家のお掃除や除菌をしたいけどアルコール消毒液の除菌スプレーが手に入りにくい・・・
頻繁に使うからコスパも重視したい・・・そんなときもありますよね。
今回は、アルコール消毒液の作り方についてご紹介します!
目次
アルコール消毒液は手作りできる?
アルコール消毒液を使った除菌スプレーは、市販の商品を買って使うのが一般的なイメージですが実は自分で作ることが可能なんです!
では、実際にどうやって作るのかを見ていきましょう!
アルコール消毒液を使った除菌スプレーの作り方
- 無水エタノール
- 精製水
- スプレーボトル(アルコールを入れても大丈夫なもの)
- ポリプロピレン(PP)
- ポリ塩化ビニル(PVC)
- ポリエチレン(PE)
ネットでも揃う!手作りアルコール除菌スプレーグッズ
ドラッグストアや100円ショップなどでも探すことが出来ますが、ネットでも揃えられます!
無水エタノール (アルコール濃度 99.5%以上)
日本薬局方 消毒用エタノールP 500ml (アルコール濃度 95.1%~96.9%)
日本薬局方 精製水P ワンタッチキャップ式 500ml
AZ/エーゼット 有機溶剤対応トリガー式スプレー 500ml
ポリエチレンスプレー 100ml
混ぜるアルコールの比率と作り方
アルコールの消毒液は、濃度が70~80%位になるようにすると最も効果的です!
無水エタノール・消毒用アルコール「8」:精製水「2」くらいの割合になるようにします。
- スプレーボトルを用意し、無水エタノールを400ml量って入れる。
- 精製水を100ml量ってボトルに入れる。
- スプレーボトルのフタを締めて、よく混ぜる。
- スプレーボトルを用意し、消毒用エタノールを415ml量って入れる。
- 精製水を85ml量ってボトルに入れる。
- スプレーボトルのフタを締めて、よく混ぜる。
※消毒用エタノールの方が、アルコール濃度が低いので少し精製水の比率を下げると良いです!
場所別・アルコール消毒液の効果的な使い方
アルコール消毒液のスプレーは、手指の消毒やお家の除菌・お掃除などに幅広く使うことが出来ます!
キッチン
口にするものを取り扱う場所だからこそ、1番に衛生面に気を付けたい場所がキッチンです!
- アルコールの消毒液のスプレー
- 拭くもの(ダスター、キッチンペーパー、布巾など)
- ゴム手袋
- まな板・調理器具の消毒
- 調理台やコンロ周りの拭き掃除
- 取っ手など手が触れる部分の除菌
- 冷蔵庫内の拭き掃除や消臭
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拭き方や使い方のイメージは、こちら↓↓↓
トイレ
排泄物からもウィルスや菌が排出されるので、なるべくこまめに消毒をしておきたい場所です。
- アルコールの消毒液のスプレー
- 拭くもの(トイレットペーパーなど)
- 使い捨て手袋(必要に応じて)
- トイレットペーパーに直接吹きかけて、便器や便座の拭き取りに
- 便器に吹きかけるだけで黒ずみ防止に
- ドアノブやレバーの拭き掃除に
拭き掃除のイメージ↓↓↓
リビングや周りの小物
リビングは過ごす時間が長く、家族が集まるのであちこちに触れるポイントがありますよね。
アルコールには、手アカ汚れにも強いのでリビングの拭き掃除にも大活躍します!
- アルコールの消毒液のスプレー
- 拭くもの(ダスター、キッチンペーパー、布巾など)
- ゴム手袋
- 窓ガラスや鏡
- 手アカの目立つところ
- 子どものおもちゃ
- テーブルの拭き掃除
- リモコン
- スマートフォン
外出から帰った際、手洗いする前に触って、ウイルスを持ち込んでしまいそうな場所をシュミレートして、アルコール除菌しました。(7/7)
画像1→リビングのドア表裏
画像2→リビングの照明スイッチ
画像3→充電器など pic.twitter.com/RyzgbLmInE— Daiki_Morishita (@daiki_morishita) March 28, 2020
ちなみに・・・実は、スマートフォンは便座の10倍汚染されているという研究結果がイギリスの保険会社の調査で発表されています。
アルコール消毒の効果とは?
どんな消毒や殺菌に対応しているのかを知っていると、より効果的に使うことが出来ます!
- 風邪のウイルス
- インフルエンザウイルス
- B型肝炎・C型肝炎ウイルス
- 食中毒菌
アルコール消毒液を使うときの注意点
アルコール消毒液のスプレーに使う「無水エタノール」や「消毒用アルコール」には、使うときに気を付けたいポイントがあります。
- 引火しやすいので、火のそばで扱わない
- 目などの粘膜に付かないようにする
- 手荒れなどが心配な時は、手袋をつける
- 家電製品に使う場合は、商品の説明書を確認してから使用する
- 子どもの手の届かないところに保管する
- シミなどの原因になるので、床(ワックスがけしたものを含む)・桐・白木・ニスなどには使わない
アルコールが使えない時に代用できるのは?
次亜塩素酸ナトリウムと聞くと難しそうですが、「ハイター」という商品名ならば耳にしたことがあるのではないでしょうか?
次亜塩素酸ナトリウムのおすすめ
アルコールとは違う点もありますが、こちらも消毒液を作ることが出来ます!
次亜塩素酸ナトリウム消毒液を作るときには、このような液体のタイプを用意しましょう!
ハイター
キッチンハイター
次亜塩素酸ナトリウムの消毒液の作り方
では、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)を使った消毒液の作り方をご紹介します!
お掃除や普段の消毒・除菌には、濃度が0.02%~0.05%の消毒液を使います。
- 次亜塩素酸ナトリウム (ハイター5~12.5mlくらい)
- 水 500ml
- 空のペットボトル
- 使い捨て手袋
- ペットボトルに水を500ml用意する
- 次亜塩素酸ナトリウムを5~12.5ml量る(ペットボトルのフタ1~2杯半くらい)
- ペットボトルの水に次亜塩素酸ナトリウムを入れて混ぜる
※飲料水と間違えないように容器に「消毒液」であることを書いておくと安心です。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液の使い方と注意点
次亜塩素酸ナトリウムはアルコールと成分が違うので、使い方と取り扱いの注意も見ておきましょう!
- 手指の消毒には使えないので、注意する。
- 換気をして、使い捨て手袋をしてから取り扱う。
- 衣類に付けない様にする。
- スプレーで吹きかけず、ペーパーや布巾などに染み込ませてから拭く。
- 次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)の消毒液で拭き上げた後は、素材を傷めないように水拭きをする。
- 次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)の効果は比較的短い時間で薄れてしまうので、使い切る分だけ作る。
まとめ
- アルコール消毒液は、自分で作ることが出来る。
- アルコール消毒液を作るときは、無水エタノール(または消毒用エタノール)・精製水・アルコール対応のスプレーボトルを用意する。
- 無水エタノールと精製水を8:2の割合で混ぜると1番効果的な濃度の消毒液になる。
- スプレーを掃除などで拭き上げに使うときは、直接スプレーせずペーパータオルなどに吹き付けてから拭く。
- 使う場所を考えるときは、手が触れるところがどこかを意識するとわかりやすい。
- アルコールは、身の回りのウイルスや菌の殺菌・除菌に効果がある。
- アルコール消毒液を作って使用するときは、安全に使えるように使い方を守る必要がある。
- アルコールの他に、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)を使った消毒液を作る方法もある。
自分でアルコール消毒液を作ると思うとなんだか難しそうですが、3ステップで簡単に作れるのが意外ですよね!
アルコール消毒液はお掃除にも使えて、とても広い範囲の汚れ落としや除菌効果もあります!
この機会にぜひ挑戦してみませんか?
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