アルコールは消毒に有効だといわれていますね。
ではどのタイミングで消毒するのが有効なのでしょうか?
せっかく手を動かすなら、より効果的に消毒したいですよね。
今回は特に消毒が必要な場所ごとのベストタイミングを紹介します。
目次
ドアノブ・手すりの消毒
ドアノブや手すりは当然ながらいろんな人の手が触れるところです。その分ウイルスによる汚染リスクも高いので、しっかり消毒しましょう。
アルコールスプレーを使えば誰でもカンタンに消毒できますよ。ぜひ習慣化してウイルスに対する不安を少しでも払拭できるようにしましょう。
それでは消毒方法と消毒のベストタイミングについて説明します。
消毒のタイミング
ドアノブ・手すりを消毒するタイミングは帰宅後すぐです。
ドアノブの材質は一般的にステンレスが使われています。そしてステンレスに付いたウイルスは最低2日は生存するといわれています。
帰宅後のドアノブをそのままにしておくことは、家の中に侵入したウイルスを放置することになるかもしれないので、早めに消毒するようにしましょう。
消毒方法
- ゴム手袋
- アルコールスプレー
- キッチンペーパー
- ゴム手袋を装着する
- ドアノブや手すりにアルコールスプレーを吹きかける
- キッチンペーパーで拭きとる
- キッチンペーパーは密閉して処分する
アルコールスプレーならカンタンに消毒できますが、入手が難しい状況ですよね…しかし今でも購入できる商品もありますよ。
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購入するアルコールスプレーが決まったらゴム手袋やキッチンペーパーも併せて入手してくださいね。
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ドアノブや手すりは次亜塩素酸でも消毒できます。詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
優先して消毒する理由
最も重要なのは玄関でしょう 玄関ドアの内側だと思います
帰宅して手を洗うまでにスイッチにも、ドアノブにも水栓にも触らないなら別ですが触れてしまうと手に付いたウイルスを宅内に持ち込むことになるでしょう
引用:Yahoo知恵袋
エレベーターのボタンや共用部のドアノブなど…外出時は不特定多数の人の手が触れる場所を触ります。その際、手にウイルスが付着してしまうこともあります。
そのため帰宅したら、なるべく家の中のものに触れる前に手洗いを済ませましょう。
とはいえドアノブは家に入るときに触れるので、手洗い前に触れることになります。その分、手洗い後に優先して消毒するようにしてくださいね。
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キッチンの消毒
外出後にも警戒が必要ですが、気になるシーズンにはキッチンもいつも以上にしっかり消毒するのがおすすめですよ。
シンクやコンロ周りにはアルコールスプレーが使えますが、まな板や包丁にはキッチン泡ハイターを使うとラクに消毒できておすすめです。
ではキッチンの消毒方法と消毒のベストタイミングについて説明します。
消毒のタイミング
キッチンを消毒するタイミングは調理器具を使った後とお皿洗いをした後です。
調理器具を使った後
肉や魚などの生ものを切った包丁やまな板で、そのまま野菜を切ると生ものに付いていたウイルスが野菜に付いてしまう可能性があります。
特にサラダや果物は過熱調理せずに食べる事が多いので、ウイルスがそのまま口に入ってしまうおそれがあるのです。
なるべく食材を変える度にまな板と包丁の除菌をするようにしましょう。
お皿洗いをした後
シンクやコンロはお皿洗いの後に消毒するのがおすすめです。
特に油汚れは雑菌の温床となりやすく、冷えて固まると落としにくくなります。調理後なるべく早いタイミングの消毒がしましょう。
ただしシンクの掃除はお皿を片付けないとできないので、お皿洗い後にシンクとコンロをまとめて消毒するのがおすすめです。
消毒方法
- ゴム手袋
- アルコールスプレー
- キッチン泡ハイター
- キッチンペーパー
【まな板・包丁】
- ゴム手袋を装着する
- まな板と包丁をシンクに置く
- まんべんなくキッチン泡ハイターを吹きかけて2分放置
- 30秒以上、水で流す
- しっかり乾燥させる
【シンク・コンロ】
- ゴム手袋を装着する
- シンクとコンロに直接アルコールスプレーを吹きかける
- キッチンペーパーで拭きとる
アルコールスプレーとゴム手袋とキッチンペーパーはドアノブ・手すりの消毒で使ったものと同じものでOKです。
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ハイターを使った除菌方法についてもっと知りたい方はこちらをご覧くださいね↓
優先して消毒する理由
キッチンはウイルスが増殖する条件が揃っています。
- 栄養豊富
- 多湿
- 高温
キッチンは食材を扱うので、栄養豊富です。また加熱調理もするので高温になりやすいのと同時に湿度も高くなりがちです。
家族の口に入る食事を作る場所ですので、優先的に消毒するようにしましょうね。
★★★キッチンの消毒を実践しました★★★
キッチン周りの消毒方法を実践した写真を交えて紹介します。
今回はまな板と包丁、シンク・コンロ周りの消毒方法に加えて、固まった油汚れの落とし方も説明します。
まな板と包丁の消毒
キッチン泡ハイターならつけおきだけで消毒できてとってもカンタンです。
今回は漂白も兼ねて5分つけおきしましたが、消毒だけなら2分でもOKです。またこの動画のようにボールの上に載せれば両面一気に消毒できますよ↓
食材を変える度に消毒するのがおすすめですが、食材に泡が付着しないようにご注意くださいね。
つけおきしている間はいったん休憩を取って、料理のレシピの見直しをしておけば料理の失敗も少なくなりますよ。
コンロ周りの消毒
コンロやコンロ周りのキッチンパネルに付着した油はアルコールスプレーを使えばラクに掃除できます。除菌もできて一石二鳥ですね。
キッチン用のアルコールは手荒れの原因にもなるのでゴム手袋を付けて消毒してくださいね。
たしかに手肌用のアルコールもありますが、保湿成分などの手肌に適した成分を付加しています。
手肌用ではないキッチン用のアルコールを手肌に付けると肌が荒れてしまうおそれがあります。
手肌とキッチン用のアルコールを混合しないように気を付けましょうね。
番外編:固まった油汚れを落とす方法
今回の消毒でうっかり落とし忘れていた固まった油汚れをみつけたので…その落とし方を紹介します。
アルコールでも落とすことができますが、もっとカンタンに落とせる方法がありますよ。
- ゴム手袋
- ウタマロクリーナー
- ブラシ(使い古した歯ブラシでもOK)
- キッチンペーパー
- ゴム手袋を装着
- 固まった油汚れに直接ウタマロクリーナーを吹き付ける
- ブラシで汚れをこすり落とす
- キッチンペーパーで拭き掃除をして完了
ウタマロクリーナーは汚れがよく落ちると話題の洗剤です。
特にステンレスなどの金属の汚れに強くて、ブラシで軽くこすれば頑固な汚れもカンタンに落とすことができます。レンジフードや五徳のお掃除におすすめですよ。
ウタマロクリーナーはこちらからご購入いただけます↓
ウタマロクリーナー以外にもおすすめのキッチン洗剤についてもっと知りたい方はこちらをご覧くださいね↓
トイレの消毒
家の中でも最も汚れやすい場所として挙げられるのがトイレですよね。やはりウイルスが付着するリスクも高いのでしっかり消毒するようにしましょう。
トイレの消毒方法と消毒のベストタイミングについて説明しますね。
消毒のタイミング
できれば毎日消毒しましょう。
トイレ掃除は週に1回という方も多いかと思います。しかしトイレは毎日家族みんなが共有して使う場所です。ウイルスを一週間放置するのはちょっと危ない気がしますよね…
しっかり消毒したい方はなるべく毎日消毒するようにしましょう。
消毒方法
- アルコールスプレー
- ゴム手袋
- キッチンペーパー
- ゴム手袋を装着する
- 汚染リスクが少ないところから消毒する
- アルコールスプレーを吹きかけて30秒放置してからキッチンペーパーで拭きとる
- 拭きとり後15秒してから、もう一度拭きとる
- 拭きとりに使ったキッチンペーパーを密閉して処分する
トイレでの感染率が高いといわれるノロウイルスは、アルコールに対する抵抗力が高いともいわれています。しっかりアルコールを除菌する場所に定着させてから拭きとるようにしましょう。
あるいは次亜塩素酸を使うのもおすすめです。次亜塩素酸といえばおなじみのハイターです。
ハイターを使ったトイレ掃除方法はこちらの記事で紹介しています↓
汚染リスクとは
- 洗面台・ドアノブ
- スイッチ類・レバー・ペーパーホルダー
- 便器のフタ
- 便座
汚染リスクが高いところを先に消毒すると、反対に汚染を広めてしまうおそれがあるので汚染リスクが低いところから消毒しましょう。
引用:サラヤ株式会社公式サイト
トイレ内部の消毒にはスクラビングバブル アルコール除菌トイレ用もトイレットペーパーでラクに拭き取れるのでおすすめです↓
優先して消毒する理由
ノロウイルスの感染源の多くはトイレだといわれています。
保菌者が使った後のトイレにノロウイルスが付着し、他の利用者が接触感染することで広がってしまうといわれています。
特に便座はウイルスが多く検出されており、検出率は他の場所のおよそ3倍以上にも及ぶので、徹底的に掃除しましょう。
まとめ
- ドアノブや手すりは帰宅後すぐに消毒する
- キッチンは調理器具は食材を変える度、シンク・コンロはお皿洗い後に消毒する
- トイレはなるべく頻繁に消毒する
- 消毒にはアルコールも有効だけど、しっかり消毒したい場合は次亜塩素酸を使ったハイターがおすすめ
心配なシーズンは特に家の中を消毒しだしたらキリがなくなってしまいますよね。でも、ここもあそこも…と消毒のしすぎで疲れてしまうと免疫力が下がってしまうかもしれませんよ…
消毒する場所の優先順位を決めて、タイミングよく消毒することで負担を小さくできますよ。
アルコールを使った消毒方法についてもっと知りたい方はこちらをご覧くださいね↓