カーペットの汚れってすごく気になりませんか?
ひんぱんに丸洗いできないので見えない汚れなどがあるとダニが来そうで心配になりますよね?
「カーペットにペットが粗相をしてまって…。やっぱり洗わないと臭いは取れないの?」
「カーペットのシミが気になる。なにか簡単にきれいになる方法はあるのかな?」
フワフワでくつろぐのに持って来いのカーペット。
ふだんは掃除機やコロコロを使ってお掃除する方が多いのではないでしょうか?
しかし、やはりそれだけではキレイになったとは言い切れません。
そんなに頻繁には洗ったり出来ないカーペットですが、重曹を使ってお手入れするとさっぱりキレイにすることが出来るんですよ。
目次
そもそも重曹ってどういうもの?
重曹ってよく耳にしますよね?
100均やドラッグストアなどでも手軽に買えて、お掃除に使うかたも多くなってきました。
重曹とは「炭酸水素ナトリウム」「重炭酸ソーダ」とも呼ばれます。
食塩を電気分解し、そこに二酸化炭素をくわえて作られたもので料理にも使われるほど安全なものなんですよ。
重曹には以下の特徴がありますよ。
- 発泡・膨張作用がありベーキングパウダーの主成分にもなっている。
- 粒子がこまかく研磨作用がある。
- 弱アルカリ性なので酸を中和してくれる。
- 消臭や吸湿作用がある。
①発泡・膨張作用がありベーキングパウダーの主成分にもなっている。
重曹と酸を中和して二酸化炭素を発生させ、ケーキを膨らませたり炭酸ドリンクを作ることができます。
食用の重曹は掃除用とはちがって食品衛生法の基で作られた食品添加物です。
食用の重曹は掃除用の重曹よりも含まれている不純物の量が少なくなっているのが特徴です。
②粒子がこまかく研磨作用がある。
重曹は塩よりやわらかいものなのでキッチンなどのクレンザーとしても使えて傷つけることなく汚れが落とせます。
③弱アルカリ性なので酸を中和してくれる。
油よごれなどを中和して分解する作用があり、よごれを落とすのにとても効果があります。
④消臭や吸湿作用がある。
重曹は生ごみや汗などの臭いの酸性のものを中和して中性に変化させ、臭いを消してくれます。
また、除湿効果もあるので下駄箱やクローゼットなどに置いておくと効果的ですよ。
こちらにも重曹のつかい方が紹介されています↓↓↓
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カーペットの掃除に重曹を使うとキレイさっぱり
大きなカーペットやラグなどは自宅ではなかなか丸洗いすることができませんよね?
わたしの場合、自宅のバスタブで洗うときには「さあ、いまからやるか!!」と気合をいれてからでないとおしりが上がりません。
しかもとっても天気のいい日を選ばなくてはならないんです。
ごはんの準備も待ち受けてるし、子どもがグズってこないうちにせっせと終わらせたいから気持ちだけがあせってグッタリ。
あせってやるから洗い残しとかもあって「せっかく洗ったのに~!!」ってなるんです。
そんな方におススメなのが、重曹を使っておそうじするいう方法です。
よごれを落とす効果と消臭効果
重曹は小麦粉と同じく油を吸いとってくれるので汚れを落とすことができるんです。
なので、上でも書いたように皮脂の汚れや食べもの、飲みものの汚れなどを効率よく落としてくれます。
さらに消臭効果も抜群にいいんです。
汗の臭いやペットの臭いなど、不快な臭いを水洗いなしでも落とすことができるんですよ。
安全性
なによりも重曹は、非常に安全で肌にもやさしいものです。
合成洗剤は、一般的には界面活性剤が使われていますが重曹には入っていません。
皮膚の油分がとられることがないので肌荒れも起こりにくいんです。
生き物にも影響がなく水質汚染の心配もないので重曹はおすすめなんですよ。
小さなお子さんやペットがいるご家庭でもつかいやすい理由はここにあるんですね。
重曹が使えないカーペットもあります。
ウールなどの動物素材は重曹をつかうことでカーペットをゴワゴワの手触りにしてしまうこともあるので注意しましょう。
重曹をつかってカーペットのよごれを落とす方法
カーペットのよごれを落とすには重曹を使うのが効果的だということがわかりました。
では、どのようにして汚れを落としていけばいいのでしょうか?
ここでは以下の2パターンのよごれに対して効果的な方法を紹介していきますね。
- 日常的なよごれ
- 食べこぼしなどのシミよごれ
日常的なよごれを重曹で落とす
まずは日常的に付くのが避けられない皮脂よごれなどについてです。
頻繁に洗うことができないカーペットですが重曹をつかうと日常的な汚れもかなりキレイになりますよ。
それがこちらで紹介する重曹ホットタオルです。
- 重曹:大さじ3
- ぬるま湯:1ℓ
- 洗面器などのおおきめの容器
- 使い古したタオル:1枚
- 洗面器にぬるま湯をいれ、重曹を混ぜて溶かす。
- ①にタオルを浸して軽くしぼり、レンジで1分加熱する。
- ②のタオルでいろいろな方向から力をいれてカーペットを拭いていく。
素材によってはブラシなどを控えた方がいいものもあるので取り扱い説明書などを確認してくださいね。
こちらの動画でもくわしく説明されています↓↓↓
食べこぼしなどのシミよごれを重曹で落とす
食べこぼしなどによるシミ汚れがついたら酸素系漂白剤と重曹を使って染み抜きしましょう。
- 重曹:大さじ1
- 酸素系漂白剤(ワイドハイターなどの液体のもの):20ml(小さじ4)
- 小さなボールなどの容器
- ぞうきん:2枚
- ゴム手袋
- レンジでぞうきんを温める(やけどしない程度の熱めの温度が目安)
- ①で加熱しているあいだに酸素系漂白剤に重曹を混ぜてペースト状にする。
- ②を汚れにかけて少し置き、上から熱めに温めたぞうきんでポンポンたたく。
- 水を少しかけて乾いたぞうきんで叩く。(汚れが落ちていなければ③を繰り返す。)
- 汚れが落ちたらカーペットに残ったペーストを水拭きしてとっておく。
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カーペットの臭いを重曹で取り除く方法
夏場は特にカーペットの臭いが気になりますよね?
素足で歩いているから「わたしの足が臭いのかも?」と思っていませんか?
わたしもそう思って自分の足裏をクンクン匂ってみたことがあります。
でも、それだけじゃないんです!!
人の汗をエサにして増える菌がいてこれがいやな臭いを放っているんです。
- 菌のエサとなるものが多くある(汗や皮脂、アカ、食べこぼしなど)
- 高温、多湿になっている
また、子どもやペットが粗相をしてしまった。
こんなときのキツイ臭いにも重曹が使えます。
ここでは以下のの2パターンのにおいに対して効果的な方法を紹介していきますね。
- 皮脂などのにおい
- ペットの粗相や嘔吐物などのにおい
皮脂などのにおい
重曹を使って皮脂などの日常的に出る臭いを消す方法はとっても簡単です。
- 掃除機
- 重曹
- 重曹をカーペット全体に振りかける。(薄めにまんべんなく振りかけるのがコツ)。
- 2〜3時間おいてから掃除機で吸い取る。
夜寝る前に振りかけておき、朝起きてから掃除機で吸い取るなどもおすすめですよ。
ペットのおしっこや嘔吐物などのキツイ臭い
つぎに、子どもやペットの粗相に対しての対処の仕方をご紹介します。
こんなときには上とは少しちがった方法で臭いを取りのぞきましょう。
用意するものはこちらです↓↓↓
- ぞうきん
- 掃除機
- 重曹
- ぞうきんで汚れをとりのぞく。
- 重曹をよごれに沢山ふりかけて水分を吸わせる。(よごれを隠すようにこんもりと置くような感じで)
- 重曹が乾くまで待つ。
- 乾いたら重曹をある程度とり除いてから掃除機で吸いとっておく。
時間をあまり空けすぎないようしてくださいね。
まとめ
- 重曹とは膨らし粉の作用や研磨作用、酸を中和して汚れを落としてくれたり消臭除湿効果もある。
- 重曹をつかうと汚れが落ちるほかに消臭もしてくれるが、安全性も高く肌にもいいのでおすすめ。
- カーペットの日常的なよごれや食べこぼしなどのシミよごれも重曹をつかって落とす方法がある。
- カーペットの皮脂などのにおいやペットの粗相などのキツイにおいも重曹で落とすことができる。
ひんぱんに丸洗いできないからこそより神経質になってしまいます。
洋服のように毎日洗濯できたらいいですが、そうはいきませんよね?
このような重曹をつかったお手入れ方法を知っていることで丸洗いできなくても毎日を安心して過ごすことができます。
ちょっとした知識を持っていることで心地よい毎日をおくることができますね。
こちらの記事も参考になりますよ↓↓↓
今回は重曹をつかってカーペットのお掃除をする方法をご紹介します。
イヤな臭いをとり除く方法もあわせてご覧くださいね。