気付いたら蛇口や鏡についている白いウロコ状の水垢。ちょっとやそっとこすっただけでは落ちてくれませんよね。
水垢取りって難しいですよね。しかし、あきらめなくて大丈夫です。
水垢がスルッと取れる洗剤選びのコツとその掃除方法をお伝えします。
目次
水垢取りのための正しい洗剤の選び方
水垢はこまめに取るのが大事です。しかし、スポンジでゴシゴシしてもキッチンやお風呂用の洗剤を使ってもなかなか取れません。
水垢をスルッと取るには洗剤選びが大切なんです。
水垢取り用洗剤の選び方
洗剤選びのコツは2つあります。
- 酸性の洗剤を選ぶ
- 研磨効果のある洗剤を選ぶ
酸性の洗剤を選ぶ
水垢はアルカリ性の汚れです。アルカリ性の汚れを落とすためには酸性の洗剤を選ぶようにしましょう。
研磨効果のある洗剤を選ぶ
研磨効果のあるクレンザー系の洗剤であれば、長年蓄積した水垢でも落としやすくなります。
研磨剤の効果でキズが付きやすいため、ゴシゴシこすったり固いスポンジやたわしを使うのは避けましょう。
研磨効果のあるスポンジはキズに注意
市販のメラミンスポンジや、ダイヤモンドパッド、水垢スポンジを使えば軽度の水垢汚れは落とせます。
しかし、目に見えない小さな傷も含めて設備に細かい傷をつけてしまう可能性があるので注意が必要です。
水垢取り用洗剤をこすり取るスポンジは一般的なスポンジを使えば十分です。
おすすめの水垢取り用洗剤4つ
ここではオススメの洗剤を4つご紹介します。
- ウルトラハードクリーナー ウロコ・水アカ用
- テラクリーナー ヤマト
- ジフ
- 茂木和哉
ウルトラハードクリーナー ウロコ・水アカ用
お掃除のプロに推奨されている商品です。
アルカリ性のウロコ・水アカ汚れを中和分解するクエン酸と、自動車向けの研磨技術を駆使した、高性能研磨材を配合。
頑固な固着汚れに有効で、トイレの尿石を取るのにも使えます。
テラクリーナー ヤマト
業務用の酸性洗剤です。市販の水垢取り洗剤では落としきれない頑固な水垢も短時間でキレイにすることができます。
ゴシゴシこする作業が必要ないのが嬉しいですね。
研磨しなくていいので素材に傷がつく心配もありません。
ジフ
おなじみの住宅用クリームクレンザーです。天然成分カルサイト粒子が、キッチンやお風呂を傷つけることなく研磨してくれます。
クリームタイプのクレンザーは粉末のクレンザーより細かい粒子なので、やさしく磨けるのが特徴です。
「茂木和哉」
言わずと知れた大ヒット商品。茂木和哉はクレンザーです。
表面加工されたような鏡やプラスチックには使えませんのでご注意を。
公式ブログではスポンジやタオルの代わりにラップで磨くことをオススメしています。
【番外編】クエン酸
「酸性洗剤が手に入らない…。」そんな時はクエン酸を使ってみてください。
クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れを落とすことが得意。さらに自然由来なので安心安全です。
お風呂の鏡などデリケートな部分にはおすすめです。電気ケトルにも使えます。
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水垢取りの手順
水垢取り洗剤を使った水垢取りの手順を説明します。
- アルカリ性の洗剤
- 水垢取り用洗剤
- ラップ、もしくはキッチンペーパー
- スポンジ、もしくは濡れ雑巾
- 洗剤で皮脂汚れを落とす
- 水垢取り洗剤をスポンジつける
- こすりながら水垢が付いている部分につけていく
- ラップで覆う
- しばらく置く
- こすりながら洗い流すか濡れ雑巾でふき取る
- から拭きする
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クエン酸を使うときの水垢取り手順
クエン酸を使う場合もほぼ水垢取り洗剤を使う時と手順は同じです。
頑固な水垢の場合は、置いておく時間を長くしたり何度か繰り返す必要があります。
- クエン酸
- スプレーボトル
- キッチンペーパー
- ラップ
- スポンジ、もしくは濡れ雑巾
- クエン酸水を作る
水200mlにクエン酸小さじ1を入れて混ぜる。 - よく混ぜる
- 吹き付ける
スプレーボトルに入れて水垢に吹き付ける。 - キッチンペーパーを張り付ける
- さらにクエン酸水をかける
- ラップで覆う
- 置いておく
汚れがふやけるのを待つ。 - 汚れをこすり落としながら水拭きする
- から拭きする
水垢の予防方法
日頃からの予防で水垢がつきにくい状態にすることが可能です。
また、水垢がついてしまった場合でも、すぐに対処すれば簡単に落とせます。
頑固な水垢になってしまうと時間も手間もかかりますので、こまめなお掃除を心がけることが大切です。
常に乾燥した状態にする
水がついた場所は、そのままにしておかずにこまめにから拭きするようにしましょう。
お風呂に入った後は換気扇を回します。可能であれば、水垢の目立つ場所の水滴をタオルなどで拭くと良いでしょう。
鏡はスクイージーを使うと便利です。
汚れたらすぐ掃除する
水垢に、掃除しきれなかった食品のカスや石鹸カス、油汚れなどが加わり、それが蓄積することで頑固な汚れに。
水回りは一日一回キレイにお掃除し、掃除後はかならずから拭きして乾燥させましょう。
コーテイングする
洗面台には撥水性のコーティング剤を使用するとを高め、水や汚れを弾いてくれます。
中には3年も効果が持続するコーティング剤も。
お風呂の鏡は親水性のコーティングをします。
親水性にすることにより鏡が曇らなくなります。鏡をよく洗って乾燥させてから使用します。
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まとめ
- 水垢取り洗剤は酸性で研磨効果のあるものを使う
- 酸性洗剤がない場合はクエン酸でも代用できる
- 水垢取り洗剤はこすりながらつける
- 水垢取りをした後や水回りを使った後はしっかり乾かす
- コーティング剤を使って予防する
水を使う以上は水垢がつくのは完全に防げません。
でも、こまめに換気やから拭きをしたり、コーティングをすることで予防ができます。
頑固な水垢になる前に早めに対処することが大切ですね。頑固な水垢に成長すると、なかなかスルッとは取れなくなります。
水垢取りには、酸性で研磨効果のある洗剤を使い、繰り返し作業をして早めにキレイにしましょう。
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