通常、壁紙は漂白剤をかけてしまうと材質によっては傷んでしまう可能性があります。
しかし、最近話題の「オキシクリーン」ですが、壁紙にも使えるということをご存知でしょうか。
今回は、そんなオキシクリーンを壁紙のお掃除に使う方法について紹介します!
目次
オキシクリーンとは?
引用:オキシクリーン公式サイト
今、巷で話題となっている「オキシクリーン」。
とはいいつつ、「まだよく知らない…」という方も多いのではないでしょうか。
まずは、オキシクリーンについて簡単に説明いたします。
オキシクリーンは、衣類のシミ・汚れを漂白・消臭、除菌する酸素系漂白剤です。
引用:オキシクリーン公式サイト
漂白剤といえば、カビキラーやキッチンハイター等を思い浮かべる方も多いと思いますが、それらは「塩素系漂白剤」と呼ばれ、成分や匂いが強めなのが特徴です。
また、塩素系漂白剤は真っ白にする性質を持っているため、色柄物の衣類や壁紙等には使用できない場合があります。
この「オキシクリーン」は、酸素系漂白剤。
塩素系漂白剤とは成分が異るため、汚れだけを綺麗に落とすことができるんです。
例えば、色柄物の衣類や壁紙等の汚れやシミにも使えるという優れものなのです!
オキシクリーンの使い道は様々なのですが、今回は「壁紙をオキシクリーンで綺麗にする方法」についてご紹介します!
オキシクリーンを使って壁紙を綺麗にする方法とは?
では早速オキシクリーンを使った壁紙掃除方法についてご紹介します。
- オキシクリーン
- お湯
- バケツや桶
- ゴム手袋
- キッチンペーパー
- 綺麗なタオル
- お湯を入れたバケツにオキシクリーンを入れて混ぜる
- オキシクリーンの溶液をつけたキッチンペーパーを壁に貼り付ける
- 綺麗なタオル(または雑巾)に水をつけてしっかり拭き取る
では、詳細を説明していきましょう!
手順1.お湯を入れたバケツにオキシクリーンを入れて混ぜる
まずは、お湯をいれたバケツにオキシクリーンを入れてかき混ぜます。
基本的な分量としては、お湯500mlに対して、オキシクリーンの付属スプーン3/4杯です。
また、ポイントはオキシクリーンをお湯にしっかり溶かすこと。
溶けていないとオキシクリーンの効果が半減してしまう可能性もありますので、しっかりと混ぜましょう。
手順2.オキシクリーンの溶液をつけたキッチンペーパーを壁に貼り付ける
混ぜ終わったら、オキシクリーンの溶液の出来上がりです。
その溶液に、キッチンペーパーを破れないように漬けて、軽く絞りましょう。
軽く絞ったら、キッチンペーパーを広げて、壁の汚れている部分に貼り付けましょう。
キッチンペーパーを貼り付けたら、そのまま約20~30分程置いておきましょう。
20~30分経過したら、キッチンペーパーをはがして、汚れ部分を簡単にこすると綺麗になりますよ。
手順3.綺麗なタオル(または雑巾)に水をつけてしっかり拭き取る
最後に、綺麗なタオルを水につけてしっかり拭き取りましょう。
このとき、雑巾を使用しても問題はありませんが、なるべく綺麗目な物を使いましょう。
また、オキシクリーンの溶液の拭き残しがないようにしましょう!
拭き残しがあると、壁の劣化や傷みに繋がる可能性もありますので要注意です。
こちらの動画ではキッチンペーパーは使用していませんが、壁紙にオキシクリーン溶液を沁み込ませています。よりしっかりと沁み込ませるためにも、キッチンペーパーの使用をおすすめします!
オキシクリーンを使うときの注意点
ここまでオキシクリーンについて紹介してきましたが、残念ながら、すべての掃除に必ず使えるとは限りません…。
ここで注意点について解説していきたいと思います。
- 溶液を作り置きしておくことはNG
- シルクや革製品、金属や畳などの製品にはオキシクリーンは使えない
- 素手で溶液に触れないこと
- オキシクリーンを使用した掃除時には、しっかりとオキシクリーンの溶液を落とす(拭き取る)こと
冒頭に、塩素系漂白剤とは成分や性質が異なるというお話をしましたが、とはいってもオキシクリーンは「漂白剤」に値します。
つまり、他の漂白剤と同じように、直接触れてしまったりすると手がとても荒れてしまいます。
また、漂白剤がついたままにしてしまうとどんな物でも劣化や傷みが発生してしまいます。
オキシクリーンも漂白剤の1つなので、扱い方には気をつけましょう。
オキシクリーンの他の使い道
引用:オキシクリーン公式サイト
ここまで、オキシクリーンを使った壁紙の掃除方法について紹介しましたが、実は壁紙以外にも色々な使い方があるんです!
今回は動画も交えてご紹介します!
オキシ漬け
まずは、「オキシ漬け」の方法。
オキシクリーンで有名なのが「オキシ漬け」を使ったお掃除方法があります。
この方法では、黄ばみや汚れがついた衣類だけでなく、頑固な油汚れがついた換気扇、シミや茶しぶがついてしまった食器等も、オキシクリーンの溶液に漬けておくだけで簡単に落とすことができます。
やり方については、この動画を見てみてくださいね!
お風呂の床の掃除
こちらのオキシクリーンユーザーの方は、お風呂の床掃除に「オキシ漬け」をしていますね。
意外とお風呂場の床って汚れているけどなかなか掃除が大変ですよね。
そんなときに「オキシ漬け」を覚えておけば、一発ですっきり綺麗な床に大変身です!
布マスクをオキシ漬け
布マスクは洗えば何度でも使用できるので昔から人気の商品ですが、ずっと使い続けているとだんだん黄ばんだり汚れが気になってしまいますよね…。
そんなときに「オキシ漬け」をすれば、いつまでも真っ白で清潔な布マスクを使うことができますよ!
このサイトには、オキシ漬けについて解説している記事がありますので、参考にしてみてくださいね!
シミ抜き
次に、「シミ抜き」をする方法です。
この方法では、カーペット等についてしまったコーヒーやお醤油等の汚れを、簡単に除去することができます。
とっても簡単なので是非トライしてみてください。
まとめ
- オキシクリーンは酸素系漂白剤なので、色柄物の衣類や壁紙にも使える漂白剤
- 壁紙に掃除をするときには、液だれがしないように「キッチンペーパー」を使うと便利
- オキシクリーンは漂白剤の一種なので、取扱方法には十分に注意する
- 壁紙以外にもいろいろな使い道や用途がある