皆さんのお家にウタマロクリーナーはありますか?
これ1本で家中の掃除ができてしまう万能洗剤!
ですが、車を洗うのには使えないって知っていましたか?
「洗車をしたいけど、ウタマロクリーナーは使えないってホントなの?」
「車以外にも使えないところってあるのかな?」
そうなんです。ウタマロクリーナーには、車をはじめいくつか使用できないところがあります。
目次
ウタマロクリーナーは車に使えないってホント?
結論から言って、車のお掃除、特に塗装部分に使用することはオススメできません!
なぜなら、塗装が剥がれてしまう可能性があるからです。
洗車をする場合には、車専用の洗剤を利用することをオススメします。
同じ中性洗剤だったら問題ないんじゃ、、、
一緒なんだったらウタマロクリーナーのほうが安いし買いやすいし、それでいいじゃん!
そう思われる方も多いと思います。
ですが、実はウタマロクリーナーと車用の洗剤とは少し違いがあるんです。
車に使えないのはなぜ?ウタマロクリーナーを徹底解説!
ウタマロクリーナーってそもそもどんな洗剤なのでしょうか?
ウタマロクリーナーの公式サイトではこのように説明されています。
ウタマロクリーナーは中性です。中性のクリーナーは一般的にアルカリ性のものと比べ油汚れに弱いと言われてきましたが、ウタマロクリーナーは油汚れもしっかり落とすことができます。 そのため、キッチンまわり、お風呂、トイレ、窓ガラスのガンコな汚れ、その他水拭きできる家具・床・壁紙など家中のお掃除に使えることが特徴です。
※水拭きできない家具・床・壁紙など一部使えないものもあります。
ウタマロクリーナーは、「住宅用合成洗剤」という品名で、キッチンやトイレ、お風呂などのお掃除に利用できるとても便利な洗剤です。
また、公式サイトにもある様に、ウタマロクリーナーは中性洗剤のため、肌が弱い人にも使用しやすいというところが魅力的ですね。
車用洗剤も住宅用洗剤も化学的な成分は変わりません。ですが以下の様な違いがあります。
- 洗浄力
- すすぐ力
この2点が、車用と住宅用の洗剤で大きく違うところといえます。
では実際にどのような違いがあるのか、簡単に説明していきますね。
洗浄力について
ウタマロクリーナーは、公式サイトでも記載されていた様に油汚れを落とすことに力をいれています。そのため、車用の洗剤と比較しても洗浄力が強いです。
その洗浄力で車を洗うと、塗装が剥がれてしまい表面がザラザラになってしまいます。
その点車用洗剤は、車についた泥、鳥の糞、排気ガスなどを落とすために作られており、適度な洗浄力で洗車することができます。
すすぐ力について
ウタマロクリーナーを始め、住宅用洗剤では洗浄力は強いものの車用洗剤と比べて泡切れが悪い傾向にあります。
そのため、洗車に使用すると流すのに時間がかかり、洗剤成分が車に残りやすくなります。
これは、車にとってもよくないです。
以上2点を踏まえると、洗車の際、塗装部分にウタマロクリーナーを使用するのはデメリットが多くなってしまいます。
大切な車を綺麗にするどころか、傷付けてしまう可能性があるので、注意しましょう
こちらはウタマロクリーナーの使い方を解説した記事です。参考にどうぞ↓↓
使う場所によっては車にも使える!
ここまで、車にウタマロクリーナーは使えない、ということを説明してきました。
ですが、塗装部分や革の部分などNGの場所にさえ使用しなければ、ウタマロクリーナーを使える場所もあります。
- ヘッドライト
- 車の窓
- 車内のシート以外の部分
普段からウタマロクリーナーを愛用している方にとっては、特にうれしい情報ですよね?
ここでは、洗車をする際にウタマロクリーナーを使うのがオススメの場所をご紹介していきます。
【使えるところ①】ヘッドライト
洗車で落としきれない部分の代表ともえるヘッドライト。
このヘッドライトの黄ばみや曇りは、洗車を軽くするだけでは落ちないのです。
もちろん専用のクリーナーで磨くのが一番なのですが、その前にウタマロクリーナーで洗浄することでよりヘッドライトを綺麗にすることができます。
【使えるところ②】車の窓
家の窓同様、車窓にもウタマロクリーナーは使えます。
車の窓は、家の窓よりも砂や埃で汚れており、定期的に掃除をしないとすぐに汚くなってしまいます。
ウタマロクリーナーは、頻繁にお掃除が必要な場合に使いやすさ、買いやすさからだけではなく、洗浄効果も高いのでオススメです!
使い方は、直接スプレーを吹きかけてそのあと拭き上げるだけで、窓はピカピカになります。
【使えるところ③】車内のシート以外の部分
車内のシートは革製品を使われていることが多いです。
そのため、革製品のシート部分には使用することはできません。
ですが、それ以外の部分ではウタマロクリーナーを使うことをオススメします。
ウタマロクリーナーは、中性洗剤で肌に優しくそれでいて油汚れなどをよく落としてくれます。
車内では、手垢や食べ物の油、埃などが多く付着しています。ウタマロクリーナーは、そういった汚れをスプレーするだけで洗浄してくれます。
ウタマロクリーナーが使えないところ
実は、ウタマロクリーナーは車以外にも使えないところがあります。
- 水拭きできない床や壁
- 大理石
- 液晶
- 革製品
この5つの使用できないところについて簡単に説明していきます。
【使用できないところ①】水拭きできない床や壁
白木というフローリングや、その他水拭きがNGな床や壁には使用できません。
使用すると、素材の中に水分が吸収されてしまい傷んでしまう原因になります。
水拭きができないところには、乾いた雑巾などで乾拭きをするのが良いですね。
ウタマロクリーナーでフローリングを掃除する方法を解説した記事がありますよ↓↓
【使用できないところ②】大理石
お家の中に大理石を置いている方は要注意!
大理石は界面活性剤に弱く、触れるとシミがてきてしまいます。
ウタマロクリーナーには界面活性剤が入っており、使用すると綺麗にするどころか汚してしまうことになります。
大理石を綺麗にする場合には、専用の洗剤を使用しましょう。
大理石のお掃除方法を詳しく解説した記事がありますよ↓
【使用できないところ③】液晶
ウタマロクリーナーは、中性洗剤ということを先ほどお伝えしたかと思います。
実は、ウタマロクリーナーを含む中性洗剤は、液晶のコーティングを剥がす作用があります。
スマートフォンやタブレットなどのコーティングが剥がれてしまっては大変です。
液晶を綺麗にしたいときは、眼鏡拭きなど柔らかい布で拭くようにしてください。
テレビの液晶画面の掃除方法を詳しく解説した記事があります。参考にしてください↓↓
【使用できないところ④】革製品
革製品は水に弱いです。水を含んでしまうと元に戻らなくなります。
そのため、基本的にスプレーなど水分を含むものでの洗浄はNGです。
ウタマロクリーナーは主に水分であり革製品に使用することはできません。
革の小物などを綺麗にするときは、革製品専用の洗剤を使用しましょう。
まとめ
- ウタマロクリーナーは車の塗装部分には使えない。
- 車以外にも、使えないところを知っておくことが大切。
- 使えないところを知っておけば、洗車にも使用できる。
ウタマロクリーナーは万能洗剤と言われていますが、どの洗剤にも使えないところはあります。
それをしっかり知っておくことで、今までよりもウタマロクリーナーを活用することができると思います。
ウタマロクリーナーの活用方法について、詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください。↓↓
家のお掃除に大活躍のウタマロクリーナーですが、実は使ってはいけないところがあるんです。車を中心にお伝えしていきますね♪