挙げられます。
湿気は普通に生活しているだけで発生してしまいます。
例えば、入浴時や料理をしている時などは特に湿気が多く発生するため、こまめな換気が必要です。
また、カビが生えやすい場所として、キッチン周辺の水回りや、日が当たらない押入れの隅などがあります。
特に日当たりが悪いお部屋に住んでいる方は、こまめに周辺を確認してカビが生えていないかをチェックしてみてください。
壁の材質について
実は、壁の材質によって掃除の方法が異なります。
壁によってはデリケートな材質があり、洗剤との相性が悪いと、壁の劣化が進んでしまう可能性がありますのでご注意ください。
壁の材質を見分けるポイントは、「水に強いかどうか」です。
まずは、ご自宅の壁に少量の水をつけてみて「水分を吸収するか」をチェックします。
「水分を吸収する壁」と「水分を吸収しない壁」の掃除方法についてそれぞれご紹介します。
水分を吸収する壁の場合のカビ掃除方法
まずは、水分を吸収する壁の場合の掃除方法についてご紹介します。
水分を吸収する壁に使用されている材質はとってもデリケートなので、拭き掃除が出来ないことが多いです。
例えば、布製や紙製、土壁や木材等の材質はこちらに該当することが多いです。
これらの材質の壁には市販のスプレータイプの洗剤「カビホワイト」を使用して掃除をしていきましょう。
「カビホワイト」は、布製や紙製等の材質にマッチした専用洗剤です。
使い方は、カビに直接吹きかけて、乾くまで約30分程度待つだけでOKです。
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水分を吸収しない壁の場合のカビ掃除方法
次は、水分を吸収しない壁の場合の掃除方法についてです。
水分を吸収しない壁は、水回り等に使用されていることが多く、水だけでなく洗剤も吸収しない場合が多いです。
そのため、漂白剤を使用した掃除方法を行うことが可能です。
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手順としては、まずホコリを軽く落とし、濡れ雑巾で水拭きをします。
そのあとに漂白洗剤を黒カビの目立つ箇所に塗り込み、最後に新しい雑巾で水拭きするだけです。
しかし、ここで1つだけ注意点ですが、漂白洗剤はかなり強めの洗剤なので、壁の色落ちがしてしまうことがあります。
まずは、壁の色落ちがしないかどうかをチェックしてから掃除開始をしましょう。
お風呂のカビを掃除したい方はこちらの記事を参考にしてください!↓↓
カビを生やしたまま放置した場合
お部屋の壁に生えるカビは主に「黒カビ」と呼ばれており、繁殖力が強く、様々な場所に発生します。
「黒カビ」を長期間放置したままの場所で暮らしていると、空気中のカビ菌が体内に侵入する可能性があります。
また、それだけでなく、感染症やアレルギー等の様々な病気を引き起こす可能性もあるのです。
特に免疫力が低い、小さな子供さんや高齢者の方がいらっしゃる家庭では、こまめにカビのチェックを行い、カビ退治をしていきましょう。
カビが生える前に常に予防を!
壁と家具の間に隙間を開ける
冒頭にもお伝えしたように、カビを避けるためには換気が必要です。
換気とは、空気を入れ替えることです。
空気の通りをよ
くするためにも、壁と家具の間に少し隙間を開けておくだけでも換気の効果があります。
晴れた日には窓を開けて換気をする
天気が良い日等は、窓を開けて換気をしましょう。
部屋全体を換気することで、カビが生えにくくなります。
また、お風呂や料理の後等もなるべく換気扇を回したり窓を開けたり等してこまめに換気をしましょう。
こまめに掃除をする
カビが生えてしまってからだと掃除がより一層大変になります。
そうならないためにも、カビが発生する前からこまめに掃除をしておきましょう。
まとめ
- 壁に生えるカビは黒カビで、長期間放置してしまうと人体に影響を及ぼす可能性がある。
- 壁のカビの掃除方法は、壁の材質によって異なる。
- 壁の材質にマッチした掃除方法をする。
カビはそのままにして置くと取り返しのつかないことになってしまいます…
お家のカビを徹底的に撃退したい方はこちらもぜひ参考にしてください!