次亜塩素酸水を使ってうがいできることをご存じでしょうか?
次亜塩素酸は除菌に有効だと最近話題になっています。
もともと歯医者さんでうがい薬としてよく使われており、知らないうちに使っている人も多いんですよ。
今回は次亜塩素酸水を使ったうがいについて、より有効な方法を紹介します。
目次
次亜塩素酸水を使ったうがい薬をご紹介
実際にどのような次亜塩素酸水を使ったうがい薬があるのか紹介します。
中には歯医者さんに推奨されている商品もあるんですよ。
またうがい用の次亜塩素酸を購入するときの注意点も説明しますね。
パーフェクトペリオラプチャー
引用:楽天公式サイト
- 容量:500ml
- うがい1回あたりの使用量目安:約15ml
- 1本でうがいできる回数:約33回
- 価格:3000円前後(2020年4月現在)
- 濃度:400ppm
歯医者さんでも使われていて除菌効果が高いと口コミでも評判です↓
近所の歯医者で治療前に使っているので、自分でも購入しました。汚れや菌があればあるほど反応して塩素臭が口に広がります。何度も続けていくうちにほぼ感じなくなります。
引用:Amazon公式サイト
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ドクタープラス 500ml 原液
引用:Amazon公式サイト
- 容量:500ml
- うがい1回の使用量目安:2.5ml(10倍希釈後うがい1回あたり15ml使用した場合)
- 1本でうがいできる回数:200回
- 価格:3000円前後(2020年4月現在)
- 濃度:500ppm
虫歯予防にも非常に有効だと口コミでも評判です↓
もう7.8年使っています。はみがきのときにうがいの水に一緒にいれています。おかげさまで全員虫歯がないです。
引用:Amazon公式サイト
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注意事項
次亜塩素酸は安全とはいえ、取り扱いには注意も必要です。
次亜塩素酸水の用途を確認すること
次亜塩素酸水は通販サイトでも多く取り扱いされています。
しかしうがい用ではない次亜塩素酸も多いので注意が必要です。
主にうがい用の次亜塩素酸水は濃度が400ppmです。
しかし次亜塩素酸の濃度が400ppmよりも高い500ppmの商品も多数販売されています。
希釈すれば使えるような気もしますが、500ppmの商品ページにはこのような記載がされています↓
Q、野菜を洗ったり、うがいや手指消毒に使えますか?
A、10倍に希釈した状態であれば、厚生労働省が示す微酸性次亜塩素酸水と同等な基準(第三者にて試験済み)となりますので実際は問題ないと思いますが、販売店の立場上、次亜塩素酸水は医薬品ではないため上記を使用目的として販売・推奨する事が致しかねます。自己責任にてお願いしております。
引用:Amazon公式サイト
うがい用ではない次亜塩素酸を希釈して使用する場合は自己責任となるので注意が必要です。
ハイターは使えません
またハイターに使われているのは次亜塩素酸ナトリウムなので、ハイターはうがいには使えません。
しかしハイターは安価で家じゅうの除菌に使えてコスパ抜群です。
ご購入はこちらからできますよ↓
ハイターについてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓
次亜塩素酸水を使ったうがい方法
次亜塩素酸水を使ったうがいも、通常のうがい方法と変わりません。
しかしあらためて正しいうがい方法をおさらいしましょう。
間違ったうがい方法をしていると、かえって感染リスクが高くなる可能性もありますよ…
正しいうがい方法とは
- 次亜塩素酸水を使ったうがい薬
- 水
- ハンドソープ
- ハンドソープで手を洗う
- 口の中をしっかりゆすぐ
- 10秒ほどうがいをして、水がぬるくなったら吐き出す
うがいをする前にやることが2つありますね。
1つ目は手を洗うことです。
口に入れるものを扱うので、手についたウイルスが口に入らないようにまず手を洗いましょう。
手洗いを楽しくしっかりできる動画はこちら↓
2つ目は口をゆすぐことです。
いきなりうがいをすると口の中のウイルスをのどの奥に流してしまうおそれがあります。
まず口の中を清潔にしてからうがいをしましょう。
うがいのタイミング
うがいは気になったタイミングでしてもらってOKです。
でもなるべくうがいをした方がいいタイミングがあるので説明します。
- 起きてすぐ
- 帰宅後
- 食事の前後
- 空気の乾燥を感じたとき
朝起きたときの口臭って結構気になりますよね…
実は起床時の口の中はとっても汚いんですよ。
唾液の分泌が少ない就寝中に、口の中では細菌が増え、毒素が溜まった状態になってしまっています。
また食事前も食べ物を飲み込むのと同時にウイルスを飲み込むことのないようにうがいをするのがおすすめです。
食後もうがいをすれば口臭予防にもなりますよ。
また外出中はいろんな人と接することになるので、ウイルスの感染リスクが高いです。
ウイルスに感染しないために、帰宅後すぐの手洗いとうがいが大切ですよ。
以上のようなタイミングに関わらず、空気の乾燥や、のどに違和感を感じたら早めにうがいするようにしましょうね。
次亜塩素酸がうがいにおすすめ理由とは
うがい薬にはいろんな成分を使ったものがありますよね。
爽快感のあるものや昔からおなじみのものまでたくさんありますが、やはり最近は次亜塩素酸を使った商品が話題となっていますね。
次亜塩素酸を使ったうがい薬がおすすめ理由を説明します。
殺菌力が高い
実は、次亜塩素酸は人体の白血球にも含まれる物質です。
白血球は外部から侵入した細菌やウイルスを体内から追い出す働きをします。
このときに殺菌力を発揮するのが、白血球に含まれる次亜塩素酸です。つまり殺菌力が非常に高い成分といえます。
次亜塩素酸は、白血球の持つ殺菌能力の本質です。人間の体内で白血球が細菌を殺す過程で、主に作用しているのは「次亜塩素酸」といわれている。#白血球 #次亜塩素酸 pic.twitter.com/uQ2RDvwkCJ
— あいひん (@RapelTheBabylon) February 8, 2020
安全性が高い
塩素と同じ臭いがする次亜塩素酸…
口に含んで大丈夫なのか心配される方も少なくないかと思います。
しかし次亜塩素酸は既に体内に含まれている成分です。
それに加えて次亜塩素酸はウイルスや細菌の消毒をした後は、アルカリ性の高さを示すPhが急減する性質をもっています。
強アルカリで人体に良くないから吸い込まないでね。次亜塩素酸水は水道水に塩を添加して生成された微酸性の電解水で、物質に着いたあとはただの水になるので小さい子供やペットがいても安全です。ジアイーノで噴霧してるのがそれだよって言うと安全性を感じてもらいやすいみたい。
— sumica (@sumica_hw) April 4, 2020
家じゅうの消毒にも使える
濃度を調整できる次亜塩素酸なら家じゅうの消毒にも使えますよ。
先ほど紹介したドクタープラスの次亜塩素酸はこんなにたくさんの場所の消毒に使うことができます。
加湿器に次亜塩素酸水を入れる人も増えていますね↓
https://www.instagram.com/p/B-_DFt3BF8F/
うがいに使うコップの除菌方法
うがいをする際には清潔なコップを使いましょう。
うがいや歯みがきに使うコップは使う度すすぐだけという方も多いかと思います。
ウイルスが気になるシーズンは特に除菌をして衛生的に使えるようにしましょうね。
コップの除菌方法とおすすめの保管方法を紹介します。
コップの除菌にも次亜塩素酸水が使える
うがい用だけではなく、いろんな場所の除菌に使える次亜塩素酸。
もちろん次亜塩素酸はコップの除菌にも使えます。
うがいの後、コップを次亜塩素酸水に浸して乾燥させれば除菌できますよ。
キッチンハイターで除菌する方法
割高なうがい用の次亜塩素酸水をコップの除菌に使うのはもったいないという方もいるかと思います。
もちろんキッチンハイターでも除菌できますよ。
- 洗い桶やバケツなどコップを浸せるもの
- キッチンハイター
- ゴム手袋
- ゴム手袋を装着する
- 洗い桶あるいはバケツに水を2.5リットル入れる
- キッチンハイターをキャップ1杯分(約25ml)を入れる
- コップを入れて、2分放置
※漂白したい場合は30分放置 - 水でコップをすすいで乾燥させる
こんな感じでつけおきします↓
- コップの材質が金属のものは使えません
- 塩素系漂白剤なので換気しながら除菌すること
- 急激に塩素が発生するおそれがあるので熱湯を使わないこと
キッチンハイターはこちらからご購入いただけます↓
キッチンハイターを使った消毒方法についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください↓
うがいコップおすすめの保管方法
- 乾燥させて保管する
- 逆さまにして保管する
- 定期的にコップを交換する
水分が残ったままだとホコリが付きやすく、水垢の原因にもなるので乾燥させて保管するようにしましょう。
またコップは逆さまにして保管した方が、コップ内部にごみが入るのを防ぐことができます。
そこで逆さまに保管できて、乾燥にも適した珪藻土トレーを使うのがおすすめです↓
うがい、歯磨きの必需品、洗面コップ。
いつもキレイにしておきたいものです。
ひっくり返しても飲み口が下につかずに水が切れるマグと珪藻土トレーがそんな願いをかなえてくれます。https://t.co/9czJtriF1W#うがいコップ #珪藻土トレー #神田マルシェ pic.twitter.com/rwgsUvjVRv— 神田マルシェ (@kandamarche) July 12, 2019
コップの清潔を保てる珪藻土トレーはこちらからご購入できますよ↓
うがいのコップって、思わず長く使ってしまいがちです。
子どものときから同じコップを使っている方も少なくないかと思います。
除菌にも限界があるので、定期的に交換するようにしましょうね。
まとめ
- うがいの前に手と口の中を清潔にすること
- 次亜塩素酸を使ったうがい薬は歯医者さんでも使われるほど洗浄力が高いことに加えて、体内にも含まれている成分だから安心して使うことができる
- うがい用の次亜塩素酸を購入するときには用途の確認が必要
- うがいに使うコップも清潔に保つこと
上手に次亜塩素酸をうがいに活用して、口の中の清潔を保つようにしましょう。
そうすれば、ウイルスだけでなく虫歯も抑えることができますよ。
除菌には次亜塩素酸だけではなくアルコールも有効ですよ。
次亜塩素酸とアルコールについて知っておけば、かなり有効なウイルス対策ができるようになりますよ。
アルコール除菌についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください↓