なにかと便利な重曹は様々なお掃除に使えます。
そういえば床がなんだかベタベタする・・・。
リビングやキッチンのベタつく床にも使うことができますよ!
重曹を床掃除に使うには少し注意点もありますので、最後までしっかり読んでからお掃除に取り掛かってくださいね♪
目次
ベタベタ床を重曹で掃除する方法
では、重曹を使ってベタベタ汚れのついた床を掃除していきましょう。
ここで、仲間が必要になります。
それはクエン酸です!
重曹は水に溶けにくく、白っぽく拭き残しができやすくなります。
そこで、クエン酸水で最後に吹き上げることで綺麗に仕上げます。
- 重曹(小さじ1杯)
- クエン酸 (小さじ1杯)
- スプレーボトル
- 水(重曹用:250ml、クエン酸用:200ml)
- 雑巾
- 重曹水をつくる
重曹小さじ1杯と水250mlをよく混ぜてスプレーボトルに入れる - クエン酸水をつくる
クエン酸小さじ1杯と水200mlをよく混ぜてスプレーボトルに入れる - 重曹水で拭く
重曹水を含ませた雑巾で、汚れ箇所を優しく拭く - クエン酸水で仕上げ
仕上げにクエン酸を含ませた雑巾で汚れ箇所を優しく拭く
重曹水の作り方を簡単に紹介した動画です♪
ただし、動画内の重曹の分量がブログで紹介しているものより多くなっていますので、あくまで参考としてご覧ください。
床掃除には上記に紹介した重曹小さじ1杯と水250mlがベストです。
理由についてはあとの「注意点」で紹介しています。
重曹スプレーで床掃除ビフォーアフター!(仕上げはクエン酸スプレーで中和)。何がすごいって、ボロボロ取れる垢!!20年の人間と猫の垢やね。ちょっとずつやらないと、結構重労働。何年か前に業者さんにやってもらったのはなんだったんだ(全然綺麗になってなかった)。 pic.twitter.com/GKqxIOV39r
— meinaizi (@niyakuma) August 20, 2018
重曹を使うメリットとは?
重曹は床掃除にキッチン掃除、あらゆるものに使える万能お掃除道具ですよね!
これからはもっと効果的に使えるように、重曹の性質をここで抑えておきましょう!
- 重曹は弱アルカリ性で、酸を中和する
- 人体に無害(料理にも使われる)
- 消臭作用・吸湿作用がある
- 粒子が細かいため、研磨作用がある
以上の性質を踏まえてメリット・デメリットを見ていきましょう♪
重曹は弱アルカリ性で、酸を中和する
- 食べこぼし
- 油汚れ
- 手垢
- 皮脂汚れなど・・・
上記にあるように主にベタベタした油汚れ系を重曹は得意とします。
弱アルカリ性なので、頑固な汚れには効きませんが、酸性の汚れを見つけたらまず重曹で対処してみるのもいいでしょう。
重曹無双
キッチンまわりの油汚れ、油煙に驚きの洗浄力
ホントによく落ちて界面活性剤系の洗剤と違って後のベタつきもない。
食べ物に関係する場所なので、成分的にも安心使ってみれば分かるこの違い
これから掃除する人はぜひ使ってみて。買いにいく手間をかけるかちあり#ステマじゃない pic.twitter.com/dCH7EBq7PV
— 本田武彦(TAKE) (@rosary702) December 30, 2019
料理にも使われるので人に無害
重曹は天然素材でできており、身体に優しくエコでもあります。
ペットがいるご家庭や小さなお子さんがいるご家庭では床掃除にも気を配っているかと思います。
重曹なら、料理にも使われるものですので肌に触れても安心です♪
消臭作用・吸湿作用がある
食べこぼしや油など臭いがするものも、重曹で掃除すれば消臭作用ですっかり綺麗にすることができます。
また、身近な腕時計なんかも常に身につけるものだから臭いが気になってきたり・・・
そんな小物類も重曹でお手入れできるんですよ!
重曹の性質を理解していれば、様々なお掃除・お手入れに応用できますね!
重曹、消臭剤だけでなく、除湿剤にもなるんですって!!
重曹、スゲーッ!!∑(゚ロ゚〃)— 香 (@kaoru_8saku) May 20, 2015
関連記事で詳しくお手入れ方法を紹介しています↓
粒子が細かいため、研磨作用がある
重曹は研磨剤として使うことができます。
粒子が細かいため傷がつきにくいというメリットがあります。
研磨の力は弱いのですが、フローリングのワックスは削れてしまう可能性があります。
そのため、便利屋さん重曹でも掃除の際に注意しなければいけないことがあります。
あとで注意点をまとめているので、そちらもきちんとチェックしてくださいね!
床のベタベタ汚れの原因
フローリング床の汚れは主にベタベタ汚れです。
- 足裏の皮脂
- 食べこぼし、料理中に飛んだ油などの油分
主に上記の2つが原因であると考えられます。
それらのベタベタ汚れにチカラを発揮するのが重曹なんです!
https://twitter.com/mipi_924/status/1150579645772734465
重曹で床を掃除するときの注意点
便利屋さんの重曹ではありますが、床掃除で使うのにはいくつか注意しなければいけないことがあります。
- 濃すぎる重曹水に注意
- 無垢材や生木に注意
- 手荒れに注意
せっかくのお掃除で失敗したくありませんよね。
注意すべき点もしっかり抑えてから、楽しく掃除を始めましょう♪
濃すぎる重曹水に注意
重曹を多めに入れれば汚れは落ちる?
それ間違いです!
重曹は水に溶けにくいため、拭き残しが多く出てしまうためクエン酸の仕上げ拭きが大変になります。
また、重曹の研磨作用でワックスを剥いでしまう恐れがあります。
上記の重曹水の分量を目安に、重曹水を作ってください♪
無垢材や生木に注意
重曹水はほとんどの材質に使えますが、「無垢材」や「生木」には使えません。
重曹で床が黒ずんでしまう恐れがあります。
念のためフローリング材質の確認をすることをオススメします♪
手荒れの可能性も
重曹は身体に優しく、料理にも使われる危険性の少ない安全な成分でできています。
しかし、必ずしも手荒れしないわけではありません。
「口に入れていいもの=絶対に手荒れしない」ではないことを覚えておいてください!
特に皮膚が弱い人や重曹水を長く使う掃除の場合は、ゴム手袋を装着することをオススメします!
まとめ
- 重曹は弱アルカリ性で、油汚れなど酸性の汚れに強い
- 床の主な汚れは「ベタベタ油汚れ」
- 床掃除には重曹水にプラスでクエン酸水も用意
- 濃すぎる重曹水には注意
- ほかにも注意点を抑えて掃除しよう
便利な重曹だからこそ、特徴を抑えて効果的にお掃除に使いましょう。
足元のベタベタ汚れがなくなれば、とっても気持ちよく過ごすことができますよ!
他にも重曹を使ったお掃除を関連記事では紹介しているので、重曹を手に入れたついでにあちこちお掃除しちゃいましょう♪