こまめなお手入れが大切な、キッチンの汚れ掃除。
時間が経つと汚れがこびりついて落ちにくくなるうえに、そのまま放置してしまうと臭いを発するようになります。
できれば簡単に終わらせたいキッチンのお掃除に便利なのが、スプレータイプの洗剤です。
スプレーなら汚れに吹き付けるだけでみるみるうちに落ちやすくなるので、日々のお掃除もラクラク!!
そこで今回は、スプレーを使ったキッチンのお掃除方法を、汚れ別にご紹介していきます。
目次
市販のスプレーでキッチンの汚れを落とす!!
キッチンの汚れ掃除でメジャーなスプレーを、3つほど挙げてみました。
- マジックリン
- キッチン泡ハイター
- カビキラーキッチン用
マジックリンは「油汚れ」に最適
引用:Amazon公式サイト
花王の「マジックリン」シリーズは非常に有名ですね。
お風呂や住居用のほか、キッチン専用の商品が販売されています。
特長:キッチンの油汚れに特化。除菌も可能!!
おすすめの場所:コンロ、グリル、換気扇
使えない場所:家具、畳、水がしみこむもの、自動車
使い方:汚れに吹き付けて水で拭き取る(ひどい汚れと除菌のときは5分待つ)
メジャーながらかなり強力なので、拭き取りの際はゴム手袋を使うと手荒れを防げます。
YouTubeで使用イメージのCMが公開されていました。
使えない場所は主に「キッチン以外の部分」なので、神経質になることはないでしょう。
キッチン泡ハイターは「除菌」から「消臭」まで多彩な用途
引用:Amazon公式サイト
キッチンハイターも花王から販売されており、スプレータイプもあります。
こちらは雑菌の繁殖したまな板や三角コーナー、排水溝の掃除に便利。
イヤ〜なぬめりを除去する際にも有効です。
特長:雑菌やぬめり汚れの漂白がメインで、除菌と消臭もできる優れもの
おすすめの場所:キッチン用品全般(食器も可能)
使えない場所:漆器、天然石、水洗いできない場所、塩素系不可と注意のあるもの
使い方:汚れに吹き付けて30秒以上洗い流す(除菌・消臭は20秒、漂白は5分待つ)
換気扇を回すなど、必ず換気するようにしてください。
またとても強力なので、事前に「使用上の注意」を読んでおきましょう。
カビキラーキッチン用はその名のとおり「カビ防止」が得意
引用:Amazon公式サイト
カビキラーはジョンソン株式会社の商品で、お風呂のほうが有名でしょうか。
キッチン用のカビキラーも販売されています。
特長:カビの発生を防ぐ
おすすめの場所:キッチン用品全般(食器も可能)
注意:塩素系漂白剤と混ざると有害なガスが発生するので併用しない
使い方:カビの気になる場所に吹き付けるのみ、二度吹き・洗い流し不要!!
こちらは汚れ落としというより、汚れがつかないようにするための商品です。
雑菌やぬめりなどの汚れに対してとても効果的。
100%食品・食品添加物原料のため、食器に直接スプレーすることもできます。
ただしアルコールを使用しているため、手荒れをされる方はゴム手袋必須です。
手作りのスプレーも効果的!!
実はキッチンの汚れを落とすスプレーは、自宅で手作りすることもできちゃいます!!
手作りスプレーのメリットとデメリット
- 商品は人気で在庫が左右されるのに対し、(材料が)売り切れることが少ない
- 材料がはっきりしているので安心して使用できる
- 安価で大量に作ることができる
- 人によっては作るのがちょっと手間に感じられるかも?
デメリットはほとんどありません。手間なようで意外と簡単なのが手作りスプレーの魅力です。
今回はキッチンの手作りスプレーとして代表的な「重曹スプレー」と「セスキスプレー」を紹介します。
重曹スプレー
水に溶かすとアルカリ性を示す重曹は、酸性である油汚れを落としやすいという特長があります。
また重曹は自然界の成分で身体に害がないため、安心してスプレーすることができるんです。
- 100均のスプレーボトル
- 重曹(ドラッグストアで売っていますよ!!)
- 計量カップ、軽量スプーン
作り方はとっても簡単。水200mlに重曹小さじ2杯を混ぜるだけです。
アロマオイルを数滴加えると、洗剤とは違ういい香りがしますよ!!
使い方も楽ちんで、気になる場所にスプレーして拭き取るだけです。
テーブルの皮脂汚れにも使えるので、とっても便利!!
セスキ炭酸スプレー
「セスキ」とは「セスキ炭酸ソーダ」という白い粉末のことです。重曹と同じですね。
やはり水に溶かすとアルカリ性を示し、重曹よりも油汚れを落とす効果が強いといわれています。
またセスキ炭酸ソーダも自然界の成分です。身体に害はありません。
- 100均のスプレーボトル
- セスキ炭酸ソーダ(こちらもドラッグストアで売っていますよ!!)
- 計量カップ、軽量スプーン
こちらも作り方は重曹とほぼ同じ。水100mlにセスキ炭酸ソーダ1gを混ぜるだけです。
粉を多めに入れると効果が強くなります。
こちらも油汚れを落とすのに最適。たくさん作れるので、量を気にせず多めにスプレーしても大丈夫です!!
重曹スプレーとセスキ炭酸スプレーの違い
重曹もセスキ炭酸ソーダも、化学薬品を使わないことからナチュラル派のみなさんに大人気。
「セスキ炭酸ソーダのほうが油汚れを落としやすい」とお伝えしましたが、その他のポイントもまとめますね。
- (もし研磨剤で使うのなら)重曹には研磨力があり、セスキ炭酸ソーダにはない
- スプレーを作る際、セスキ炭酸ソーダのほうが水に溶けやすい
- セスキ炭酸ソーダはアルカリ性が強く、手荒れしやすい
スプレーにするのならセスキ炭酸ソーダに軍配かもしれません。
汚れた部分をゴシゴシ擦りたいときは重曹が便利ですね。
ちなみにセスキ炭酸スプレーは市販もされていますが、自作したほうが断然おトクです。
ライフハック!
セスキ液をスプレーで買ったら400円弱、粉のセスキ炭酸ソーダを水に溶かせば4円? pic.twitter.com/9gRzXELhRC— ノブチュウ@ルアー専門inタイ国 (@TAU94) December 30, 2018
まとめ
- キッチン汚れのスプレーは汚れの種類と汚れた場所によって変えること
- 市販されているものは用途によって使い分ける
- 油汚れを落とすには手作りスプレーも便利でおトク
- 重曹はどちらかといえば擦る用、セスキ炭酸スプレーがおすすめ
一口にキッチン用汚れ落としスプレーといっても、種類が豊富で使い分けが必要だったりします。
また市販のスプレーは注意事項も多いので、必ず目を通すようにしてください。
油汚れ対策であれば、手作りをされるのもおすすめです。
スプレーを活用して汚れ落としを楽ちんに、そしておトクにしちゃいましょう!!
キッチンをもっと簡単にキレイにしたいという方はこちらを参考にしてみてくださいね。↓↓