手は体の中で最も汚れている部位のひとつだということをご存知でしょうか。
感染症の流行る季節は特に、手を綺麗にしておきたいですよね?
そんな時に便利なのが手ピカジェル!
ですが、正しい使い方を知っていますか?
「普段から手ピカジェルを持ち歩いているけど、今の使い方で合ってるのかな?」
「そもそも手ピカジェルはどんな効果があるのだろう」
手ピカジェルを愛用する人のなかには、こんな疑問を持つ人も少なくないはずです。
目次
手ピカジェルの使い方
後ほど詳しく説明しますが、手ピカジェルは気軽に手を綺麗にするにはとても便利なアイテムなんです。
ですが、正しい方法で利用しないと実は消毒効果を落としてしまうことになります。
そんな勿体ないことにならないために、早速手ピカジェルの使い方についてご紹介していきます!
手の消毒をするときの手順
そのため、他の部位になじませる前に、指先を意識してなじませていきましょう。
汚れが残りやすい部位なので、意識してすり込んでいきましょう。
以上が手の消毒方法の流れになります。
文章ではわかりにくいな、と感じる方は動画を載せておきますので参考にしてみてください。
よくある間違った使い方
手の消毒方法について詳しくお伝えしましたが、実は間違った使い方をしている人が結構多いんです。
折角手を綺麗にできるのに、効果をうまく引き出せていないなんて勿体ないですよね?
ここではそんな勿体ない使い方をなくすべく、間違った使い方について説明していきます。
手洗いした後に使う必要はない
よく手洗いをした後に手ピカジェルを使用する人をみかけます。
手ピカジェルはジェル状なので、手洗い後に使用してもさっぱりしていますし、なんだかとても手が綺麗になった気がしますよね?
ですがこれは間違いです!
手ピカジェルはアルコール消毒液で、これだけで十分な消毒効果があります。
そのため、石鹸でしっかりと手洗いをした場合と同じくらい手を綺麗にすることができます。
つまり、手洗いをしたうえで手ピカジェルを使用する必要はないんですね!むしろ手の油分が少なくなってしまって手がカサカサになりやすいので注意しましょう。
目に見える汚れがあるときは手洗いをする
その通り!
手ピカジェルはアルコール消毒液です。そのため消毒効果は高いのですが洗浄することはできません。
泥や汚物が手についたときなど目でみてわかる汚れが付着したときには、しっかりと手を洗って汚れを洗い流しましょう。
手ピカジェルを洗い流す必要はない
皆さんは、手ピカジェルで折角手を消毒したのに、その後水で洗い流したりしていませんか?
先ほど手洗い後に手ピカジェルを使用する必要はないとお伝えしましが、これも同様で手ピカジェルを使用した後洗い流す必要は全くありません。
というのも、手ピカジェルはすぐに乾きますので使用後手がべたべたすることもありません。
そもそも洗い流してしまうことで消毒効果が落ちる可能性があります。
これでは手ピカジェルが勿体ないのでやめておくことをオススメします。
実は手はこんなにも汚れている?!
ここまで、手ピカジェルを使った消毒方法や手ピカジェルの効果などお伝えしてきました。
そもそも自分の手はそんなに汚れていないし必要ないわ~と思っている方も多いのではないでしょうか。
いいえそんなことはありません。
皆さんの手はとても汚れています(笑)
下の画像を見てください。
これはある企業で手の汚れについて実験を行った結果です。
一番左がなにもしていない状態。一番右が手順通りに手を消毒した状態です。
赤い斑点は、すべて手に付着する菌です。びっくりするほど汚いですよね?人間の手は、体のなかで最も汚いと言われている部位です。
自分の手は大丈夫!と思わずに、感染症が流行する時期には特に手を綺麗にすることを意識してみてください。
手ピカジェルは手軽に手を綺麗にできる優れもの!
引用:手ピカジェル公式サイト
でも手ピカジェルは、手を手軽に綺麗に保てる優れものなのよ。
ここまで手ピカジェルの使い方や、手の汚れについてお伝えしてきましたが、手ピカジェル効果について、詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、手ピカジェルの成分と使うにあたってのメリットとデメリットをご紹介していきます。
手ピカジェルの成分
手ピカジェルの主成分はアルコール濃度76.9~81.4%のエタノールで手や皮膚の消毒と洗浄を目的に作られているアルコール消毒液です。
アルコール消毒液はアルコール濃度70~80%で最も消毒効果が高いといわれていて、手ピカジェルはそれを満たしておりとても消毒効果の高い消毒液といえます。
すぐに乾く揮発性なので、タオルも必要なく、さらっとした手触りが魅力的ですね。
いくら消毒効果が高いといっても、べたべたしたり、嫌な臭いがするものは使いたいとは思いません。
その点手ピカジェルは香りもよく、普段にも使いやすくなっています。
手ピカジェルを使うメリット
次に、手ピカジェルを使うメリットとデメリットについて、ご紹介していきます。
- いつでもどこでも手の消毒ができる
- 手洗いより短い時間で手を綺麗にできる
- 手を拭く必要がない
- 手が荒れにくい
いつでもどこでも手の消毒ができる
手洗いをする場合だと、もちろん石鹸と水が必要です。そのため、いざ手を洗いたいと思っても手洗い場がないと手を綺麗にすることができません。
その点手ピカジェルさえ持っていれば、いつでもどこでも手を綺麗にしたいなと思ったときに綺麗にすることができます。
普段から手の衛生面を気にされている方にとっては、とても魅力的なメリットですね。
手洗いより短い時間で手を綺麗にできる
皆さんは手洗いをするときどのくらいの時間をかけていますか?
実は、より確実に手の汚れを落とすために推奨されている手洗い時間は約60秒といわれています。
60秒の手洗いって、短く聞こえますが実際にやってみると結構長いんです!(笑)
その点手ピカジェルをはじめ、アルコール消毒液での消毒は約30秒で綺麗になるといわれています。
時間がもったいない!忙しいのに60秒もやってられるか!と思う方にはオススメです。
手を拭く必要がない
手ピカジェルの成分について説明したときにもお伝えしましたが、手ピカジェルの主成分はエタノールで、すぐに乾く揮発性です。
そのため、手洗い後のように手を拭く必要がありません。
手が荒れにくい
毎日のように洗い物やお風呂洗いをする主婦の方や、飲食関係、医療関係の方の中には、ひどい手荒れに悩まされる人も多いかとおもいます。
その場合、手洗いってすごい苦痛に感じませんか?洗う度に手はカサカサになっていくし、クリームを塗ってもすぐに洗うからまたカサカサ...
そんな方には手ピカジェルがオススメ!
手ピカジェルにはヒアルロン酸が配合されており手が荒れにくくなっています。手荒れを予防するには手ピカジェルを利用するのがオススメです。
手ピカジェルを使うデメリット
ここまで手ピカジェルのメリットについてお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもあります。
- 持ち歩くのが面倒
- 手荒れがひどい人が使うと痛みが強い
以上が主なデメリットといえます。
持ち歩くのが面倒
デメリットとして一番に思い浮かぶのはこれかなと思います。
普段から利用しない人にとっては、持ち運ぶこと自体が面倒だし何より外出の邪魔になる、と感じる人も多いかと思います。
そんな方にオススメなのが、持ち運びタイプの手ピカジェルです。
ストラップもついているため、カバンに引っ掛けたりすることで持ち運びやすくなっています。
これなら外出時にも邪魔になりませんし、持って出るのも忘れませんよね?
手荒れがひどい人が使うと痛みが強い
手ピカジェルは、ヒアルロン酸が配合されているので手が荒れにくいと先ほどお伝えしましたが、実は既に手荒れがひどい方が使用すると、とってもしみます。
なので、手荒れがひどくなる前に手ピカジェルを利用するなどして手荒れをしないようにしていくことをオススメします。
手ピカジェルを使うときの注意点
手ピカジェルは、手を綺麗にするための便利なアイテムです。
ですが、使用する際にはいくつか注意点があります。
- 手荒れがひどいときには使わない
- 家具や床に触れささない
- 火の近くでは使わない
手荒れがひどいときには使わない
上の記事でもお伝えしましたが、手ピカジェルはアルコール消毒液ですので傷口にしみます。
手荒れを予防するのに利用するのはオススメできますが、手荒れがひどい状態で使うと涙が出るほどしみますので、使うときには注意してください。
家具や床に触れさせない
実は、アルコールは床のワックスや家具の塗装などに触れると化学反応を起こして変色することがあります。
大切なお家の床や家具を傷めてしまっては大変です!
手ピカジェルを使用するときには、手に取ったジェルを床にこぼしたり、濡れたままの手で家具を触らないようにしましょう。
火の近くで使わない
何度も言いますが、手ピカジェルの主成分はエタノールです。
エタノールは引火性があり火の近くで使用すると大変危険です。
料理の最中やコンロ近くのお掃除のときに使用するときには、火元から離れたところで手に取り、完全に乾いてから近づく様心がけてください。
まとめ
- 手ピカジェルは正しい方法で利用すると手を綺麗にするのにとても便利なアイテム。
- 手はとても汚れているので日ごろから手を綺麗にすることを意識する。
- 手ピカジェルを使うときには注意点をよく理解してから使う。
今回は、手ピカジェルの効果や正しい使い方についてお伝えしてきました。
正しい、安全な使い方を理解して健康な生活をみんなで送っていきましょう。
手ピカジェル以外のアルコール消毒液について知りたい人は下の記事も参考にしてみてください。↓↓
今回は、感染症対策にもオススメの手ピカジェルの正しい使い方についてご紹介していきますね♪