帰宅後に手を洗うのが習慣な方が多いと思います。
しかし、、
「ハンドソープで本当に除菌できているの?」
「ハンドソープで消毒ができるの?」
と疑問を抱いている方がいるのではないでしょうか。
ハンドソープの除菌・消毒効果はどのぐらいのものか知っておきたいですよね。
目次
ハンドソープの除菌効果
感染症が流行っており、今は除菌や消毒ワードが生活の1部になっていますよね。
毎年インフルエンザが流行る時期に、普段より手洗いうがいを徹底している方が多いと思います。
手洗いうがいの他にも、消毒液や除菌液などの対策グッズを使用していますよね。
しかし、商品によって「殺菌」や「抗菌」など使われるワードが様々で、正直どのような効果が得られるのか分からずに使用していませんか?
そこで、そもそもの除菌やその他の抗菌や殺菌の意味をご紹介したいと思います。
そもそも”除菌”ってなに?
「除菌」は文字通り、菌を取り除くことをいいます。
医薬品や医薬部外品以外では殺菌という言葉を使用することができません。
よって、殺菌することも除菌に含まれますがそれ以外は”除菌”を使用します。
製品の例としては、食器用洗剤や洗濯洗剤、アルコールスプレーなどがあります。
また、殺菌や除菌などの言葉の意味は大きく2つに分けることができます。
- 菌を殺す効果があるもの
- 菌を殺すことはできないが繁殖を抑える効果があるもの
菌を殺すことを殺菌といい、繁殖を抑えることを繁殖抑制といいます。
除菌は後者の中に含まれる言葉ですね。
”菌の繁殖を抑えることができる”ということがポイントよ♪
ハンドソープの除菌効果は抜群
最近では、除菌という言葉を使用している商品を見かけることが多くなりました。
「手からの感染を防ぐ」ということに対して、ハンドソープの効果は抜群です。
- ハンドソープや固形石鹸での手洗いでほとんど除菌できる
- 爪の間など細かい部分も洗うことで除菌効果は上がる
- 古い角質などの手の汚れも一緒に洗い流せる
実は、手洗いをするだけで95%のウイルスや菌を取り除くことができるといわれています。
また、ハンドソープに限らず固形石鹸でも同じく除菌することができます。
手からの感染を防ぐためには、薬品を使用して殺菌するよりも手洗いで除菌する方が良いです。
正しい手の洗い方は後ほど詳しく説明します♪
ハンドソープの消毒効果
上記で説明したように、ハンドソープには除菌効果があることは分かりました。
「除菌効果はあっても消毒効果は無いんじゃない?」
と、疑問を持つ方も多いと思います。
ここでは、そもそもの消毒の意味とハンドソープの消毒効果について紹介します。
そもそも”消毒”ってなに?
菌を殺す(殺菌) | 菌を殺さない | |
---|---|---|
滅菌 | 完全に殺す | _ |
消毒 | ある程度殺す | _ |
抗菌 | _ | 繁殖を防ぐ |
除菌 | _ | 取り除く |
上記で説明したように除菌や消毒、抗菌などは大きく2つに分けることができます。
消毒は、菌を殺す効果があり滅菌と同じ分類に分けることができます。
殺菌には消毒と滅菌が入りますが、殺菌効果は違ってきます。
滅菌に比べ、消毒はある程度の菌を殺す効果があります。
- 病原性のある細菌がターゲット
- 感染症を防げる程度まで病原菌を殺す
消毒に対して、「滅菌」は病原性の有無問わず全ての微生物を殺すことをいいます。
強い薬品などを使用し、完全に微生物を死滅させます。
手洗いは消毒用ハンドソープじゃなくても良い?
上記で説明したように、抗菌効果のない石鹸でも95%除菌することができます。
「それじゃ、消毒効果がある商品は更に効果があるの?」
「消毒効果が無いハンドソープでも良いんじゃない?」
と疑問に思う方はきっといると思います。
ご家庭で毎日使用するハンドソープに殺菌効果は無くても良いと言われています。
- 除菌が最大の目的(手洗いでほとんどの菌を落とすことができる)
- ハンドソープの種類よりも洗い方が最も重要
- 手洗いだけでは完全なウイルス対策はできない
- 殺菌効果がある商品は肌に刺激がある
抗菌作用の有無はあまり関係がなく、正しい手洗い方法で高い除菌効果が得られます。
殺菌効果があるものだと、少なからず肌への刺激が懸念されます。
手洗い以外にも、家庭内でよく触るドアノブなども消毒しなければ手洗いの意味がありません。
正しい手洗いこそが1番の除菌?
ハンドソープの除菌・消毒効果について説明してきました。
その中でも最も重要なことが”正しいての洗い方を徹底する”ことでした。
ここでは、正しい手の洗い方を紹介したいと思います。
ハンドソープの種類は関係ない?
手洗いすることでほとんどの菌を取り除くことができます。
よって、消毒や除菌効果のあるハンドソープじゃなくて良いのです。
これは衝撃的な事実かもしれませんが、研究でそのような結果が出ています。
この画像を見て分かる通り、入念に手洗いをすることで菌を数個レベルまで減らすことができます。
1分間って少し長く感じるけど、除菌できるならちゃんとしなくちゃね。
正しい手の洗い方
上記では揉み洗いなど比較的簡単な約1分間の手洗い方法をご紹介しました。
こちらでは、更に細かい手の洗い方をご紹介したいと思います。
意外と知らない方が多いので、家族や友人たちと一緒に実践しましょう。
- 手を濡らした後石鹸をつけて、手のひらをこする
- 手の甲を伸ばすようにこする
- 指先・爪の間を入念にこする
- 指の間を洗う
- 親指と手のひらをねじり洗いする
- 最後に手首を洗う
洗った後は、清潔なタオルやペーパータオルで拭きましょう。
拭き取るタオルまでが手洗いだと頭に入れておきましょう。
毎日使って菌が付いたタオルでは意味がないです。
タオルは定期的に洗濯し、清潔に保っておきましょう!
帰宅後や調理の前後など、この手の洗い方を実践しましょう。
外出先では電車のつり革や現金、エレベーターのボタンなど様々なものに触れていますよね。
外出後は特に手洗いを念入れにした方が良いです。
おすすめハンドソープ3選
抗菌力が無いハンドソープでも良いということはよく分かったと思います。
しかし商品の週類はとても多く、どれを購入するか迷いますよね。
肌が弱い方であったり、お子さんがいる家庭では優しい成分の商品が良いですよね。
そこで、洗浄力や肌へ低刺激なおすすめのハンドソープをご紹介します。
キュレル 泡ハンドウォッシュ
まず1つ目に、化粧品やボディソープなど幅広いシリーズもあるキュレルのハンドソープです。
専門家の方も絶賛の商品です。キュレルの良い点を挙げてみます。
- 肌への刺激が少ない
- 薬品用の香りが残らない
- 殺菌消毒成分配合(医薬部外品)
キュレルは、大きくこの3つの点が優れておりとてもおすすめできる商品です。
なんといっても肌への刺激が低いので、手荒れが気になる方には是非使ってほしい商品です。
アミノ酸系の界面活性剤のみを使用していて、肌荒れを防いでくれるグリチルリチン酸2kという成分も配合されています。
グリチルリチン酸2kは、スキンケア成分に含まれるので手に使用しても心配はないですね。
殺菌成分が配合されていてかつ肌にも優しいので、子供も大人も安心して使用できます。
ご家庭で、子供から大人まで安心して使用することができます。
メーカー小売希望価格を設定しておらず、価格変動が激しいです。
適切なお値段を知っておきましょう。
ミューズ 泡ハンドソープキッチン用
ミューズといえば、赤のパッケージの固形石鹸が有名ですよね。
キュレルには届きませんが、低刺激で肌に優しい商品です。
ミューズ泡ハンドソープキッチン用はなんといっても洗浄力が高いです。
- 殺菌成分配合(医薬部外品)
- 保湿成分ヒアルロン酸などが配合されており肌に低刺激
- 石鹸のニオイが残らない
大きくこれら3つが、おすすめできるポイントです。
ビタミンC誘導体やヒアルロン酸が配合されていてとても肌に優しいです。
また、殺菌成分も配合されているので除菌力も高く信頼できる商品です。
ミューズの泡ハンドソープは、他にも3つラインナップがあります。
その中でもキッチン用は唯一医薬部外品であり、ニオイも残らない商品です。
手洗いにはもちろん、お料理最中にもとてもおすすめです!
キレイキレイ 薬用キッチン泡ハンドソープ
3つ目は、ハンドソープでは人気があるキレイキレイの薬用キッチン泡ハンドソープです。
おすすめの点をご紹介します。
- 洗浄力が高い(医薬部外品)
- 手に香りが残らない
- 抗菌ポンプヘッドを採用
洗浄力が高さとニオイ残りがしない2つの点が特に優れています。
100%植物性洗浄成分を使用しているため、もちろん肌に優しい成分です。
また、ハンドソープ市場初の抗菌ポンプヘッドを採用しています。
まとめ
- 除菌は菌を取り除くことで、消毒は殺菌効果があることをいう
- ハンドソープを使って正しい手洗いをするだけでほとんど菌を無くせる
- ハンドソープの成分にこだわらず、正しい手洗いをすることが重要
- 肌が弱い方は低刺激のキュレルやミューズの使用がおすすめ
いかがだったでしょうか。今回はハンドソープの除菌・消毒効果についてご紹介しました。
正しい手洗いをし、感染症から家族やご自身を守りましょう。
おすすめのハンドソープも是非使用してもてください♪
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今回はハンドソープの除菌・消毒効果や、除菌・消毒方法についてご紹介します(^ ^)