最近は、液体や泡で出てくるタイプの石鹸をよく見かけますよね?
そんな中でも未だに根強い人気を持っているのが「牛乳石鹸」です。
「青箱と赤箱があるけど成分や効果の違いってあるの?」
「固形石鹸ってちゃんと泡立つの?」
「液体や泡の方が楽なのに、なんで固形の牛乳石鹸って人気があるんだろう?」
液体や泡の方が使いやすいという人は多いですが、牛乳石鹸には長く愛され続けている理由があるんです!
今回は、牛乳石鹸の成分・青箱と赤箱の違い・使い方について紹介していきます!
牛乳石鹸の成分は?
牛乳石鹸って青箱と赤箱の2種類がありますが、成分の違いはあるのでしょうか?
わかりやすく表で見てみましょう!
青箱 | 赤箱 | |
---|---|---|
成分 | ・石ケン素地 ・香料 ・乳脂(牛乳) ・水 ・ステアリン酸 ・酸化チタン ・EDTA-4Na | ・石ケン素地 ・香料 ・乳脂(牛乳) ・スクワラン ・水 ・ステアリン酸 ・酸化チタン ・EDTA-4Na |
成分は青箱も赤箱もそんなに変わりませんが、大きな違いはスクワランが入っているのかどうかです。
スクワランは、あまり聞き馴染みのない言葉だと思いますが、実はすごく大事な成分なんです!
気になる成分その1:お肌に潤いを!スクワラン
お肌に潤い!と聞くと女性なら誰もが興味を持つ話だと思います。
スクワランには、特に女性にとって嬉しい特徴があります。
- お肌に潤いを与えてくれる
- お肌に馴染みやすい天然の保湿成分
スクワランは、もともと人間の肌の中にもある成分なのですが、年齢が高くなるにつれて肌にあるスクワランが減ってきてしまうんです。
まだ若いし大丈夫~!と思っていても、実は30代頃から急激にスクワランが減ってしまうので、早いうちから意識して潤いのあるお肌を保っていけるようにしたいですね!
そして、牛乳石鹸にはもう1つ大切な成分があるんです!
気になる成分その2:使い心地の良い石鹸に!石ケン素地
石ケン素地の主な原料は、牛脂・ヤシ油・オリーブ油などの植物や動物から摂れる油脂です。
牛脂は油がすごいイメージがありますが、国内でも食料として使用されているグレードのものを使っているので、なめらかで安全な石鹸が出来上がります。
牛乳石鹸は釜だき製法で時間をかけて作られていので、天然成分がたっぷり入っていて肌の乾燥に困っている人も安心して使えます。
気になる成分その3:透明感アップ!ミルク成分(乳脂)
ミルク成分はミルクバターのことで、新鮮な牛乳から作られていてお肌のキメを整えたりなめらかにしてくれます。
乳清もミルク成分の1つで、化粧水のように肌に塗ったりパックにすると肌が綺麗になり、透明感が出ると言われています。
そのミルク成分が青箱・赤箱の両方に入っています。
ニキビや肌荒れが気になる人にも牛乳石鹸はおすすめです!
さっぱり青箱派?しっとり赤箱派?あなたはどっち?
牛乳石鹸を買うとき、青箱と赤箱どちらがいいか悩んでしまいますよね?
牛乳石鹸を試してみたいなぁ…という方のためにも、青箱・赤箱のそれぞれの良さが伝わるように紹介します!
さっぱり派の方は青箱がおすすめ!
スッキリさっぱりしたい人は青箱がおすすめです。
- 洗い上がりはさっぱりとしたい
- クリーミィな泡立ちよりソフトな泡立ちがいい
- 爽やかなジャスミン調の香り
運動した後や汗をかいてさっぱりしたい!というときにも青箱はおすすめです!
ジャスミン調の香りは控えめで、程よくふわっと香る程度です。
お風呂上りに自分からほのかに良い香りがして、気持ちが落ち着きますよ。
しっとり派の人は赤箱がおすすめ!
しっとりなめらかに保湿重視な人は赤箱がおすすめです。
- 洗い上がりはしっとり
- 洗顔にも使いたい
- クリーミィな泡立ち
- 優しいローズ調の香り
お風呂上りはローズの香りがふわっとして心地が良いです。
洗顔に使ってもツッパリ感はないのでおすすめです!
青箱と比べると赤箱の方がしっとりとしていて、女性は赤箱の方が好みな方が多いかもしれないかなと思います。
私も普段は赤箱を使用していますが、夏場は青箱を使ったりしています。
夏と冬で使い分けると香りに飽きることもないのでおすすめです!
牛乳石鹸を使うときの注意点!
牛乳石鹸を使うときに、注意してほしいポイントが4つあります。
効果的に使うために、確認をしておきましょう!
1.しっかり泡立ててから使う
牛乳石鹸は固形なので、顔や体に使うときはしっかり泡立ててから使うようにしましょう!
泡立ちが良くないまま使ってしまうと、泡の伸びが足りず摩擦が起きて肌へ負担がかかってしまいます。
固形石鹸は、液体や泡で出てくるタイプの石鹸よりも手間がかかります。
でも、保湿成分が多く入っているので、しっかり泡立てて使うようにしてくださいね!
泡立てネットを使うと、きめ細やかな泡がたくさんできるのでおすすめです!
2.体を強く洗いすぎない
牛乳石鹸以外の石鹸でも顔や体を洗うときは、肌への負担がかからないように、強くこするのはやめましょう。
強く洗いすぎてしまうと、肌への負担がかかるだけでなく保湿効果もきちんと得られません。
顔や体を洗うときは、しっかり泡立てた泡で肌を優しくなでるように洗うと良いですよ!
水ですすぐときも、肌をこすらないように優しく洗い流してあげてくださいね。
3.髪には使わないようにする
顔から体まで使える牛乳石鹸ですが、髪の指通りが悪くなり艶がなくなってしまう恐れがあるため、髪への使用はおすすめできません。
牛乳石鹸の公式サイトのQ&Aにもこのように書かれています。
洗髪には、シャンプーのご使用をお勧め致します。石鹸で洗髪すると、毛髪の表面に石鹸カス(金属石鹸)が残るため、すすぎ時に強くきしみ、毛髪を傷めることがあります。また、感触や光沢を損ない、くしの通りも悪くなります。
引用:牛乳石鹸公式サイト
牛乳石鹸を使うときは、顔や体と決められている部分に使用するようにしましょう。
4.保管する方法に気を付ける
牛乳石鹸だけでなく、固形石鹸を長持ちさせるためには保管する方法に注意も必要です。
固形石鹸は、水分が付いている状態だと少しずつ溶けていってしまいます。
石鹸を使い終わった後に、水気をきちんと拭き取ると雑菌が繁殖することを防ぐことができます。
石鹸を保管するときは、専用の石鹸置きを使って水分が触れないようにすると長く清潔に保つことができます。
石鹸置きは、100均でも簡単に手に入れることができますが、陶器や発泡ウレタン製の石鹸置きもあるので、これを機に自分好みの石鹸置きを探してみてもいいかもしれません!
牛乳石鹸をしっかり泡立ててモコモコ泡を作ろう!
牛乳石鹸だけでなく、他の固形石鹸でも同じように使えるのでぜひ参考にしてください!
泡ネットを使って泡立てる方法
泡ネットを使って簡単に固形石鹸を泡立てる方法をご紹介します!
泡ネットを使って牛乳石鹸を泡立てる
(一度にたくさんのお湯を加えてしまうときめ細やかな泡になりません)
泡ネットを使って固形石鹸を泡立てイメージは、こちらの動画が参考になります!↓
石鹸を手で泡立てる方法
泡ネットを使わずに素手で泡立てる方法もあります!
素手で牛乳石鹸を泡立てる
牛乳石鹸を使って素手で泡立てるイメージは、こちらの動画が参考になりますよ!↓
まとめ
- 牛乳石鹸には、肌に良い石ケン素地やミルク成分がたっぷり入っている
- 赤箱には、肌に潤いを与える保湿成分のスクワランも入っている
- 牛乳石鹸はしっかり泡立てて使うと効果的
- 牛乳石鹸を使うときは、強く洗わない・髪には使わない・保管場所に気を付けるの3つに気を付ける
牛乳石鹸は、肌に潤いを与えてくれる成分がたっぷりと入っているのでとても嬉しいですよね!
私は普段から牛乳石鹸を愛用していますが、使うと良い匂いがして気持ちが落ち着きます。
箱から出して袋のままの状態で洋服の引き出しに入れたりしておくと、着るときにふわっと香るのですごくおすすめです!
牛乳石鹸について詳しく知りたい!牛乳石鹸以外にも他の石鹸を知りたい!という方はこちらも参考にしてみてください!↓↓
こんにちは、おそうじ大好きママのあきこです!
皆さんも一度は目にしたことがある牛乳石鹸。
この記事を読めばきっと使いたくなりますよ♪