風邪や感染症予防で、手指の消毒に手ピカジェルを愛用している方が増えています。
赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭でも、手ピカジェルを使いたいと考えている方もいるのではないでしょうか?
「手ピカジェルって何歳から使っていいの?赤ちゃんは使える?」
「もし赤ちゃんや小さい子供が手ピカジェルを舐めたり、飲んだりしたらどうしたらいいの?」
すぐに手を洗えないときや予防で手ピカジェルを使いたいけれど、不安があるままでは安心して使えませんよね?
目次
赤ちゃんは手ピカジェルを使ってもいいの?
引用:手ピカジェル公式サイト
赤ちゃんや小さい子供がいる家庭でも、手ピカジェルを使いたいなと思っている方が多いですよね。
まず、手ピカジェルを赤ちゃんや小さい子供も使っても大丈夫なのかを確認していきましょう!
手ピカジェルは赤ちゃんも小さな子供も安心して使える?
手ピカジェルが安心して使える年齢は、具体的に決まっているのでしょうか?
Q.手ピカジェルは何歳から使えますか?
手ピカジェルに年齢制限はなく、小さな子供であっても差し支えありません。子供は、いろんな環境表面に触れる機会が多いため、風邪などの感染経路となりやすいと考えられています。しかし、小さな子供に手洗いをきちんとさせるのはなかなか大変です。手ピカジェルのようなアルコール手指消毒剤は、水を使わず比較的簡単に使用できるので、子供を色々な感染症から守るためにも有用だと思われます。
なお、まだうまく手をこすり合わせられない小さな子供の場合は、保護者の方がお手伝いしてあげるといいでしょう。
引用:手ピカジェルの公式サイト
公式サイトのQ&Aを調べてみると、このように年齢制限はないとされています。
赤ちゃんや小さな子供でも手ピカジェルは安心して使うことができますね!
しかし、人によってはアルコールアレルギーなどがあるので、不安な場合はパッチテストを行ってから使いましょう。
- 手ピカジェル
- 絆創膏
(薬剤が付いていないガーゼ付きのもの)
手ピカジェルのパッチテストのやり方
パッチテストで手ピカジェルがついていた部分が赤くなっていなければ大丈夫です。
赤くなってしまったり、手ピカジェルが触れていた部分が痒くなってしまった場合は、使うのを控えた方が良いかもしれません。
あくまでもパッチテストなので、赤ちゃんや小さい子供に異変があった場合はすぐに医療機関で診てもらうようにしましょう。
【時期別】赤ちゃんを守る手ピカジェルの使い方
赤ちゃんに手ピカジェルを使えるか気になるのは、大きく分けてこの2つの時期があげられます。
- 赤ちゃんが「ねんねの時期」
- 赤ちゃんが「自分で動けるようになる時期」
この2つに重点をおいて、手ピカジェルの使い方や使い始めるタイミングについてみていきましょう!
赤ちゃんが「ねんねの頃」の使い方は?
この時期は赤ちゃん自身がハイハイして移動したりすることがないので、手ピカジェルを使う前に菌やウイルスを赤ちゃんがいる場所に持ち込まないようにすることが大事です。
そのために、周りにいる大人や子供に手ピカジェルを使って消毒する、赤ちゃんが触れるものを除菌する、という考え方の方が良いです。
- 家に帰ってきたとき
- オムツを取り替えたとき
- 赤ちゃんの食事の前
- 手洗い後に
赤ちゃんは免疫力が低いので、周りの人が気を遣ってあげないといけません。
毎回念入りに手洗いをすることも大事ですが、忙しい育児には手ピカジェルがあるとサッと使えて除菌ができるので便利です。
赤ちゃんが「自分で動けるようになる時期」の使い方は?
ハイハイや立って移動できるようになると、赤ちゃんが自分で興味のあるものを触ったり、おもちゃで遊ぶことができるようになってきます。
この時期になると外出や外で遊ぶことが増えるので、周囲だけでなく赤ちゃん自身にも手ピカジェルを使わせた方がいいかな?と思いますよね。
この時期は、こんなタイミングで手ピカジェルを使うのが効果的です!
- 家に帰ってきたとき
- ご飯を食べるとき
- 遊んだ後
- 外出中にも
このように、赤ちゃんも周囲と同じようなタイミングで手ピカジェルを使ってあげるのがベストです!
しかし、手ピカジェルはアルコール消毒なので、手荒れをしてしまう場合もあります。
赤ちゃんや小さい子供は敏感肌なので、基本は「手洗いですぐに手が洗えない!」というときに手ピカジェルを使うようにすると手荒れ防止にもなります。
赤ちゃんの身の回りの物やおもちゃにも菌が!
引用:パストリーゼ公式サイト
赤ちゃんを菌やウイルスから守るには、手ピカジェルの消毒だけでは不十分です!
ハイハイなどで移動ができるようになると、赤ちゃんはいろいろな物に興味を持ち始めてあれこれ触ったり口に入れたりしてしまうからです。
もし、口に入れた物に菌が付いていたとしたら...怖いですよね。
そこでおすすめしたいのが、パストリーゼです!
- 安全性が高い
- 抗菌効果が長く続く
- 消毒効果が高い
パストリーゼにはこの3つの特徴があり、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使えるんです!
パストリーゼについてもっと詳しく知りたい!という方はこちらも参考にしてみてくださいね!↓↓
赤ちゃんが手ピカジェルを舐めたり飲んだりしてしまったときは!?
ママ達が1番心配に思うのは、赤ちゃんが手ピカジェルを舐めたり飲んだりしてしまったときではないでしょうか?
手ピカジェルなどのアルコール消毒剤は、口にしてしまった量や度合によってその後の対処の方法が変わってきます。
もしこのようなことが起きてしまっても、焦らずに落ち着いて行動してくださいね!
手ピカジェルで消毒した手を舐めてしまった場合
手ピカジェルで消毒をした後、手が乾いている状態で舐めた場合は問題はありません。
手ピカジェルなどのアルコール消毒剤は、アルコールの揮発(アルコール成分の蒸発)が早いです。
手ピカジェルだけでなく、赤ちゃんの周りの物やおもちゃに使ったアルコール消毒も、アルコールの成分はすぐに蒸発してしまうため危険性は低いです。
手ピカジェル自体を舐めてしまった場合
赤ちゃんが手ピカジェル自体を「ペロっと舐めてしまった程度」の場合は、母乳(ミルク)や水などの水分を多く飲ませてください!
水分を多く摂らせることで、血中アルコール濃度を下げることができます。
アルコール中毒の症状は、30分~2時間後くらいに現れることが多いので、赤ちゃんの様子をよく診ていてあげてください。
明らかにいつもと様子が違うと感じた場合は、すぐに医療機関で診てもらうようにしてください。
手ピカジェルを口にしたけど、どのくらいの量かわからない場合
赤ちゃんから少し目を離した隙に、手ピカジェルを飲んでしまっていた!でもどのくらい飲んだのかわからない!という場合についてです。
赤ちゃんは、アルコールの分解能力が低いので、一口以上のアルコールを飲んでしまった可能性がある場合は、受診相談をした方が良いです。
専門機関に相談することで、その後のアドバイスや対処の仕方なども教えてくれるので、その指示に従って行動するのが1番です。
もしもの時の受診相談はどこにすればいいの?
赤ちゃんが手ピカジェルを口にしてしまったとき、赤ちゃんよりお母さんやお父さんの方が焦ってしまいますよね。
そんなときのために、受診相談というワードを頭に入れておくだけで全然違いますよ!
中毒110番
中毒110番の電話サービスは、危険なものを間違って飲んでしまったときに、相談できる受診相談ダイヤルです。
電話相談をすると、現在の状況や誤飲してしまったものなどを詳しく質問されることが多いです。
- 飲んだもの
(メーカー・商品名・形状など) - どのくらい飲んだか
- 飲んだ時間と状況
- 年齢・体重
- 現在の様子
(顔が赤いか・ふらつきがないか)
もし電話をするときは、メモなどに前もって書いておくとわかりやすいかもしれないですね!
本当にこのような状況のときは焦ってしまっていると思うので、一旦落ち着いて電話をかけてみてくださいね。
こども医療電話相談
こども医療電話相談はアルコールなどの誤飲だけでなく、休日・夜間の子供の症状についてどう対処したらいいか、受診をした方が良いかなどを小児科医師・看護師に相談できます。
#8000をプッシュすると、各地域の相談窓口へと自動転送されて、赤ちゃんや子供の症状に適したアドバイスが受けることができます。
本当に電話しても大丈夫?こんなことで電話したら迷惑?と思う方もいるかもしれませんが、平成16年~29年にかけて年間相談件数は上がってきています。
赤ちゃんや子供の命に関わることなので、判断に困ったときは迷わず相談してみましょう。
受診相談は本当に必要な人が相談するためにあるものなので、興味本位で電話をするのはやめましょう。
本当に助けが必要な人が相談できなくなってしまいます!
まとめ
- 手ピカジェルは年齢制限がないので、赤ちゃんも使うことができる
- 赤ちゃんが自分で移動できない時期は、周囲の人が除菌に気を付ける
- 赤ちゃんが手ピカジェルを舐めてしまった場合は、水分を多く摂らせて様子を見る
- 不安な場合やもしものときは、迷わず受診相談をする
手ピカジェルは年齢制限がないので、赤ちゃんも安心して使うことができるのでママ達の強い味方ですよね!
しかし、手ピカジェルの管理を疎かにしていると思わぬ事故に繋がってしまうので、赤ちゃんや子供の手の届かないところで保管して、事故を未然に防ぐことが大事です!
手ピカジェルには、ウイルスや菌に対して効果的な使い方もあります。
手ピカジェルについてもっと詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください!↓↓
こんにちは!おそうじ大好きママのあきこです♪
今回は、赤ちゃんは手ピカジェルを使えるのか・いつ使うのがいいか・もし誤飲した場合の対処法、についてお話していきます!