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次亜塩素酸水とは!?濃度(ppm)別の使い方・おすすめ商品を徹底解説!

さまざまな菌やウイルスの除菌に使える次亜塩素酸水をご存じですか?

せっかく除菌水を常備するならいろんな所に使えた方がいいですよね?

実は今回紹介する次亜塩素酸水は、ppm(濃度)ごとにさまざまな場所やものに使えるとっても便利な除菌水なんです。

 

「次亜塩素酸水ってなに?安全に使えるの?」

「名前は聞いたことあるけど使い方ってどうしたらいいの?ppmってなに?」

 

こんな風に思ってる方も多いと思います。

あきこ
こんにちは。お掃除大好きママのあきこです♪

今回は次亜塩素酸について、使い方からおすすめ商品まで紹介していきます!

 

次亜塩素酸水とは

除菌といったら『アルコール』のイメージが強いと思いますが、実は次亜塩素酸水の方が除菌力が高いだけでなく、他にもいろんな利点があるんです。

次亜塩素酸水は使う場所やものによってppm(濃度)を変えた方がいいので、詳しく解説していきます。

みずき(妹)
次亜塩素酸水って聞いたことはあるけど、よく知らないな~。アルコールより除菌できるって本当なの?
あきこ
そう思ってる人のためにも詳しく説明するわね!

次亜塩素酸水とは

次亜塩素酸水とは、塩酸塩化ナトリウム水溶液(食塩)電気分解することにより生成される、次亜塩素酸を主成分とする水溶液のことです。

殺菌科の一種であり、ウイルスや細菌に対して効果のある除菌水食品添加物)として厚生労働省に定められています。

次亜塩素酸水の特徴
  • さまざまなウイルスや細菌に殺菌効果がある
  • 食品添加物なので安心・安全
  • すぐれた消臭効果がある
  • アルコール消毒より有効
  • 製法や濃度によって3種類に分けられる

さまざまなウイルスや細菌に殺菌効果がある

次亜塩素酸水は、さまざまなウイルスや細菌に効果があるので、幅広い感染症や食中毒の予防に使えます

引用:ハーテック公式サイト

食品添加物なので安心・安全

次亜塩素酸水は食品添加物なので人体に無害で、手指の消毒にはもちろん食品にもお使いいただけます

さらに有機物に触れるとすぐ水に戻るので環境にもやさしい除菌水です。

すぐれた消臭効果がある

次亜塩素酸水は、除菌効果だけでなく、消臭効果もすぐれているので、さまざまな場所のお掃除にもお使いいただけます。

また、空間にスプレーすることで、空間の除菌・消臭もできます。

アルコールより有効

消毒や除菌といったらアルコールを思い浮かべる方も多いと思いますが、実はアルコールよりも次亜塩素酸水の方が除菌効果が高く、消臭効果もあるので使える場所も多いのです。

さらに、手肌にやさしいので手荒れもしにくく、薄めて使えるので経済的にもアルコールよりコスパが良いものが多いです。

引用:けあさぽ~と公式サイト

次亜塩素酸水とアルコールの違いについて詳しく知りたい方はこちらもおすすめです↓

次亜塩素酸水とアルコールを徹底比較!除菌力が高いのはどっち?

製法や濃度によって3種類に分けられる

食品添加物として定められた次亜塩素酸水は、電気分解の仕方と濃度(ppm)によって以下の3種類に分けられます。

次亜塩素酸水の種類
  • 強酸性次亜塩素酸水:pH2.7以下・有効塩素濃度20~60(ppm)
  • 弱酸性次亜塩素酸水:pH2.7~5.0・有効塩素濃度10~60(ppm)
  • 微酸性次亜塩素酸水:pH5.0~6.5・有効塩素濃度10~80(ppm)

引用:株式会社メッツ公式サイト

メモ

強酸性次亜塩素酸水は主に医療機関で使用されており、一般的な除菌に使用する場合はpHがより中性に近く除菌効果が最も高い微酸性次亜塩素酸水がおすすめです。

あきこ
次亜塩素酸水の除菌力や特徴を知って使ってみたいと思った人もいると思いますが、濃度で使い分けが必要なので詳しく解説していきます!

次亜塩素酸水に使われている単位【ppm】とは

次亜塩素酸水は使う用途に合わせて原液のまま使用したり、水で希釈して使います

その際の次亜塩素酸水の濃度を表すのがppmで、液体の微量な濃度を示す際に使用されと同じように割合を表します。

つまり100万ppmが100%となり、100万分の1を示す意味となります。

  • 1ppm=0.0001%
  • 50ppm=0.005%
  • 100ppm=0.01%
  • 200ppm=0.02%

次亜塩素酸水を使うときの注意点

さまざまな菌やウイルスに安心して使用できる次亜塩素酸水ですが、正しい使い方をしないと十分な効果を発揮できない場合があります。

しっかり除菌・消臭するためにも、以下の注意点に気を付けてお使いください。

注意点
  • 汚れ等の有機物に触れるとすぐに水に戻る
  • 紫外線に弱い
  • 次亜塩素酸ナトリウムとは別物

汚れ等の有機物に触れるとすぐに水に戻る

次亜塩素酸水は汚れやウイルスなどの有機物に触れるとすぐに普通の水に戻るので、汚れがある状態では十分な効果が発揮できません。

あくまで除菌・消臭ができる除菌水で洗浄効果はないので、使用する際は必ず汚れを落としてからお使いください。

紫外線に弱い

次亜塩素酸水は紫外線に弱いので、密閉空間を保ち暗所で保管してください。

希釈した次亜塩素酸水はきちんとした保管方法で3ヶ月保管可能ですが、時間が経つと効果が弱くなるので1週間以内に使いきることをおすすめします

補足

希釈して次亜塩素酸水を作る場合は、遮光タイプのボトルに1週間程度で使いきれる量をその都度作るのがおすすめです。

遮光タイルのスプレーはこちらから購入できます↓

次亜塩素酸ナトリウムとは別物

次亜塩素酸水次亜塩素酸ナトリウム、名前が似ていますが同じ使い方をしてしまうと大変危険です。

次亜塩素酸ナトリウムとは
次亜塩素酸のナトリウムはハイターなどの漂白剤の主成分でアルカリ性の水溶液です。
素手で触れると皮膚が荒れる恐れがあり、酸性のものと混ぜると有毒なガスを発生します。

引用:こだわり商品研究所公式サイト

しゅん(兄)
名前が似てるからって同じように使ったら危険なんだね!

下の記事や動画では、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いを詳しく解説してあるので、ぜひ参考にしてみてください。

絆創膏

次亜塩素酸は手荒れする!?次亜塩素酸ナトリウムとの違いも徹底解説!!

濃度【ppm】ごとの次亜塩素酸水の使い方

原液のまま、または水で希釈して使用する次亜塩素酸水、その濃度【ppm】ごとに適している使用する場所やものが違いますので、その使い方を解説していきます。

原液(400~500ppm)の次亜塩素酸水の使い方

  • 吐しゃ物の除菌・消臭
  • トイレや生ごみなどの悪臭対策
  • カビの除菌

吐しゃ物などのしっかり殺菌したいものや、においの強い悪臭には原液のままスプレーして使用します。

カビの除菌には、スプレーして1分程度で拭きとってください。

補足

吐しゃ物や生ごみなどの除菌・消臭をする際は、必ず汚染物を取り除いてから使用してください。

また吐しゃ物の処理の場合は感染を防ぐために、手袋やマスクを着用して作業してください。

濃度200ppmの次亜塩素酸水の使い方

  • キッチン用品(調理器具やふきん)の除菌・消臭
  • シンクや三角コーナーの除菌・消臭
  • 食卓の除菌や冷蔵庫の除菌・消臭
  • トイレや浴室の除菌・消臭
  • 洗濯機やエアコンの除菌・消臭

次亜塩素酸水はスプレーするとすぐに水に戻るので、除菌・消臭したいもの全体にいきわたるようにしっかり吹き付けてください。

スプレー後拭きとりが必要な場合は1分程度で拭きとってください。

補足

次亜塩素酸水には洗浄効果はないので、使用する際は必ずきれいに洗った後の仕上げの除菌・消臭としてお使いください。

口に入れても安心な除菌水なので、キッチンまわりの除菌・消臭に最適です。

濃度100ppmの次亜塩素酸水の使い方

  • まくらやシーツ、カーテンの除菌・消臭
  • たばこの臭いや車内の消臭
  • 靴や下駄箱の消臭

濃度100ppmの場合と同じく、除菌・消臭したいもの全体にいきわたるようにしっかり吹き付けてください。

補足

拭きとりが不要の布製品の除菌・消臭に使用する際は、スプレー後自然乾燥させてください。

濃度50ppmの次亜塩素酸水の使い方

  • うがいや手指の除菌
  • ベビー用品(哺乳瓶など)やキッズ用品(おもちゃなど)の除菌
  • ペット用品の除菌
  • お部屋の空間除菌・消臭

50ppmの次亜塩素酸水は人体にも安心して使える濃度ですので、直接手にスプレーして手指の除菌に使用できます

ベビー用品などのつけ置きに使用する際は、50ppmの次亜塩素酸水に5分浸してください。

空間の除菌・消臭にも適しているので、加湿器などの噴霧器での使用で効果が得られます。

補足

手指の除菌に使用する際、目に見えて汚れがある場合は十分な効果が発揮できないので、手洗い後に使用してください。

人体に安全な除菌水ですが、使用する際は目に入らないように気を付けて使用してください。

パパ
加湿器で使うときは説明書を読んで確認して使うと安心だな!
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おすすめの次亜塩素酸水

濃度ごとにさまざまな場所やものに使える次亜塩素酸水には、希釈して使える粉末状液体状のものがあります。

今回はその次亜塩素酸水のおすすめ商品をタイプ別に紹介します。

【粉末タイプ】のおすすめ『ジアテクターP』

付属のスプーン(大さじ2.0g・小さじ0.5g)を使って、粉末状のジアテクターPを水に混ぜてさまざまな濃度の次亜塩素酸水を作ることができます。

作った次亜塩素酸水はスプレーボトルに入れて吹きかけて使用してください。

希釈倍率は以下の表を参考にしてお作りください。


引用:Amazon公式サイト

補足

濃度1000ppmの次亜塩素酸は水1LにジアテクターP1.67g(小さじ3杯と少し)を入れて作れます。

みずき(妹)
粉末タイプは一度にたくさん作りたい人にぴったりだね!

【液体タイプ】のおすすめ『ジアニスト』

高濃度の500ppmの次亜塩素酸水なのでそのままでも使えて、場所やものによっては水で薄めてお好みの濃度の次亜塩素酸水も作れます。

除菌したいところにスプレーしてお使いください。

補足

ジアニストには専用の超音波噴霧器(加湿器)もあるので、お部屋の空気も除菌しておきたい方におすすめです。

1台で除菌・消臭や加湿もできるのもおすすめポイントです。

【そのまま使えるスプレータイプ】のおすすめ『オックス OXミスト』

オックスミストスプレーは希釈の必要がないので、そのまま使いたい場所にスプレーして使えます。

独自の製造特許取得の新製法で、長期保存が可能なのもおすすめポイントです。

引用:Amazon公式サイト

オックスシリーズには、他にも100ppmのオックスシャワーもあるので使い分けにおすすめです。

パパ
パパは作るのが面倒だからそのまま使えるスプレータイプがいいな!

下の動画では次亜塩素酸水の選び方について詳しく解説してあるので参考にしてみてください。

 

まとめ

  • 次亜塩素酸水は食品添加物として認可されている除菌水
  • 食品添加物なので人体にも安心
  • さまざまなウイルスや細菌に殺菌効果があり、消臭効果もある
  • 次亜塩素酸水はppm(濃度)ごとに使い分けが必要
  • そのまま使えるスプレータイプの他に、希釈して使用する粉末状と液体状もある

 

さまざまな場所やものに使える次亜塩素酸水、これひとつで家中のお掃除から除菌までできるのでとっても便利ですよね。

濃度ごとの使い方を知っていただくことで安心してお使いいただけたらと思います。

安心・安全な次亜塩素酸水で、おうちも空気もきれいにして気持ちよく過ごしてはいかがでしょう。

次亜塩素酸水についてさらに詳しく知りたい方はこちらもおすすめです↓

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