「お風呂の掃除の仕方、これであってる?」と思った経験がある方、いませんか?
毎日の家事の中で手間と時間のかかるお風呂掃除、せっかくなら正しい方法で行いたいですよね。お風呂掃除をする上での注意点やポイントなどを知って、頑固なカビも除去する掃除方法をマスターしましょう!
今回はお風呂の場所ごとの適切な掃除方法をご紹介いたします。
では早速、お風呂掃除の仕方について、解説していきます。
目次
換気扇を回して換気をする
お風呂掃除の説明をする前に、まず絶対にしていただきたいこと、それは24時間の換気です。
お風呂は湿気が多く、カビが繁殖しやすい場所です。だからこそ、お風呂掃除は大変なのですよね。
しかし、換気扇を回すことによって、壁や浴槽などカビの生えやすい浴室全体を乾燥させ、カビの繁殖を防ぐことができます。
「これ掃除方法じゃないじゃん。」と思うかもしれませんが、換気をすることが掃除の第一歩なのです。
掃除をするときに限らず、掃除をした後もカビの繁殖を防ぎ、綺麗を維持するために、24時間の換気が大切なのです。
全体を水で流す
いよいよ掃除を開始します!ではまず、浴室全体をお湯で流します。これは、汚れ柔らかくして、落としやすくするためです。
ですがここで注意点です!天井にはシャワーでお湯をかけないで!!後にもせ詳しく説明しますが、天井にもカビが発生しており、カビ取り用の洗剤を使います。ですので、それがポタポタとあなたに降りかかってきてしまうからです。
壁、鏡、天井それぞれ適切な掃除方法は異なる!?掃除方法を解説
壁、鏡、天井はそれぞれ適切な掃除方法が異なります。
場所にあった適切な掃除を行わないと汚れが落ちないばかりか、カビになってしまう原因にもなります。
それでは場所別に解説していきます。
壁の掃除方法
壁には、シャンプーや石鹸のカスが飛び散って、たくさんの汚れが染み付いています。そこで使うのが、クエン酸です。このクエン酸大さじ1〜2とぬるま湯で、クエン酸スプレーを作ります。
- クエン酸
- スプレー
- キッチンペーパー
壁にクエン酸スプレーを吹きかける。
2〜3分置いてから洗い流す。
壁の基本的な掃除方法は以上の2つですが、そう簡単に落ちない汚れもあるかと思います。その場合は、以下の方法を試してみてください。
- クエン酸の量を増やして、濃いめのスプレーを作る
- クエン酸→キッチンペーパー→クエン酸の順でにパックする。
- 20〜30分ほど置いてキッチンペーパーを剥がし、洗い流す。
こちらの方法であれば、頑固な壁の汚れも綺麗になります。
鏡の掃除方法
壁と同様、シャンプーや石鹸カスが飛び散って、鏡にはうろこ状の汚れがつきますよね。鏡の場合は、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が決勝になってしまうということも原因としてあげられます。
- 浴室用洗剤
- スポンジ
- ジーンズの切れ端(目の詰まった布)
- クリームクレンザー
- 浴室用洗剤とスポンジを使って鏡を一定方向に拭く。
- ジーンズの切れ端(目の詰まった布)にクリームクレンザーとつけてこする。
- 洗い流した後に、乾いたタオルで水気を拭き取る。
浴室用洗剤とスポンジだけで綺麗になった場合は、2つ目の項目を飛ばして、水気を拭き取っても問題ありません。
天井の掃除方法
全体に水をかける項目でも説明しましたが、天井は上から洗剤が降ってくる可能性があります。レインコートやゴーグル、マスクなどで防備してから始めてください。
- 塩素系漂白剤
- 柄の長いモップやクイックルワイパー
- 塩素系漂白剤をモップやクイックルワイパーに塗りつける。
- 天井全体に行き渡るように広げる。
- 洗剤を浸透させるために3時間ほど時間を置く。
- レインコート・マスク・ゴーグルを装着して、洗剤を洗い流す。
引用:ジョンソン公式サイト
天井全体に塗って広げるときは、汚れを落とそうと強くこすっても効果はありません。あくまで洗剤を浸透させる目的ですので、力を強く入れなくて大丈夫です。
また、面倒だからといって、直接天井にスプレーを吹きかけることは絶対にしないでください!
浴槽の掃除にはタイミングが命
浴槽の掃除は、入浴後が効果的です。なぜなら、お湯が入っていた分、一番汚れが付きづらく落ちやすいからです。
- 浴室用洗剤とスポンジを使ってこする。
- 洗剤で洗い流した後に乾いたタオルなどで水気を拭き取る。
引用:花王公式サイト
浴槽で忘れがちなゴムの部分は、定期的にカビ取り剤やいらなくなった歯ブラシなどでこすって掃除しましょう。しっかりとこすることで、黒カビの繁殖予防にもなります。
お風呂掃除のタイミングについてはこちらで詳しく解説しています。
排水溝の掃除をする
いよいよ掃除も終盤です。排水口の掃除にも、クエン酸を使いますので、まだ片付けないでください!排水口の掃除で用意するものは、こちらになります。
- クエン酸
- 重曹
- いらない歯ブラシ
そして、排水溝の掃除方法がこちらです。
- 蓋やカバーをすべて外し、全てにクエン酸をかける。
- その上から重曹をかける。
- もう一度クエン酸をかける。
- 10分置いてから、重曹をかける。
- いらなくなった歯ブラシなどで、こすって汚れを落とす。
- 水で洗い流す。
見ていただくと分かる通り、クエン酸と重曹のダブル攻撃で汚れを浮かせ、ゴシゴシこすらなくても簡単に汚れを落とすことができます。
まとめ
- 24時間換気を忘れずに行い、カビの繁殖を防ぐ。
- 水をかけてから、壁や鏡、天井、浴槽、排水溝の順で掃除する。
- 天井を掃除するときは、身を守る準備を忘れない。
いかがでしたか?毎日お風呂掃除をするのって本当に大変ですよね。
私も掃除したのに次の日にはぬめりがあったり、「ちゃんと掃除できてなかったのか」と気持ちが下がることが何度もありました。
だからこそ、正しい方法で掃除をすることがいかに大切かということに気づくことができたのです。
一つでも知らなかった!というアイデアがありましたら、是非試してみてください。その際にも、浴室の換気はお忘れのないように。
綺麗にするだけでなく、それを維持する、カビを寄せ付けない、そんなお風呂掃除を実践してみてください!
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