自宅に猫を飼っていると、どうしても毛が抜け落ちてカーペットや布製ソファに付いてしまい、掃除機をかけても取れにくいことってありますよね。
部屋の隅やサッシなどにもホコリといっしょに溜まりやすいものです。
「猫がいる部屋で使うのにいい掃除機にはどんなものがあるの?」
「掃除機にもいろいろありそうだけど、よくわからない…」
では、皆さんのそんな疑問にお答えしましょう。
タイプ別の掃除機の特徴とともにオススメの5選をご紹介していきます。
目次
猫のいる部屋のお悩み
猫は狭いところや高いところが好きです。ソファなどの隙間、家具との隙間、サッシ、カーテンなど特に部屋の隅や高いところは掃除機もかけにくいですね。
どんなに猫の毛をブラッシングして手入れをしても毛が抜け落ちるのは仕方ないことです。
特に季節の変わり目の春と秋は「換毛期」と呼ばれ、気温の変化に合わせて体温調節がしやすいように夏毛、冬毛にかわる準備のために毛が抜けやすくなります。
掃除しにくいところにサッ使え、確実に毛やごみを吸引してくれる掃除機をご紹介していきます。
掃除機のタイプ
では、そんな猫の毛をきれいにできる掃除機にはどんなものがあるでしょうか?
掃除機のタイプとしては、大きく分けて4つのタイプがあります。
- スティック型…コードレスで床や高いところなども片手で掃除できる
- ハンディ型…スティック型より小型で、布団や車内に使える
- キャニスター型…従来型のコードと転がすタイヤがついたタイプ
- ロボット掃除機…自動で動いて掃除してくれる
アタッチメント(取り付ける付属品)を付け替えることでスティック型としてもハンディ型としても使えるものもあり、一つの掃除機で役割が多様化してきています。
オススメ <スティック型+ハンディ型>
引用:Dyson公式サイト
スティック型とは片手でも使えるコードレスタイプの掃除機です。
充電式でコードが邪魔にならず、軽量化され吸引パワーもあり片手でも楽に使えます。
一方、充電式でない布団クリーナーは猫の毛もふとんのホコリやダニもしっかりきれいにしてくれます。
どちらも1台でスティック型やハンディ型として使えるので、用途に合わせて使えとても便利です。
さらに紙パックが不要なので吸引したゴミをそのまま捨てられます。
ダイソン V11 Absolute SV14ABL
まずは、ダイソンV11 Absolute SV14ABLです。
ダイソンVシリーズは、Vの後の数字が大きいほど新しい機種で、偶数が比較的大きな改良、奇数はマイナーアップデートです。
こちらの動画では新モデルのV11を旧モデルV10と比較しています。
音の大きさ・重さの比較、収納スタンドの使い勝手などをご覧ください。
文字では伝えきれないので、住宅環境で音が気になる方は実際に聞いてみてください↓↓↓
吸引力がいいと音が大きいのが気になりますが、V10から運転音が11%低減になりました。
重さだけはごくわずかに重くなりましたが、Slimタイプであれば重さもさらに軽減されていて誰でも手軽にサッと使えます。
引用:Dyson公式サイト
上の写真のような場所で使用でき、簡単にごみを捨てられたり充電スタンドに収納ができるのがとても便利です。
液晶ディスプレイ
引用:ダイソン公式サイト
最新版のV11は運転時間も長くなり、手元の液晶ディスプレイに残り時間が表示されるので突然電池切れになる心配もありません。
運転時間は、エコモード60分前後~強モード5分前後などヘッドとモードの組み合わせによってかなり幅があるので、はっきり残り時間をデジタル表示してくれるのは助かりますね。
充電時間は、フル充電でおよそ3時間半ほどです。
さらにはフィルター洗浄の必要、異物の詰まりと取り除き方なども表示されるので安心です。
ヘッド
ダイソンのスティック型のヘッドには、ゴミの除去性能を上げるためにモーターが内蔵されています。
3タイプのヘッドがあり用途によって使分けます。
猫の抜け毛などのカーペットの掃除にはダイレクトドライブクリーナーがオススメです。
- ソフトローラークリーナーヘッド・・・大きなゴミから小さなゴミまで同時に吸い取るので床などに
- ダイレクトドライブクリーナーヘッド・・・硬い毛のブラシが付いているのでカーペットなど奥に入り込んだゴミを取る
- ミニモーターヘッド・・・ダイレクトドライブクリーナーヘッドの小型版。ナイロンブラシがベッドや布団、ソファなどに入り込んだゴミや髪の毛をきれいに取り除く
ノズル
ノズルは先端にブラシがついているタイプと先端が細く狭い隙間に届くタイプがあります。
- コンビネーションノズル・・・先端にブラシがあり、用途によってブラシを出したり引っ込めて使用する
- 隙間ノズル・・・先端が細いので家具の間などの隙間やサッシなどに
ミニソフトブラシ
やわらかい毛のブラシなのでデリケートな表面のものをやさしく掃除してくれます。
- やわらかい毛のブラシで、家具や家電(パソコンのキーボード等)、洋服などに
収納・充電用ツール
スティック型は自立しないのでブラケットやスタンドが必要になります。
充電だけなら充電器を製品に接続して充電することもできます。
- 収納用ブラケット…壁に穴を開けて吊るすので賃貸住宅では使用できない
- 充電ドック…充電のできるスタンドで、場所を選ばずいつでも充電されているのですぐ使える
- ツールクリップ…よく使うヘッドをスタンドに付けて置くためのツール。しまってあるものを出して来て付替えたりすることもなく、サッと付け替えられる
別売品
別売品としてアップトップアダプター、布団ツールなどがあります。
- アップトップアダプター・・・ヘッドの角度を変えられる長いアームなので、手が届かない高いところの掃除に便利
- 布団ツール・・・布団やマットレスなどの寝具、ソファやクッションなどの布製品に
以下の記事では掃除機のパワーブラシなどついて詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください。
Cozylife 多機能 ふとんクリーナー 12KPA
引用:Yahoo公式サイト
こちらは、Cozylife 多機能 ふとんクリーナー 12KPAです。
布団の奥に潜むホコリも取れ、ハンディ型にもスティック型にもできるコード式のタイプです。
猫の毛が布に付くとなかなか取れにくく、ふとんや布製ソファはダニやハウスダストなどの心配もありますね。
多機能なので布団以外には専用のホースを付けければスティック型として掃除にも使えます。
- 高速振動パッドで、布団の表面だけでなく布団の奥に潜むホコリを浮き上がらせる
- 搭載の紫外線UVランプで、アレルギー物資を除去する
- 布団と5.5cmの距離域は30度の斜めがあると、UVランプが自動的に消えて紫外線が漏れないので安全
- 運転後に排風口から熱風を排出して脱湿・防湿する
- 高密度のHEPAフィルターがあり、ダストボックスに溜まったアレルギー物質や花粉などのハウスダストが空気中に飛び散らない。
- フィルターとダストボックスは水洗い可能。
オススメ <ハンディ型>
引用:Amazon公式サイト
ハンディクリーナーにはコードレスで充電式のもの、電池式のものがあります。
小型でどこでもサッと使えるので、車内の掃除や室内でちょっと使うには便利ですよね。
布製のソファや車のシートなどについた猫の毛はゆっくり吸い込ませながら掃除しないと取れないので電池式やパワーの弱い充電式ではしっかり取り切れないかもしれません。
そこで強力なフルパワーでも使えるものをご紹介します。
UENO-mono ハンディクリーナー SUIRYU(吸龍)
引用:Amazon公式サイト
こちらは、UENO-mono ハンディクリーナー SUIRYU(吸龍)で、充電式のハンディクリーナーです。
コードレスとシガー電源の二刀流クリーナーで、5mシガーケーブルでシガー接続時は常にフルパワー。
猫の毛やトイレの猫砂、車ないのゴミもしっかり吸引してくれます。
ハンディ型ですが、付属のやわらかいロングノズルをつけるとヘッドが届きにくい隙間も掃除できます。
サイクロン式でも超軽量810gで、女性も小さな子供でも十分使えます。
- 800Wのモーターを106Wにし吸引力がアップし、髪の毛や猫の毛、猫砂、食べかすも吸引
- 液体&隙間ノズルは、水に濡れた食べこぼしもOKで隙間の掃除に便利
- 360mlのダストカップでゴミの容量が従来品より3.5~6倍にアップ。
- ダストカップやフィルターは丸洗いできる
- 充電スタンドで2~3時間の充電で22分の連続使用が可能
- シガー電源接続時には強力で常にフルパワー。
- 5mのシガーケーブルなのでミニバンのトランクまで余裕で届く
- スライド式スイッチなので押し続けずに使える
- 70cmのロングノズルはやわらかく、ヘッドが入りにくい角度の掃除も可能
- ブラシヘッドはホコリを浮き上がらせて吸引し、カーペットや車マットにも最適
- 収納バッグなど以下が付属しているので車までの持ち運びが楽(12点)
オススメ <キャニスター型>
引用:楽天公式サイト
キャニスター型は本体を移動させるためのタイヤ、手持ち用の取っ手があるコード式の掃除機です。
吸引力はどれもしっかりありますが重い、音が大きい、太いホースや長いコードが邪魔になることもあります。
しかし軽量化や静音化などでどんどん改良されています。
東芝 トルネオV VC-SG514-R
引用:楽天公式サイト
こちらは、東芝 トルネオV VC-SG514-Rで、コードタイプの紙パックが要らないサイクロン掃除機です。
本体は小さめですが、吸引率を99%以上持続し、カーペットの掃除にも自走式なので軽く支えているだけで掃除ができます。
洋服用ブラシやふとん用ブラシなども付属品にあり、猫の毛もしっかり取れます。
- 「ごみ残しまセンサー」でしっかりゴミを吸引
- 運転音は64~約58dB(60で、チャイムや普通の会話程度の音量)
- 伸縮ロングノズルとロングブラシは高いところの掃除に
- ふとん用ブラシで布団の掃除に
- 洋服用ブラシで洋服をかけたままきれいにできる
- 隙間ブラシで家具の間などの掃除に
- やわらかいホースで布団ブラシや隙間ブラシが使いやすい
- アタッチメントは付属品をしまっておける収納バッグを含めて7点
オススメ <ロボット掃除機>
引用:楽天公式サイト
ルンバで知られる自動で動いて掃除してくれるロボット掃除機です。
丸形のものや三角、四角などいろいろ出てきています。
裏面についているブラシが回転して床やカーペットの汚れをきれいにしてくれます。
自動なので無人でも掃除をしてくれるのですが、猫を飼っているとデメリットがあります。
- 猫は毛づくろいするので、毛玉を吐くため嘔吐物などが床にあると巻き込んで故障の恐れがある
- もしトイレ以外でオシッコやウンチをしてしまったら床に広げてしまう恐れがある
- 掃除機から出ているエッジクリーニングブラシが動くので猫が触って壊す恐れがある
- 猫が掃除機の上に乗ってスタートボタンを押してしまい起動する
- ブラシも通常品だと猫の毛がからまりあとの手入れが大変になる
猫がいる部屋の掃除は、目が届くようにして掃除だけロボット掃除機にお任せした方がいいですね。
最後に猫の毛がからまる心配のない、ブラシが手入れしやすいゴムブラシタイプをご紹介します。
irobot ルンバ e5
引用:楽天公式サイト
こちらの irobot ルンバ e5 はロボット掃除機です。
ゴム製のデュアルアクションブラシでペットの毛を逃さず、ブラシに絡まる心配もありません。
同じ場所を複数回さまざまな角度から走行してしっかりゴミを取ります。
あらかじめ猫の水飲み場などを避けて通るようにルンバの侵入を制限できます。
掃除終了後にはホームベースに戻って自動充電をします。
スマートフォンのiRobot HOMEアプリを使えば、外出先や別の部屋からもスタートしたり、音声での操作も可能です。
- アイダプトというセンサーが毎秒60回以上判断し40以上の行動パターンから最適な動作を選択・実行
- 床に敷いた2cm程度のラグや敷居は乗り越えて進む
- iRobot HOMEアプリで別の部屋や外出先からも掃除開始ができる
- スマートスピーカ接続で音声操作も可能
- 掃除終了後に付属のホームベースのに戻り自動充電
- 3段階クリーニングシステムは吸引力が10倍アップ
- 2本のゴムブラシが猫の毛も逃さず吸引
- ダストカットフィルターはハウスダスト、ホコリ、花粉、ダニなどのアレルゲンを99%捕らえる特殊素材を使用
- ダスト容器は、サッと水洗いするだけで手入れが簡単
- デュアルバーチャルウォール…ルンバの侵入を制限したい場所に赤外線の見えない壁を作り、円形の進入禁止エリアを作る「ヘイロモード」で、水飲み場を避けることができる
さて、みなさんもロボット掃除機に乗って動く猫ちゃんの動画などを見たことがあるかもしれません。
猫がドヤ顔で乗りこなす姿は思わずかわいい!って思ってしまいますが、ロボット掃除機は、精密機器です。
頻繁に重量物を乗せた運転は負荷がかかり、故障や掃除機の寿命を縮めることになりかねません。
あくまで自己(飼い主さん)責任で…。
https://twitter.com/mofur_tv/status/770085274206502913
まとめ
- 猫の毛は春と秋の換毛期に特に抜けやすくなる
- 掃除機には大きく分けて4タイプ(スティック型、ハンディ型、キャニスター型、ロボット掃除機)がある
- 様々なアタッチメントで、さらに隅々まで掃除しやすくなっている
- スティック型にもハンディ型にもなるタイプもある
- ふとん掃除機は紫外線UVランプで、アレルギー物資を除去し、アタッチメントで他の掃除にも使える
- キャニスター型でも付属ホースでハンディ型のように使えるタイプもある
- ロボット掃除機は自動で掃除してくれて便利だが、嘔吐物などがある場合には注意が必要
猫を飼っているとお部屋の掃除が大変ですが、ペットブーム以降、猫は室内飼いが推奨されています。
かわいい愛猫と共により快適に過ごすためにぜひとも便利な掃除機を見つけてくださいね^^
以下の記事でも掃除機をかける頻度や種類について解説しています。ぜひご覧ください↓↓↓
猫ちゃん・ワンちゃんなどペットを室内飼いしている方はぜひ参考にしてください。