今話題のお掃除用具「オキシクリーン」。
このオキシクリーンを使って洗濯槽のお掃除をされている方も多いのではないでしょうか。
しかし、「洗濯槽オキシ漬けしたけど全然汚れが出てこない」「綺麗にならなかった」等の失敗談も多いようです。
今回は、オキシクリーンで洗濯槽をお掃除するときに失敗しないためのポイントを解説していきます!
洗濯槽のオキシ漬けを失敗しないための6つのポイント
簡単にできるオキシ漬けですが、洗濯槽のオキシ漬けは失敗してしまう人が多数いるようです。
洗濯槽をオキシ漬けしてお掃除するときに、失敗しないためのポイントは大きく分けて6つあります。
- オキシクリーンの分量をしっかり測る
- オキシクリーンを溶かすお湯の温度を確認する
- オキシクリーンをお湯にちゃんと溶かす
- オキシ漬けする時間を守る
- 入浴剤入りのお風呂のお湯を使用しない
- オキシ漬け終了後に洗濯槽をしっかり乾かす
では、一つずつ解説していきます。
1.オキシクリーンの分量をしっかり測る
最初のポイントとして、「オキシクリーンの分量をしっかり測る」ことが大切です。
洗濯槽のオキシ漬けの場合、10リットルのお湯に対して、約100グラムのオキシクリーンを入れることが基本分量とされています。
これより多過ぎたり、少な過ぎたりしてしまうと、オキシ漬けの効果が十分に発揮されない可能性がありますので要注意です。
また、お湯が入る量は各家庭の洗濯機によって異なるため、事前にどのくらいのお湯が入るのかを確認しておくことも重要です。
2.オキシクリーンを溶かすお湯の温度を確認する
オキシ漬けのポイントとも言える、お湯の温度。
基本とされている温度は40〜60℃です。
この温度よりも低かったり高かったりしても、オキシクリーンの成分が十分に発揮されない可能性があります。
お湯の温度は、洗濯槽のオキシ漬け以外でも同様で40〜60℃になっていることが重要です。
ここで1つ注意点としては、洗濯機によっては、50℃以上のお湯を使用すると故障の原因となる可能性もあります。
事前に取扱説明書を読んでからオキシ漬けに取り組むか、40℃以上50℃未満の温度のお湯を使うようにしましょう。
3.オキシクリーンをお湯にちゃんと溶かす
オキシクリーンがお湯に溶けていない場合、いくらオキシ漬けをしても汚れは落ちません。
しっかりとかき混ぜて、オキシクリーンをお湯に溶かしてからオキシ漬けをしましょう。
4.オキシ漬けする時間を守る
オキシ漬けの漬け置き時間は、20分以上6時間以内が原則です。
洗濯槽の場合は、最低でも3時間程度は置いておくことをオススメします。
特に、「半年以上洗濯槽の掃除してないなあ…」という方は、3時間以上漬けておくと古い汚れも落ちやすくなるかもしれませんよ!
また、漬け置きすればするほど汚れが落ちやすくなりますが、6時間以上漬け置きしておくのは、洗濯槽の故障に繋がる可能性もあるので、注意してくださいね。
5.入浴剤入りのお風呂のお湯を使用しない
使用済みのお風呂のお湯でオキシ漬けをする方もいらっしゃると思います。
使用済みのお風呂のお湯を使うことは、特に問題はありません。
しかし、「入浴剤入りのお湯」の場合は、使用を避けてください。
なぜなら、入浴剤にはさまざまな成分が含まれており、それらがオキシクリーンの効果を半減させてしまう可能性があるからです。
使用済みのお風呂のお湯をつかってオキシ漬けするときには、入浴剤を入れていないお湯であることがポイントです。
6.オキシ漬け終了後に洗濯槽をしっかり乾かす
オキシクリーンの掃除が完了したら、蓋を開けてしっかり中身を乾燥させましょう。
蓋を閉めたままにしてしまうと、掃除後の湿気のジメジメが残ってしまって、すぐにカビが生えてしまう可能性があります。
洗濯槽にカビが生えてしまうと、イヤ〜な匂いがついてしまい、洗濯をするたびに衣類に匂いがついてしまいます。
せっかく時間をかけて綺麗にした洗濯槽だからこそ、最後までしっかりと乾燥させて、清潔な状態を保ちましょう。
洗濯槽のオキシ漬けの正しいやり方について
上記で述べた「失敗しないためのポイント」を踏まえた上で、洗濯槽のオキシ漬けをしていきましょう。
この章では、失敗しないための基本のオキシ漬け手順について簡単に解説していきます。
- オキシクリーン
- お湯(40~60℃)
- ゴミ取りネット(ハンガーにストッキングをはめて代用可能)
なんと用意するものはたったのこれだけなんです。
では次に簡単に手順を説明していきましょう。
- 洗濯機内に設置されているほこり取りのネットを取り外す
- お湯とオキシクリーンを洗濯槽に入れる
- 洗いコースで5〜10分程洗濯機を回す
- 汚れをネットで取る
- 20分〜6時間程オキシ漬けをしておく
- 洗いコースで5分程洗濯機を回す
- 洗濯コース運転を行う
- 汚れを拭き取る
- 蓋を開けたままにして乾かす
1.洗濯機内に設置されているほこり取りのネットを取り外す
まず最初に、洗濯機内に設置されているほこり取りネットを取り外しましょう。
これを行うことによって、ほこり取りネット部分の汚れもオキシ漬けで綺麗にすることができます。
ほこり取りネット部分は掃除しづらい部分でもあるので、オキシ漬けのついでに綺麗にしてしまいましょう!
また、外したネット部分は、オキシ漬けの間に、ブラシ等でお掃除しておくといいですよ。
2.お湯とオキシクリーンを洗濯槽に入れる
次に、お湯を洗濯槽に溜めていきましょう。
失敗しないためのポイントでも述べたようにお湯の温度は40〜60℃程度にしておきましょう。
このとき高水位までいれておくことも忘れずに。
溜められるところまでお湯をいれたら、オキシクリーンを投入しましょう。
基本の分量は、お湯10リットルに対して、100グラムのオキシクリーンが目安です。
ここも失敗しないためのポイントなので、ちゃんと測ってからオキシクリーンを投入していきましょうね。
3.洗いコースで5〜10分程洗濯機を回す
オキシクリーンとお湯を入れたら、まずは「洗いコース」で5〜10分程洗濯機を回します。
(「槽洗浄コース」がある場合はそちらをご利用ください。)
失敗しないためのポイントでも説明した通り、洗いコースで洗濯機を回すことで、オキシクリーンがしっかり混ざります。
必ず5分以上洗濯機を回して、お湯とオキシクリーンを混ぜていきましょう。
4.汚れをネットで取る
汚れをネットで取っていきましょう。
ゴミ取りネットは簡単にネットで購入することもできます。
用意するものは、ハンガーとストッキングのみ。
ストッキングをハンガーにはめるだけで、簡単にゴミ取りネットの代用品が完成です。
5.20分〜6時間程オキシ漬けをしておく
ここも失敗しないためのポイントでお伝えした「漬け置き時間」です。
初めて洗濯槽のオキシ漬けを行う方は、3時間程置いて様子を見ながら進めていくことをオススメします。
また、汚れが浮いてきたら、こまめにゴミ取りネットでとっていきましょう。
全く洗濯槽の掃除をしていなかった方は、ここでかなり効果を感じられるかもしれないですね!
6.洗いコースで5分程洗濯機を回す
浮いてきたゴミを一通りとったら、再度洗いコースで5分程度、洗濯機を回します。
ゴミがまた浮いてきたら、こまめにすくって取り除いていきましょう。
7.洗濯コース運転を行う
洗濯コースで通常通り運転させます。
すすぎ、排水、脱水をしてオキシ漬けの終盤です!
8.汚れを拭き取る
通常運転が終わったら、洗濯槽についている汚れをティッシュなどで拭き取ります。
洗濯槽の底や壁の溝だけでなく、ほこりネット部分の溝にもゴミがついている可能性があります。
しっかりとティッシュで拭き取って綺麗にしましょう。
9.蓋を開けたままにして乾かす
最後に、蓋を開けたままにして乾かして完了です。
失敗しないためのポイントでも説明した通り、蓋を閉じたままにしてしまうと、洗濯槽にジメジメ感が残り、カビの繁殖が促進してしまう可能性があります。
しっかりと蓋を開けて乾かしておくことが大切です。
実際の洗濯槽オキシ漬けの様子
「実際にオキシ漬けしているところをもっと詳しく動画でみてみたい〜」という方もいらっしゃると思います。
YouTubeにオキシ漬けをされている方の動画がたくさんあがっているので、事前にみてからオキシ漬けしてみるのもいいかもしれないですね。
動画はこちらから確認できます!↓
そうなんです!
実は洗濯槽だけでなくて、衣類のオキシ漬けや、お風呂場のオキシ漬け等、オキシクリーンの使い道は多様なんです。
https://www.instagram.com/p/B-Uj13JAIll/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/p/B-ME1c1HZ9f/?utm_source=ig_web_copy_link
オキシクリーンは「1.5キログラム」で販売されていることが多く、かなりの大容量なので、洗濯槽以外のオキシ漬けも、ぜひトライしてみてくださいね♪
また、一人暮らしの方や、試しにオキシクリーンを使ってみたい方には、こちらの「500グラム」のオキシクリーンがオススメです。
まずは、購入してみて洗濯槽掃除から始めてみませんか?
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まとめ
- 洗濯槽のオキシ漬けを失敗しないためには6つのポイントがある。
- 1つ目は「オキシクリーンの分量をしっかり計測」すること。
- 2つ目は「オキシクリーンを溶かすお湯の温度を確認」すること。
- 3つ目は「オキシクリーンをお湯にちゃんと溶かす」ことでオキシクリーンの効果が発揮される。
- 4つ目は「オキシ漬けする時間を守る」こと。6時間以上は漬けておかない。
- 5つ目は「入浴剤入りのお風呂のお湯を使用しない」こと。入浴剤入りのお湯はオキシクリーンの効果が半減してしまう。
- 6つ目は「オキシ漬け終了後に洗濯槽をしっかり乾かす」こと。乾かさないとカビが繁殖してしまう恐れ。
- これらの6つのポイントをしっかりと理解して実行すれば、洗濯槽が綺麗になる。
- 洗濯槽以外にもいろいろな場所や物にオキシ漬けができる。
今回は、洗濯槽のオキシ漬けについてご紹介しました。
しっかりとポイントを守って洗濯槽のオキシ漬けをすれば、いつでも簡単にオキシ漬けができちゃいますよ。
いつまでも綺麗で清潔な洗濯槽を保っていきましょうね!
その他のオキシ漬け方法についてみていみたい方は、以下の関連記事もぜひ参考にしてみてくださいね!