いざ、「部屋の掃除をしよう!」と思っても物が多くて散らかっていたら掃除ができませんね。
今回は、片付けをするメリットや物が多くなってしまう理由から考えていきます。
物が多くて掃除が億劫になっている人のために、部屋を片付ける方法と掃除の仕方、掃除が終わったらどんな行動を取るべきかを解説していきます。
物が多くて困っているという方は必見です!
目次
部屋を掃除するメリット
部屋を掃除するのはちょっと面倒ですが、さまざまなメリットがあります。
メリットを知っていれば掃除のモチベーションも上がるので見ていきましょう。
心身ともに健康になれる
部屋が汚いと埃が溜まり、ダニやハウスダストが発生しやすくなります。
ダニやハウスダストはアレルギーや皮膚炎の原因になるので避けたいですね。
また、物を片付けると心がスッキリして気持ちを入れ替えることができます。
掃除した後もきれいな部屋で心地よく生活できたり、風水的にも運気を上げることができるので心の健康にもとても効果的です。
集中しやすくなる
仕事や勉強をするときに部屋や机の上が散らかっていると、つい余計なものが目について他の事をし始めてしまうことはありませんか?
散らかった部屋は、集中力を低下させる原因になります。
集中力を高め、仕事や勉強の効率を上げるためにも、部屋は常にきれいな状態にしておきたいものです。
探し物が減り、無駄な出費がなくなる
部屋が散らかっていると、どこに何を置いたか分からなくなってしまいます。
欲しいものがあっても見つけることができず、いちいち探したり、結局新しいものを買う羽目になります。
部屋が片付いていれば、何がどこにどのくらいあるのか把握できるようになります。
ものを失くしてもう一度買ったり、家にあることに気付かず同じものを何度も買ってしまったりすることもなくなります。
掃除をすることは、無駄な買い物を減らすことにつながり、出費を減らすことにも繋がるのです。
いつでも人を呼べる
部屋が散らかっていると、急な来客に困ってしまいます。
「片づけるから10分待って!」なんて恥ずかしいですよね。
部屋を掃除しておけば、好きなときに友達や恋人を呼ぶことができます。
そして、定期的に人を呼ぶことこそが、きれいな部屋を維持する秘訣でもあるのです。
部屋が物で溢れる理由
どうして部屋が散らかるのかには必ず理由があり、それを考えれば片付け方のヒントが見えてきます。
散らかる理由とその対処方法は大きく分けて3つあります。
- モノが多い:要らない物を処分する
- 収納する場所が無い:収納する場所をつくる
- 物を出しっぱなしにしてしまう:置き場所を決め、使ったら元の場所に戻す
単純に物が多い
対処法:要らない物を処分する。
人が管理できるものの数は限られています。どんなに収納スペースを増やしても、物の管理ができなければ片付けられません。
要らない物の目安として、「1年以上使っていないもの」という考え方がわかりやすいでしょう。たとえば買ったのに使っていない化粧品や、使いかけなのに新品を買ったことで放置している消耗品などです。
そういったものは「要らない物」なので処分しましょう。
収納する場所がない
対処法:収納する場所を作る。
部屋によっては収納スペースがかなり少ない場合もあります。
ここで気を付けたいのは収納グッズをすぐに何個も買わないこと。
片づけていたら結局使わなかったり、ただただまた物が増えることになってしまったという残念な結果になりかねません。不要な物をすべて処分し、それでもどうしても収納スペースが足りないときに必要な分だけ収納グッズを買い足しましょう。
物を出しっぱなしにしてしまう
対処法:置き場所を決め、使ったら元に戻す。
物の置き場所が決まっていれば、片付けも簡単です。
反対に、空いた場所に適当にものをしまう片付け方をしていると、置き場所が決まっていないものがどんどん増えていき、欲しい物が行方不明になってしまいます。
使ったらすぐに元の場所に戻す癖をつけましょう。
また、片付けが苦手な人は以下の動画を一度見てみてください。参考になります。
片付けが苦手な人は下記の記事も参考にしてみてください。
散らかった部屋を片付けていく
片付けのメリットと物が溢れる理由を理解したところで、早速片づけていきましょう。
- ゴミ袋
⇒要らない物を入れて処分する - 紐とハサミ
⇒溜まった雑誌などの紙類のゴミをまとめる - 空き箱またはビニール袋
⇒収納場所が決まっていない物を入れておく
片づけをしていく上でのポイントは3つあります。
以下で順番に見ていきましょう。
まずは全部出す
全部出して確認してみると、どのくらい持っているのかが把握できます。探していたものが見つかったり、もらったものを使わずしまっていたりするので不要なものは処分しましょう。
部屋の片付け方において重要なのは、どれだけ不要なものを処分できるかという点です。今後の生活で使わないようなものは、売却や廃棄するなどして部屋から取り除いてしまいましょう。
全部出して要らない物を処分し、結果残ったものは「収納ケースを活用する」、「ものを分類しておく」、「定位置を決めておく」などをして収納しましょう。
時間を決めてやる
午前中のうちにテキパキ作業をしましょう。
「別なことをやってから、午後や夜に行おう」と思っても、疲れてやる気が出なくなることもあります。それに、掃除をして部屋をキレイにすればさわやかな気持ちで1日が過ごせるでしょう。
また、片付けは1日中かけて行うより時間を決めて行ったほうがはかどります。片付けが苦手な人ならば、最初は30分から始めましょう。
思い出のモノ、書類は後回しにする
分けることに時間も精神力も使う思い出の品や中身を見なければならない書類は最後にしてください。ついついじっくり眺めてしまい、無駄な時間を過ごしてしまいます。
上記の片づけグッズとポイントを押さえて片づけましょう。
体力のある午前中に、短期集中的に片づけます。
こちらのMinimalist Takeruさんは、片付けの動画をたくさん配信していますので、気になる方は他の動画もぜひ見てみてください。
片付いた部屋を掃除していく
片付けが終わったら掃除をしていきましょう。
- ハンディモップ
- 掃除機
- フローリングモップ
- ハンディモップで埃を拭きとる。
机やタンス、本棚など部屋のありとあらゆる表面の埃をすべて拭き取る。埃が舞うので必ず窓を開けて行いましょう。 - 床に落ちた埃を掃除機で吸い取る。
掃除機は前後にゆっくりと「Wを描くように動かす」のが基本。 - フローリングモップで床拭きをする。
拭き残しの箇所がないように端から拭いていくのが基本。
ハンディモップとフローリングモップならしっかり埃を絡めとる「クイックルシリーズ」がおすすめです。
掃除の基本としては、「上から下へ」、「奥から手前へ」という動作が基本の動きになります。
埃取りをする時は、上記の基本の動きを意識しながら静かな動作で床に落とすようなイメージでやると空気中にほこりが舞い上がるのを最低限に抑えられます。
部屋の掃除が終わったら
まずは苦手な片付け&掃除を頑張った自分にご褒美をあげましょう。
気晴らしに映画を見に行くも良し、おいしいスイーツを食べるも良し、綺麗になった部屋でのんびり過ごすのも良し。
そして大事なのはその後です。
せっかく綺麗になった部屋をすぐ散らかしてしまってはもったいないので、以下のような工夫をしていきましょう。
部屋をきれいに保つコツ
- 空き時間などを活用し、毎日5〜10分ほどの掃除をする
- 掃除を毎日のルーティンにする
- 掃除用具をすぐに使える場所に保管する
- 出したものはすぐに片付ける
どんなにきれいに掃除しても、生活していればほこりや汚れが溜まっていきます。
きれいな部屋を常にキープするためには、毎日少しずつ掃除をすることが大切です。
加えて、しつこい汚れが蓄積することもなくなり、より綺麗な部屋を保ちやすくなります。
まとめ
- 部屋を掃除するメリットを考えて掃除するとモチベーションが上がる
- 物が溢れるのは「物が多いから」「収納がないから」「出しっぱなしにするから」
- 少しでも不要と思うものは積極的に処分し、収納スペースを確保し、置き場所を固定する
- 長い時間をかけるより、短い時間で集中して片づける方がいい
- 掃除の基本は「上から下へ」「奥から手前へ」の動作
- 埃を取り、掃除機をかけ、床を拭き上げる順番で行う
- 毎日コツコツ掃除をし、清潔さを保つことが大事
片付けと掃除にはいくつかポイントがありました。
それを踏まえて部屋が散らからないようにし、毎日こまめに掃除をする習慣をつけるのが大事です。
常に綺麗な部屋を保ち、いつでも友達や恋人を呼べる部屋にしたいですね♪