お掃除の必需品と言っても過言ではない掃除機。
物によって時期は違いますが、消耗品ですのでいずれ壊れてしまいます。
「どのタイミングで買いかえればいいんだろう?」
「安い時期っていつなのかな」
決して安くはない掃除機。出来れば値段を抑えて購入したいですよね。
掃除機の買い時や安い時期をご紹介していきたいと思います。
目次
掃除機の寿命はどれくらい?
掃除機の寿命を知っておくと、大体の買い替え時期を予測することが可能です。
使用頻度にも違ってきますが、最低寿命は6年と言われています。
ですが6年経ったからと言って必ず故障するわけではありません。
掃除機の種類や形状によって寿命は変わってくるのです。
紙パック掃除機
サイクロン式が登場するまで主流だった紙パック掃除機。
未だに根強い人気があるようです。
紙パック式の掃除機の寿命は約15年と言われています。
他の種類と比べると圧倒的に長く使えます。
メリット | デメリット |
---|---|
・紙パックごとゴミを捨てるので手軽で衛生的 ・定期的なフィルター掃除が不要。 ・ゴミ捨ての回数が少ない。 | ・紙パックの買い足しコストがかかる。 ・排気される空気がゴミを通過するので、 臭いや微細塵が発生する。 |
サイクロン式
現在主流となっているサイクロン式の掃除機。
ゴミをダストカップに吸引して、カップを開いてゴミを捨てるタイプです。
モーターの耐久性によって左右されますが、平均寿命は10年と言われています。
メリット | デメリット |
---|---|
・紙パックの買い足しコストが かからない。 ・排気される空気がゴミの中を 通らないから空気が綺麗。 | ・頻繁にゴミ捨てが必要。 ・ゴミ捨て時に埃が舞う。 ・定期的にフィルターの掃除が必要。 |
コードレス
充電式のコードレス掃除機。
紙パック式もサイクロン式も両方の形式があります。
どちらの形式でもバッテリーを内蔵しています。
使用しているとバッテリーの容量が減ってしまいますので、数年ごとに交換する必要があります。
メーカーにもよってしまいますが、3~6年ほどが寿命となります。
メリット | デメリット |
---|---|
・必要な時すぐに取り出せる。 ・本体容量が軽い。 ・ゴミ捨て、メンテナンスが楽。 | ・充電式のため稼働時間が 限られてしまう。 ・紙パック式の場合、買い 足しコストがかかってしまう。 |
ロボット型
ルンバを始めとした自動お掃除ロボット。
自動で隅々までお掃除してくれるので、その間の時間を別のことに使うことが出来ます。
コードレス掃除機と同様、バッテリーを内蔵しています。
こちらの方は寿命が短く、1年半~3年程度で交換が必要になります。
メリット | デメリット |
---|---|
・掃除時間を他のことにあてられる。 ・最低限のゴミ捨てとスポット掃除だけでOK。 ・掃除場所の制御が可能(上位モデルに限る) | ・ロボットが稼働できるスペースは必要。 ・段差の無い間取りや床に物を置かないと いう対応も必要になってくる。 |
故障時のサインは?
故障時のサインに気づくことも買い替え時の参考になるでしょう。
- 途中で電源が落ちる。
- 吸引力の著しい低下。
- コードの巻取りがスムーズじゃない。
- 動作中、焦げ臭い。
主にこの4点があげられます。
何かおかしい・・・
と感じたら部品の掃除をしてみて、それでも改善されなかったら買い替えを検討してみましょう。
掃除機を長く使うためには?
毎日使う掃除機。
大切に使えば、10年以上使用し続けることも可能です。
- こまめに手入れする。
- コードの長さは黄色い線まで。
- 充電は本体が冷めてから。
ゴミをゴミを溜めっぱなしにしたり、フィルターの目詰まりを放置していると吸引力が下がってしまいます。
ヘッド部分を含めてこまめに手入れをすれば、掃除機の負担が減ります。
コンセント式の掃除機だと、コードに黄色い線が付いています。
それ以上伸ばすとコードに負担がかかってしまいますという警告の意味でついています。
ですが十分にコードを引き出さないと、逆にコードがモーターの熱の影響を受けてしまうので注意が必要です。
充電式の掃除機の場合、バッテリーを出来るだけ長持ちさせるかが重要です。
強モードやハイパワーモードばっかり使っていると、電池寿命が半分以下になってしまうそうです。
掃除をするときは、標準モードやおまかせモードにしましょう。
さらに充電はバッテリーが冷めてからすることも重要です。
使用後に充電せずに放置してると、過放電して電池の寿命が短くなってしまいます。
掃除機を安く購入出来る時期は?
そろそろ買い替え時かな?
と思っても安くない時期に購入してしまうのはもったいないです。
安くなる時期も把握し、ベストのタイミングで掃除機を新しく購入しましょう。
新商品発売直前
最新モデルにこだわらないのであれば、新製品発売1か月前が狙い目です。
家電量販店が在庫処分のため値下がりすることが期待出来ます。
新商品の入れ替え時期はメーカーによって異なります。
お気に入りのメーカーがあるのならば、事前にリサーチする必要があるでしょう。
ダイソン | パナソニック | 日立 |
---|---|---|
3~5月 | 9~11月 | ばらつきあり |
代表的な掃除機メーカーの販売時期の目安は以上の通りです。
ダイソンは掃除機の中では割高なので
安く購入出来る機会があれば逃す手はないでしょう。
パナソニックの掃除機は店頭に最新モデルが並んでいます。
だからなのか、旧モデルはそれほど安くなることはありません。
パナソニックの掃除機を求めるなら8月中に決断する必要があります。
日立の掃除機を狙うならば、発売時期のリサーチが必要不可欠になります。
お得に購入するためには、新製品情報も重要になってきます。
家電量販店の決算前
多くの家電量販店は、決算前である3月~9月に設けていることがほとんどです。
その決算前になると、商品を一つでも多く販売するために商品の価格を落とします。
特に収益が大きい掃除機は大幅な値引きが期待できます。
決算直前の時期は、大安売りなどののぼりが目立ち始めます。
月末や限定値引きのシーズン
月の最終週末も値下げの可能性があります。
決算日だけでなく普段の月間売り上げも重要だからです。
月間売り上げアップを狙って、月末にセールを行う場合もあります。
さらに月末は一般的の給料後が多いです。
そのため購入する立場からも好条件が揃っています。
セールやシーズンキャンペーンも狙い目
春に開催される新生活応援セール。
ゴールデンウィーク限定値引きなどの期間限定セールも、生活家電が一斉に値下がりするチャンスです。
ですが販売台数に限りがあったり、クーポンが必要だったり条件が付いている場合もあります。
セール情報はこまめにチェックすることが重要になってきます。
おすすめ掃除機メーカー
掃除機の種類が多くて、好きなメーカーを絞り込めない・・・
そんな方に、おすすめの掃除機メーカーを3つほどご紹介しましょう。
ダイソン
吸引力が衰えないで有名なダイソン。
サイクロン掃除機のパワフルな吸引力で、絨毯の奥底に入り込んだゴミもしっかり吸い取ってくれます。
ワンタッチでゴミ捨てが出来るのも好ポイントですね!
アタッチメントを使えば汎用性の高い掃除機なので、ハンディクリーナーとしても使用したい方にはおすすめです。
マキタ(MAKITA)
マキタは業務用の電子工具を扱うメーカーです。
紙パック式のスティッククリーナーは、新幹線の車内掃除に採用されています。
豊富に電動工具を取り扱っているので、バッテリーが高性能なのが特徴です。
一回の充電で長時間使用できて、吸引力ももちろん高いです。
さらに充電池を取り外して充電できるのも魅力です。
【こはは】
面倒臭がりな私は、重くてコードの手間がかかる掃除機が嫌いでした。コードレスを使うか…でも、本当にちゃんと吸ってくれるの?と半信半疑。しかし、マキタのコードレスクリーナーは一味違いました。もっと早く買えばよかった…!今は毎日が快適です!https://t.co/bM6hnucGTa— りんご@くらしのはなし (@varied_life) June 17, 2020
東芝(TOSHIBA)
東芝は吸引力・操作性・運転時間・手入れのしやすさのバランスの良さが取れているのが特徴です。
長年同じ掃除機を使っている方は、購入を検討するのにおすすめです。
日本における在宅環境での使い勝手に配慮しているメーカーです。
フィルターサイクロンクリーナーは幅広いラインナップの中でも、強い吸引力が持続することで人気です。
まとめ
- 掃除機の寿命は形式によって変わってくる。
- 標準モードやお任せモードでバッテリーを長持ちさせよう。
- 故障のサインを知っておくことで、買い替えタイミングが分かる。
- 家電量販店の値引きの時期を把握しよう。
掃除機は生活に欠かせないマストなアイテムです。
しかし同時になかなか高額な消耗品でもあります。
自分の掃除機の状態を把握して、値引きのチャンスを逃さないようにしましょう。
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常に使う掃除機だからこそ、良い物を良い値段で買いたいですよね。お買い得な時期や買い替えのサインをご紹介します!