長年愛用している掃除機のホースが破れてしまったらあなたはどうしますか?
すぐに新しい掃除機を買いますか?
「本体はまだ使えるのに新しい掃除機を買うのはもったいない」
「すぐに掃除機を買い替えることが予算的に難しい」
実は掃除機はホースのみ購入・交換することが可能です。
また、小さい破れであれば自分で補修することもできますよ。
目次
掃除機のホースを購入・交換する方法
本体はまだまだ動くのに、ホースが破れたからと買い替えるのはちょっともったいないですよね。
たいていの掃除機には交換部品の販売があります。
部品購入をするには以下の方法があります。
- 家電量販店で取り寄せてもらう
- メーカーに問い合わせる
- ネットで注文する
部品交換は品番や製造番号を確認
部品購入をする場合には、必ず本体の品番や製造番号を確認します。
品番は掃除機本体や、購入時に同梱されている保証書などに記載されています。
あまりに古い機種の場合、交換部品の製造が終了している可能性がありますのでご注意ください。
価格は機種によりますが、2000円~9000円台の価格帯のものが多いようです。
手元操作部を含む場合は5000円~になることが多いです。
交換部品は手元操作部から本体につながる部分までのことが一般的なので、破れてしまったホース部分をボタンなどでカチッと外して新しい部品をはめ込むだけで簡単に交換できます。
ネットで交換希望をする
ネットで購入する場合は、以下のサイトを探してみましょう。
- メーカーの公式販売サイト
- 家電量販店ネットサイト
- ECモール
- フリマサイト
メーカーの公式サイトには独自の購入サポートや会員サービスを展開しているところもあります。
家電量販店は独自の会員サービス等がある他、近くの店舗での商品の受け取りを選択することができます。
家電量販店の中にはネットサイトからは部品購入できないところもあります。
その場合は近くの店舗の方に問い合わせてみましょう。
また、Amazonや楽天などのECモール、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでも購入が可能です。
純正でも家電量販店のネットサイトやECモールなどの方が安価な場合がありますので、何か所かでチェックしてみると良いでしょう。
ホースを修理する方法
ホースを交換したり新品購入する前の応急措置にも使える、自分でできるホースの修理方法をご紹介します。
- テープを使う
- ペットボトルのラベルを使う
- ラップを使う
- ホースをカットする
掃除機のホース修理に関してコチラも参考にして下さい↓
テープを使う
破けた部分にテープを密着させながら2、3周巻いて補修します。
破れた部分のみでなくその周辺もテープで一緒に巻くと強度がでます。
ガムテープや養生テープで補修しても何年か持つようですが、見た目も悪く、べたつきやテープの剥がれがあったりするのであまりおすすめはしません。
ホースを補修するには補修用のテープを使うのがおすすめです。
専用のテープはネットの他、ホームセンターや大型のスーパーなどで売られています。
値段は300円~900円ほどです。
テープを外側から巻くだけでなく、クリアファイルや細身のペットボトルを切ったものをホースの内部に入れて補強する方法もあります。
また、多用途粘着テープでも掃除機のホースに対応しているものがあります。
対応できるかはパッケージや本体にある用途欄を確認してみましょう。
ペットボトルのラベルを使う
ペットボトルのラベルを使って修理することもできます。
自宅の掃除機のホースが裂けたので応急処置。
実はペットボトルのラベルって熱収縮チューブみたいに使えるんです。 pic.twitter.com/Sa3jhvlHGH— 武 (@Moo_Be_HT) June 7, 2019
- 500mlや350mlのペットボトルのラベル
- 熱で収縮するラベル
容量500mlや350mlのペットボトルのラベルを使います。
ペットボトルのラベルには熱で収縮させて貼り付けているものと、糊で貼り付けているものがあります。
使えるのは熱で貼り付けているタイプのラベルで、ペットボトルの形に沿ってぴったり密着していてミシン目で剥がすようになっているなどの特徴があります。
- ラベルを抜き取る
- ラベルの破れた部分をカットする
- ドライヤーで温める
まず、ラベルがなるべく破れないようラップから抜き取ります。
掃除機などでペットボトルの空気を吸ってペットボトルを潰してからラベルを引き抜きます。
スペアの掃除機がない場合、一時的にホースの破れた部分をテープなどで補修して使うか、水をペットボトルに入れて水を抜きながら圧力を利用して潰す方法があります。
また、ペットボトルの空気を抜く道具も販売されています。
普段のゴミ出し時にも使えるので一つ持っておくのも良いですね。
ラベルを剥がした際、端が破れてしまった場合はその部分をカットします。
そしてホースの破れた部分に通してドライヤーで加熱。
そうするとラベルが縮んでぴったりとくっつきます。
ラップを使う
ペットボトルのラベルの代わりにラップを使うこともできますよ。
- ラップ
- 塗装用マスキングテープ
- 非粘着テープ
ラップは粘りのあるラップを選びましょう。
- ラップを何重も巻きつける
- 布テープで巻く
- マスキングテープでとめる
破れた部分にラップを巻きます。
ラップは二つ折り、三つ折りにして何重も巻いて強度を出します。
その上を非粘着テープで巻き、巻き終わりをマスキングテープで止めます。
ホースをカットする
接続部に近い部分が破れた場合は、接続部からホースを外し破れた部分をカットして接続部に留め直す方法もあります。
手元操作部があるタイプの掃除機はホース内に電気配線がしてあります。
その場合は配線を切ってつなぎ直す必要があります。
- 半田こて
- プラスドライバー
- ニッパー
- カッターナイフ
- 絶縁ビニールテープ
こちらは100円ショップでも揃えることができますよ。
- 接続部を外す
- 電気配線を外す
- ホースをカットする
- 銅線の被覆を外す
- ホースを接続部に戻す
- 配線をつなぎ直す
- 接続部を戻す
まず、プラスドライバーを使って接続部を外します。
電気配線に保護テープが貼ってあるのでそれを剥がします。
配線を半田こてを当てて外します。
外す前にどの位置に何色が繋がっているか確認します。
ホースが外れたら破れた部分をカッターやニッパーを使ってカットします。
配線が付いていた時と同様のかたちにカットし、銅線部分を覆っている被覆を外します。
ホースを接続部にはめ戻したら半田こてで配線を元の位置につなぎ直します。
ここで電源を入れて稼働を確認します。
配線部分に絶縁ビニールテープを巻いて保護したら接続部を元に戻して完了です。
掃除機のホースが裂けた!ということで、修理しましたよー
カバーとって、裂けたとこ切って、配線むいて、ハンダして、カバー元に戻して、(外すときにツメ割っちゃったからこっそりテープで補強して)、完了! pic.twitter.com/qjQaungtC3— ホテル ルナ・コースト (@LUNA_COAST) October 23, 2019
まとめ
- 掃除機はホース部分単品でも購入ができる
- メーカーや家電量販店に問い合わせる他ネットでの販売もある
- ホース部品を購入する場合は品番や製造番号を間違わないこと
- ホースはテープやペットボトルのラベル、ラップを使って補修ができる
- 接続部に近いホースの破れはカットして使うことができる
何年も愛用している掃除機は保管時の状態や使用時の無理なひっぱりなどによりホース部分が破れやすくなります。
ホースは破けてしまっても本体がまた元気なようならホースのみを交換したり補修することによって寿命を延ばすことができますよ。
焦って新しい掃除機を買う前に一度検討してみてくださいね。
掃除機についてはコチラの記事も参考になります。▽
今回は掃除機のホースを交換したり自分で修理する方法をご紹介します。参考にしてみてくださいね。