お部屋のカーペットや絨毯、実はよーく見ると汚れが挟まっていたりすることありませんか?
「掃除機を使ってもなかなかきれいにならない」
「丸洗いしたいけど、どんな洗剤を使ったらいいかわからない」
そんなお悩みを解決するのが「オキシクリーン」です。
オキシクリーンを使ってつけおきすれば、カーペットがとってもきれいになるんですよ!
またつけおきだけでなく、気になるシミをピンポイントで落とすこともできるんです。
目次
カーペットや絨毯についてしまう汚れとは?
実は、カーペットや絨毯はとてもゴミや汚れがたまりやすいところなんです。
実際に考えられる汚れにはたくさんの種類があります。
- 汗や皮脂
- 髪の毛
- ペットの毛
- ダニ
- カビ
- 食べ物や飲み物(食べ残しのゴミ等)
- 衣類の細かい繊維(ほつれた糸等)
毎日掃除機をかけていたとしても、表面的なゴミしか掃除できていない可能性があるのです。
カーペットの繊維の奥につまってしまったゴミはどんどん蓄積されており、そのまま放置してしまうとカビの発生やダニの繁殖に繋がってしまいます!
そんなときに便利な掃除方法が「オキシクリーン」を使った「オキシ漬け」なんです!
オキシクリーンを使ったカーペットの掃除方法
引用:オキシクリーン公式サイト
では早速、オキシクリーンを使ったカーペットの掃除方法「オキシ漬け」についてご紹介します。
まず用意する物はこちらです。
- オキシクリーン・・・お湯4Lにつきスプーン1杯
- お湯(40~60℃)
- お湯をためる桶やバケツなど
- ゴム手袋
- 混ぜる棒
次にオキシクリーンを使って、「オキシ漬け」をする手順です。
オキシ漬けの方法
ペルシャ製カーペットやウール、シルク製、水洗いができないものには使えません。
手順の詳細を解説していきます。
手順1:お湯を桶やバケツに用意する
まず、お湯を桶やバケツに用意します。
オキシクリーンは酸素系漂白剤で、最大の効果を発揮するためには40~60℃のお湯で溶かす必要があります。
お湯の温度がこれよりも低すぎても高すぎても効果が発揮できず、汚れが落ちない可能性がありますのでご注意ください。
必ずお湯の温度を40~60℃にしたものを用意してください。
またカーペットが桶やバケツに入らない場合は、綺麗に掃除した浴槽にお湯をためてオキシ漬けすることもできます。
手順2:オキシクリーンを入れる
早速オキシクリーンをお湯に入れていきましょう。
基本の分量は、4リットルのお湯に対して付属のスプーン1杯分が目安です。
(付属のスプーン1杯は28グラムです。)
そしてオキシクリーンはしっかりとお湯に溶かすことも大切です。
棒などでしっかりかき混ぜておきましょう。
手順3:溶液にカーペットを漬けておく
オキシクリーンの溶液に、カーペットを入れましょう。
このときカーペット全体がしっかりと溶液に浸かるようにすると汚れが落ちやすくなります。
カーペットを漬けたら、1~3時間程度置いておきましょう。
漬け置きする時間は汚れによっても異なりますが、だいたい3時間程度漬けておくとおおよその汚れは取れることが多いですよ。
漬け置き時間が長ければ長いほど汚れが落ちる可能性もありますが、カーペットの繊維の傷みを促進してしまう可能性があるんです!
漬け置き時間は、長くても6時間を超えないように注意しましょう。
手順4:しっかり水ですすぐ、または洗濯機で洗濯する
漬け置きが完了したら、ゴム手袋をはめてしっかり水で洗い流しましょう。
直接溶液を触れると手が荒れてしまう危険性があるためです。
ゴム手袋をした状態で溶液をすすぐようにしてくださいね。
また、可能であれば洗濯機で洗濯することをおすすめします。
カーペットの大きさによって洗濯できないサイズの場合もありますので、そのときにはしっかりと水で溶液を洗い流せばOKです。
手順5:乾かす
溶液を洗い流せたら乾かしましょう。
これだけでオキシ漬けは完了です!
オキシ漬けのやり方を動画で見たい方は、こちらをご参考にどうぞ↓
オキシクリーンはいろいろな場所の掃除に使えるので、1.5kgサイズでもあっという間に使ってしまいますよ♪
カーペットにできてしまったシミの掃除方法
オキシ漬けまでしなくても、シミだけ落としたいという方もいらっしゃると思います。
その場合は、オキシクリーンでシミ抜きもすることが可能です。
オキシクリーンを使ったシミ抜き方法をご紹介します。
- オキシクリーン・・・お湯500mlに対してスプーン3/4杯
- お湯(40~60℃)
- タオル
- 容器(バケツ等)
- 混ぜる棒
シミ抜きの手順
手順についての詳細を説明していきます。
手順1:オキシクリーンの溶液を作る
先ほどと同様に、お湯を入れたバケツにオキシクリーンを入れて溶液を作ります。
お湯の温度は40~60℃を守りましょう。
分量は、お湯500mlに対して付属のスプーンの3/4杯程度を目安にしましょう。
手順2:シミ(汚れ)に直接溶液をかける
溶液をかける前に、シミ部分の下にタオルを敷いておきましょう。
下にタオルを敷くことによって汚れが下のタオルに移すことができます。
タオルを敷いたら早速溶液をシミ部分にかけていきましょう。
溶液をかけたら5分程度待ちます。
手順3:よく拭き取り、水拭きする
最後によく拭き取り、水拭きするだけでOK。
拭き取るときは、乾いたタオルで叩くように溶液と汚れを吸い取ります。
そのあとに、水拭きをして完了です。
オキシクリーンでシミ抜きする方法はこちらの動画もご参考にどうぞ↓↓
オキシクリーンカーペットクリーナー
オキシクリーンにはカーペット専用のクリーナー製品があります。
スプレータイプで、カーペットの汚れに直接かけて掃除ができるので汚れが気になったときにすぐ掃除きれいにすることができますよ。
使い方はとっても簡単です。
- カーぺットの汚れた部分の下に当て布を敷いて、汚れに直接スプレーする
- 10分置いたら水拭きで汚れや水分をきれいに吸い取る
動画でも落とし方を詳しく説明していますのでご参考にしてください↓
オキシクリーン使用上の注意点
オキシクリーンは簡単に汚れが落とせてとっても便利なのですが、使用する際の注意点があります。
オキシクリーンが使えない素材に注意する
万能なオキシクリーンですが、実は使用NGの素材もあるんです。
- 水洗いできないもの
- ウール製品
- ペルシャ製カーペット
- 畳
- 大理石
- シルク製品
- 金属製品
など
これらの素材の製品は、オキシクリーンを使うと傷みや劣化を促進させてしまう可能性があります。
アルミなどの金属はオキシクリーンを使うとどんどん溶けていってしまうんです。
傷やサビをつくり傷めてしまうことがあるので、使う素材のには注意して下さいね。
使うときはゴム手袋を使う
オキシクリーンはたんぱく質を溶かします。
人の皮膚はたんぱく質が主なので、素手で触ってしまうと手荒れします。
使うときは必ずゴム手袋をつけてください。
オキシ溶液を作るときはお湯で作る
オキシクリーンは酸素の泡を出して汚れを落とします。
40~60℃のお湯で溶かすと酸素の量が多く出て、汚れを分解しやすくします。
冷たい水を使ってしまうと酸素があまり出ないので、オキシクリーンの効果が発揮されません。
必ず40~60℃のお湯で溶かして溶液を作るようにしてください。
補足
作ったオキシ溶液は6時間を過ぎると酸素の効果がなくなるので、作ってから6時間以上経過した溶液は使わないようにしましょう。つけおきする際も6時間以上漬けないようにしましょう。
密閉容器に保存しない
オキシクリーンからは常に酸素が出ています。
作ったオキシ溶液をスプレーボトルに入れたり、オキシ漬けする際にビニール袋に密閉した状態で置いておくと膨張して破裂する可能性があります。
またオキシクリーンの粉を他の容器に入れ替えする場合も、密閉された容器には入れないようにしてください。
カーペット以外のオキシクリーンの使い道
引用:オキシクリーン公式サイト
今回はカーペットや絨毯をオキシクリーンで掃除する方法を解説してきましたが、オキシクリーンはいろいろな掃除にも使える優れものなのです。
オキシクリーンを使った掃除方法をご紹介します。
フローリングの掃除方法
カーペットだけでなくフローリングの掃除もオキシクリーンでできますよ。
2度拭きが必要になりますが、汚れが簡単に落ちるのでおすすめです♪
- オキシクリーン・・・スプーン1杯くらい
- お湯・・・約10L
- バケツ
フローリングの掃除方法
オキシ溶液が濃いとワックスがはがれてしまう可能性があります。
フローリングのダメージが気になる場合は薄めに作るといいですよ。
バスタオルのオキシ漬け
バスタオルのニオイ、気になっていませんか?
体を拭くと皮脂が付きます。その皮脂がエサになり雑菌が発生します。
雑菌は普通の洗濯では死滅しないので、洗濯してもタオルのニオイが取れなくなってしまいます。
皮脂汚れは酸性なので、アルカリ性洗剤のオキシクリーンで落とすことができますよ!
- オキシクリーン・・・約30g
- お湯(40~60℃)・・・4L
- バケツなど浸けるもの(1枚ならシンクでもOK)
バスタオルのオキシ漬け
オキシクリーンは、衣類にも使用できる優れものです。
毎日使うバスタオルだからいつまでも綺麗にしておきたいですよね。
https://twitter.com/yuitan831/status/1060326800952193025?s=20
衣類におけるオキシクリーンの使い方について、このサイトにも詳しい記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください!
洗濯槽のオキシ漬け
洗濯槽もオキシクリーンのつけおきでキレイにすることができます。
塩素系漂白剤を使うよりもよく落ちますよ♪
- オキシクリーン(日本版)・・・お湯10Lにスプーン4杯
- お湯(40~60℃)・・・洗濯槽が満水になる量
- バケツ
- ゴミ取りネット
洗濯槽のオキシ漬け
途中でゴミが浮いてくるので、ネットで取るととても簡単に取れますよ。
洗濯槽専用の洗剤を購入しなくてもオキシクリーンだけですべての掃除が完了してしまいます。
ずっと気になってたオキシクリーンを、しばらく洗濯槽掃除をしてない洗濯機で試してみた
↓↓↓↓↓⚠️衝撃画像⚠️↓↓↓↓↓ pic.twitter.com/ODK6p7o2pU
— 弄ぶ側のでれすけ@RDR2の人 (@deresuke_ymd) October 21, 2019
洗濯槽の掃除におけるオキシクリーンの使い方についてはこちらの記事でも解説していますのでご参考にしてくださいね↓↓
茶渋汚れのオキシ漬け
オキシクリーンは食器にも使えるんですよ!
塩素系漂白剤(ハイターなど)のニオイが苦手な方にもおすすめです。
シンクにお湯をためて漬けるとシンクもキレイになって便利ですよ。
- オキシクリーン・・・お湯4Lにつきスプーン1杯
- お湯(40~60℃)
茶渋の落とし方
ステンレスなどは変色する可能性があるので、使う前に目立たないところで試してから使うのがおすすめです。
昨日実家の台所でオキシ漬けしたんですけど、信じられないくらいの茶渋ついた急須もめちゃ綺麗になるし、なによりその場にいた親戚から称賛の声が上がり、私の株がぶち上がったので、お盆に親戚の家に行くという方、オキシクリーン持参してオキシ漬けのパフォーマンスするのめちゃくちゃおすすめです。 pic.twitter.com/YJlMD9Zmbc
— YOURMYSTAR STYLE (@_RELIVERS_) August 16, 2019
エリ汚れをオキシクリーンで落とす
エリについてしまった皮脂汚れやニオイは便利なジェルタイプのオキシクリーンを使うのがおすすめです。
汚れに直接塗ることができるので、手を汚さずに洗浄成分をしっかりしみこませることができます。
密着ジェルで汚れやニオイをしっかり取ってくれます。
引用:楽天公式サイト
- 青い部分を汚れに直接押し当てて、ジェルを出してこする
- 汚れがひどい場合、生地によくもみこんで5~10分おく
- 洗濯機で通常通りの洗濯をする
塗るだけなのでオキシ溶液を作る手間もなく簡単です。
色柄物にも使えるので使う服を選ばないのが嬉しいですよね。
ゴシゴシこする必要がないので、汚れたワイシャツをみて憂鬱な気分にならずあっという間にきれいにできますよ♪
皮脂汚れ以外にも、食べこぼしや泥汚れなどの汚れ落としに使っている方も多いんです。口コミをご紹介します↓↓
色々試した襟汚れ。こちらでとてもきれいに落ちます。もう、ほかのものは使えません。塗って時間をおいて、こちらの粉末タイプも入れて洗濯すると、真っ白です。手間いらずで助かります。
園児の泥汚れや絵の具などの汚れ、食べこぼしも、ワイシャツの襟袖なども、これでゴシゴシして、お湯を使って余洗いするだけで、凄くキレイになるのでリピばかりです。
襟裏や袖口などの皮脂汚れ、スポーツウェアや靴下の泥汚れ、食べこぼしや血液のシミにも、ジェルを塗ってしばらくなじませたあと、普通にお洗濯するだけで大抵きれいに落ちます。
もみ洗いしなくていいので生地へのダメージが少なく済み、時間の経ったシミやガンコな汚れは軽く揉んでから洗ったり、1晩置いたり、一度で落ちない場合は何度か繰り返すときれいになるので手放せません。
引用:楽天公式サイト
まとめ
- カーペットは見えない汚れが蓄積されている可能性がある
- 表面的な汚れは掃除機で掃除できるが、見えない汚れはオキシ漬けで一発で綺麗にすることができる
- オキシ漬けのポイントは、「お湯を使うこと」「しっかり溶液を混ぜる」「漬け置き時間は最大6時間」「水で溶液をしっかり落とす」
- カーペットの小さな汚れだけを掃除したい場合は、オキシ漬けではなくシミ抜きで掃除ができる
- オキシクリーンを使用してはいけない素材があるので、オキシクリーンを使用する前にしっかり確認する
- オキシクリーンはカーペットや絨毯の掃除以外にも様々な使い道がある
カーペットのオキシ漬けは、月に1回程度行うと、綺麗な状態を保つことができます。
ぜひこまめにオキシ漬けやシミ抜きで掃除してみてくださいね。
オキシクリーンの関連記事はこちらからご覧いただけます。
オキシクリーンを使ったオキシ漬けが人気ですよね。
今回はカーペットのオキシ漬け方法をご紹介します♪
とってもきれいになるのでおすすめですよ(^^)