手ピカジェルは、水がなくても手をきれいにできて除菌もされるので、水がない外出先でも持っていると便利ですよね。
では、携帯用の詰め替えにはどんな容器がいいのでしょうか?
「手ピカジェルの詰め替えにはどんな容器があるの?」
「手ピカジェルってどんなものなの?」
というような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、市販の手ピカジェルの容器や詰め替えにピッタリな容器について、また保存できる容器の材質など詳しく解説します。
さらに手作り品についてもご紹介します。
目次
手ピカジェルとは?
「手ピカジェル」とは、健栄製薬が製造販売しているジェルタイプの手指の消毒用アルコールです。
商品名を知っているという方も多いのではないでしょうか。
手ピカジェルの特徴
引用:健栄製薬公式サイト
「手ピカジェル」はエタノールという消毒用アルコール成分を76.9~81.4%含んでいます。
これは厚生労働省によるエタノールの消毒効果があるのは70~83%という基準を満たしているのでしっかり除菌できます。
使い方は、水もタオルも使わず、手につけて乾かすだけです。
ベタ付かず、サラッとした使用感です。
- 手に血液や汚れなどが付着している場合には、石けんを使ってよく洗い流す
- 適量を手指にとり、塗布又は塗擦する
- 使った後は手を十分乾燥させる(ヒアルロン酸配合で手に優しい)
- しっかり手を乾燥させずに火気に近づけると引火する恐れがある
- ノズルの先端が詰まって薬剤が飛び出すことがあるので、先端はきれいにしておく
- 薬剤を床や大理石、家具、革製品に付けてはいけない
- 直射日光や火気を避けて常温で保管する
手ピカジェルは詰替えても大丈夫?
「手ピカジェル」の製造販売元である健栄製薬では、アルコール対応の容器に詰め替えても差し支えないと述べています。
ただし6か月ごとなどに洗浄・乾燥を行うようにとアドバイスもしています。
Q 容器の詰め替えをしてもいいの?
A 容器の詰め替えの可否は次のとおりです。
アルコール対応型の容器に詰め替えを行っても差し支えありません。ただし、長期間にわたって詰め替えをくり返すとチリやホコリなどの混入による芽胞汚染を受けてきます。したがってその容器は6か月ごとなどに洗浄・乾燥を行ってください。
引用:健栄製薬公式サイト
詰替えられる容器の素材
アルコール対応容器であれば手ピカジェルも入れられます。
ただし、プラスチック容器にも材質によってアルコールを入れても大丈夫なものと入れられないものがあります。
ポリエチレン(PE)
高密度ポリエチレン(HDPE)
ポリプロピレン(PP)
ポリ塩化ビニル(PVC)
ポリエチレンテレフタレート(PET)※ペットボトルの材質ですが、アルコール対応のタイプのみ可
注意書きに「高濃度アルコールは不可」と書かれているものには不可
詰替えられる容器
手ピカジェルを詰替えて使うときに適した容器のタイプには以下のようなものがあります。
ワンタッチ容器
蓋をワンタッチで開けて、必要量を手に取って使います。小さな蓋を落とすこともなく回して外さなくていいので便利です。
真空ボトル(ポンプ式)
ポンプ式で、ワンプッシュでジェルが出ます。携帯にとても便利です。
市販の手ピカジェルの容器タイプ
「手ピカジェル」には本体と付け替え用はもちろん、携帯用もホルダー付きやおしゃれなミニタイプ、1回分が小分けになったプチタイプなどが揃っています。
また、ピンクのキャップでボトルもピンクの「ローズの香り」や、イエローキャップの除菌力がアップした「手ピカジェルプラス」もあります。
こちらではそれらをご紹介しますので、用途に合わせてお選びください。
手ピカジェル本体、付け替え用、携帯用
引用:健栄製薬公式サイト
ご家庭用の300ml入りのポンプ式ボトル入りとその付け替え用があり、60ml入りの携帯用も便利です。
シャンプーやボディソープなどは詰め替え用から容器に移さないといけないですよね。
しかし、手ピカジェルは「付け替え用」が売られています。
ポンプの部分を付け替え用に新しくつけるだけですぐに使えるのはとっても便利ですよね!!
手ピカジェルお出かけホルダー付き
引用:健栄製薬公式サイト
内容量は60ml入りで、バッグやリュック、ベビーカーに付けられるタイプです。
ホルダーストラップは6段階に長さが調節できます。
付けはずしが簡単なシンプル設計のストラップは子供が引っ張っても切れにくいシリコン素材なので安心です。
手ピカジェルMini(ミニ)
引用:健栄製薬公式サイト
コスメアイテムのようなかわいいデザインのミニタイプです。
化粧ポーチなどに入れて持ち歩きたいときに便利ですよね。
内容量は15mlです。
手ピカジェル プチ
引用:健栄製薬公式サイト
一回分が入ったプチは、開け口を下にして線に沿って折り曲げると薬剤が出るタイプです。
薄型で、片手で簡単に出せるのでとても便利です。
1包が1.2ml入りで、6包入りと20包入りがあります。
手ピカジェル プラス
引用:健栄製薬公式サイト
除菌力がアップした手ピカジェルです。
酸性アルコールの力でより広範囲のウイルス・細菌に効きます。300ml入りと60ml入りがあります。
以下の記事では「手ピカジェル」と「手ピカジェルプラス」の違いについて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
手作りハンドジェル
除菌ができるハンドジェルは、ご家庭で手作りもできます。
30mlのジェルを作る場合
- 精製水15ml
- 無水エタノール15ml
- アロマオイル6滴
- キサンタンガム約600㎎(小さじ1/8程度)
- 作ったハンドジェルは直射日光を避け冷所で保管
- およそ2週間を目安になるべく早く使い切る
- アルコールに弱い人は使用しない
次の動画では、ハンドジェルの作り方をわかりやすく教えてくれます。
手作りハンドジェルケース
ハンドジェルのボトルをサッと使えるようにオリジナルのハンドジェルケースも手作りしてみてはいかがですか?
完成品は縦横7×7cmで、底にマチ付き、ボトルの落下防止ゴム付きバッグに付けるもの、ストラップで首からかけるものが作れます。
- 撥水加工系のラミネート生地 18.5×7cm
- ボタン1個(直径1cm)
- ロングストラップ(100均のものでOK)
- フック
- ゴム14cm
- 使わなくなったマスクゴム
こちらが作図です。ボトルのサイズに合わせて生地の大きさを加減してください。
- 両サイドを1.2cmに折り端を縫う
- ゴムを半分に折り、ボタンが通るサイズで縛ってラミネートの中心にゴムを挟む
- ゴムを反対側に倒してさらに端を縫う
- 必要な長さに切ったストラップをフックに通して取れないように縫う
- 片側の端の縫いしろの幅を決めクリップで留め底の中心を折り込んでマチをつくる
- 両サイドの端を1cm幅で縫う
- 縫いしろにフックの紐を挟んで縫う
- 最後にボタンを縫い付ける
次の動画で作り方をご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
まとめ
- 手ピカジェルは他の容器に詰替えることはできるが、容器は6か月ごとなどに洗浄・乾燥を行う
- 詰替える容器には、「ワンタッチボトル」や「真空ボトル」などがある
- 容器の素材によってはアルコール不可のものもあるので、購入時には確認する
- 市販の手ピカジェルには、ボトル、携帯用、ミニ、プチ、ホルダー付きなどの種類がある
- ハンドジェルは家庭で手作りすることができる
いかがでしたが? 手ピカジェルは、ご家庭で使うボトルタイプやお出かけに便利な携帯用やミニタイプ、ホルダー付きや1回分使い切りのプチなどいろいろなタイプがあって便利ですね。
アルコール対応の容器に入れて小分けすればさらに便利にお使いいただけます。
以下の記事でも手ピカジェルについて詳しく解説されていますので、ぜひご覧ください↓↓↓